映画・テレビ

『パパとムスメの7日間』最後の日▽・w・▽

無事最終回を迎えた

『パパとムスメの7日間』

最高でした。

パパ恭一郎とムスメ小梅の2人は、元通りの人格と身体に戻ることが出来ました。

そして、2人がそれぞれに抱える問題にもきちんと結末をつけることが出来ました。

中身小梅を演じる舘さんと、中身パパを演じるガッキーがそれぞれに素晴らしく、すっかり見慣れてしまったので、元に戻った2人の方に違和感を感じてしまうかも、なんて勝手に心配してたんですが、杞憂に終わりました。

元に戻ったパパ恭一郎はかっこよく、元に戻ったムスメ小梅はパパへのツンデレぶりが可愛いらしく、見ているこちらは顔がにやけっぱなし…

連続ドラマの最終回というのは難しいものです。

最終回までに張り巡らされた伏線をきっちりと回収しなければいけないし、数ヶ月にも渡って視聴者が感情移入してきた登場人物たちの関係にもきちんと結末をつけなければいけません。

この『パパとムスメ~』の最終回、伏線の回収の仕方がまず見事でした。

メインテーマであるパパとムスメの人格の入れ替わり、については早い段階で元に戻します。

それによって、元の日常に戻ってからの2人の関係をしっかりと描くことが出来ました。

パパの仕事は成功に終わり、小梅の恋は健太先輩からの告白によって順調にスタートを切ります。

原作では最後、ある意味モンスターを化す西野和香子も、やや思い込みの激しい女性という以上には描かれず、新たな恋も始まってまずはめでたし。

押しが強くてやや鬱陶しい役柄だった小梅の親友りっちゃんとのエピソードも、心温まる結末を迎えます。

川原家に押しかけてきたりっちゃん父娘と川原父娘の会話は、人格の入れ替わりを経なければありえなかった内容。

入れ替わっていた間にそれぞれの立場を経験したことによって、お互いを思いやるパパとムスメの姿は感動的です。

入れ替わりアイテムとして使われていた桃も、まさか元に戻った後にまで伝説があるとは予想外。
こういう使い方があったのか、とうれしい驚きでした。
佐々木スミ江さん扮するおばあちゃんは、やはり2人の入れ替わりに気づいていたようです。

悪役として登場した櫻木部長も、最後にはパパ川原恭一郎のプロジェクトリーダーとしての力量を認め、出世の後押しをしてくれました。

ストーリー上の伏線に誰もが納得のゆく結末をつけ、人間関係については絶対的な悪人を登場させないことで穏やかにまとめています。

ベタと言えばベタな終わり方なのかもしれません。

ドラマの中のありとあらゆるエピソードがハッピーエンドを迎えました。

でも、それぞれのハッピーエンドにはわざとらしさが無く、このドラマを最後まで観続けてきたものにはこれ以外にはありえない最高の結末になっていた、と思います。

物語には、それぞれの物語の初めから、そうあるべき結末、というものが存在するんじゃないか、と思っています。

それは誰にも、作者にさえねじ曲げることの出来ない物語自身が選んだ運命。

このドラマで言えば、パパとムスメは無事に元へ戻るべきだし、元に戻ったそれぞれの立場は、入れ替わる前よりも善きものになっているべきで、ハッピーエンド以外にはありえません。

変に物語を歪めることをせず、見事なハッピーエンドを見せてくれたドラマの製作スタッフには素直にお礼を言いたい気分です。

ありがとうございました、こんなに楽しいドラマを見せてもらって、と。

そして何より主演の2人の素晴らしい演技にも。

素人なので、演技の巧拙については語るべき言葉を持ちませんが、このドラマに関する限り、舘ひろしさんとガッキーというキャスティング、今となっては、他には考えられないほどのはまり方でした。

舘ひろしさんのコメディアンとしての弾けっぷりも見事なら、実質ドラマ初主演となる新垣結衣さんの可愛らしいことと言ったら。

女子高生を演じたり、オヤジっぽい仕草をするから面白かったり可愛く思えたりしたのも確かなんですが、元のパパとムスメの関係に戻ってから、ママを交えて描かれる日常の場面でも、この2人のコンビネーションの良さは変わりませんでした。

口もきかなかった入れ替わり前と較べて、ごく普通に朝の挨拶を交わし、小梅が失敗した弁当の料理を食べさせたり、軽く言い合いになったりする場面には本当に心が和まされました。

そんな2人を見るのも今週で最後。

続編やスペシャル化を望む声も多いようですが、このドラマに関する限りはこの最終回以上のものはないように思えます。

では、最後にドラマの公式サイトで紹介されているクランクアップ時における、舘ひろしさんの言葉を紹介して終わりたい、と思います。

「俺と結衣は、『あぶない刑事』以来、最強のコンビ」。

愛されてるね~ガッキー

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パパとムスメのハンサム日記~6日目▽・w・▽

今週の第6話目の放映も無事終わり、最終話を残すばかりになった

『パパとムスメの7日間』

いよいよ、心と身体が入れ替わったパパとムスメが、元に戻る瞬間、が近づいてきました。

前回も書いたように、世界陸上大阪大会中継を控えて、放映枠が全7回、とあらかじめ決められているために来週で最終回となります。

今週のストーリーは、最終回への橋渡しをするための重要なパート。

…なんですが、最終回へ向けて様々な伏線を張っておかなければならないせいか、ややバタバタと落ち着かない展開になっていたように思いました。

最終回では、この2人がどうやったら無事に元に戻れるのか、というだけでなく、2人が入れ替わっている間に起こったそれぞれの出来事にも決着をつけなければなりません。

パパ=中身小梅の発言で仕切りなおしとなったレインボードリームプロジェクトの成否



小梅の中身がパパである間にどんどん進展してきた健太先輩との恋の行方

が、パパとムスメ双方の抱える最重要課題。

さらに、川原家には、不倫妄想に捉われる、ブラック西野が襲来し、なぜか今週になって小梅の親友りっちゃんとの絶交問題までを抱え込むことになってしまいました。

そんなてんこ盛りの内容の中、伝説の桃の謎を明かし、それを探しに出かけるのですから、パパとムスメ、今週はいつもに増して大忙しでした。

そういえば伝説の桃、これまた以前この日記に書いたように、原作には登場しないアイテムです。

恭一郎と小梅は、地震による電車事故のショックで入れ替わり、ブラック西野に関連するある事件のショックによって元に戻ります。

そのままの方がシンプルで分かりやすかった、と思うのですが、まあ、「ブラック西野に関連する」事件、というのが、日曜9時からのホームドラマには、ややえげつないかな、という性質のものなんですね。

どうするのかな、と思っていたんですが、予告編を見る限りでは、伝説の桃がからむことで、もう少し穏やかな展開になっているようです。

元に戻った恭一郎と小梅は、本来の自分が抱える難題にどう立ち向かうのか。

可愛らしい舘ひろしさんや、親父くさい台詞が可憐なガッキーを見られるのもあとわずかです。

本編はもちろん、合間に流れる、ガッキーが出演しているサイダーのCMが、なんと『パパとムスメの7日間』最終回限定バージョンで放映されるそうですから、そちらもお見逃しなく▽・w・▽

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『山田太郎ものがたり』多部未華子さんを愛でるハンサム▽・w・▽

多部未華子さんファンにはたまらない展開になってきた

『山田太郎ものがたり』第6話。

このまま、太郎と隆子の恋愛がストーリの主軸となるのでしょうか。

今回のラストで、隆子が出演した映画の台詞をそのまま使って太郎に想いを告げるシーン。

肝心の太郎には、全く通じず、スルーされてしまいます。

告白した相手に、告白した、と気づかれていないのですから、振られたわけでもなんでもない、と思うのですが、ドラマの公式サイトの7話目あらすじを読むと、告白するも玉砕した隆子は…という扱いになっています。

来週、親友の中井正美=大塚ちひろ、の取り計らいもあって再度告白のチャンスをうかがうようですが、果たして…?

以前にも書いたように、このドラマのストーリー展開を巡っては賛否両論が入り乱れてまして、特に一番多いのが、原作のマンガではそれほど重要な役柄ではない池上隆子の活躍ぶり。

なぜ池上隆子にまつわるエピソードが、あれほどドラマの中心に据えられるのか。

もっと太郎や太郎の家族、親友御村を中心にしたストーリー展開にしてほしい、というのが、アンチ隆子派の人たちの主張なわけです。

たしかに、太郎を勝手に自分の妄想の主人公に仕立て上げ、太郎にまつわりついて空回りし続けるだけのキャラクター、というのであれば、あれほど隆子のエピソードに時間を割く必要はなかったでしょう。

しかし、6話目になって太郎と隆子の恋愛話がストーリーの主軸になる(ただし、わかりやすくは成就しないはずです)、ということがはっきりとしたことで、なぜあれほど隆子目線のストーリー展開になっていたか、に答えが出たのではないでしょうか。

このドラマは、誰に感情移入しながら観るべきなのか。

実はそのことが非常にあいまいなまま、ドラマはスタートしていました。

今時ありえないレベルの貧乏暮らしをしている太郎か?

華道の家元の跡取りとして、これまたありえないほど裕福な環境に恵まれた御村か?

いずれも、桁外れな貧富の差、というものがあって、観ていても共感しづらい部分がある主人公の2人です。

一見、太郎や太郎の家族のように、貧しくても毎日を幸せに生きることがテーマ、のように見えますが、たいていの人間は、太郎のようには貧しさを受け入れることが出来ません。

軽く裕福であること、が現代の主流となりつつあるこの状況の中で、貧しさに苦労はするものの、その事実をあるがままに受け入れる太郎やその家族の存在、はある意味異端ですらあります。

隆子の家庭は、太郎ほど桁外れに貧しくは無く、御村のように桁外れに裕福でもありません。

池上隆子というキャラクターは、視聴者目線でストーリーを展開するための狂言回しとして設定されている、という風に考えるのが自然なような気がします。

狂言回し、というのは、文字通り古典芸能である狂言の世界から生まれた言葉です。

我らがネット辞書『ウィキペディア』によりますと、

物語のほぼ全般に渡って、物語の進行に重要な役割を果たすキーパーソンのこと。

という説明になっています。

主人公ではない場合が多いが~主役以上に印象に残る役柄であることが多い、という説明もあって、これってまさに、ドラマ『山田太郎ものがたり』における池上隆子ですよね。

ただ、はじめのうち隆子は、妄想が激しすぎてとても視聴者の共感を呼べるようなキャラクターではありませんでした。

隆子を演じる女優が、多部未華子さんでなかったなら、批判の舌鋒はもっともっと鋭く、毒を含んだものになっていたでしょう。

さて、ここからは多部未華子さん礼賛になりますが(長いな前置きが、ビックリするわ)、6話目における隆子役は今まで以上に素晴らしいものでした。

自分自身の中にある太郎への感情を持て余し、整理することさえ出来ずに感情をアップダウンさせていまう隆子、というキャラクターを多部さん以上に巧みに演じられる女優っていないんじゃないか、とすら感じてしまいました。

御村から太郎が恋に落ちたかもしれない、と聞かされる場面。

「恋?」

と、驚いた後

「あ、あたしには関係の無いことだから」

という短い台詞の間に見せる驚くべきほどの多彩な表情。

興味が無いなら、と立ち去ろうとする御村を素早く、間を空けずに

「ちょっと待って」

と、引き止める時の、棒でも呑んだようなぎこちない動き。

興味がないくせに、なんでそんなことを聞いてくるんだ、という御村のツッコミに

「聞いただけ」

と低く息だけの声で答え、やがて高笑いしながら立ち去るまでの演技。

完璧。

完の璧でした。

分かりやすすぎてわざとらしい、と感じた方もいるでしょう。

もちろん隆子は、思いっ切り、分かりやすく、自分の本当の気持ちを誤魔化しているわけですから、わざとらしく、うそ臭く感じて正解なんです。

正直に言うと、はじめのうち、妄想爆発だった頃の隆子役って、今までの多部さんの演じてきたどの役柄とも違うハイテンションで、声も今まで聞き慣れてきた中性的なものよりもかなり高い音域を意図的に使っていて、違和感があったんです。

でも、さすがに多部未華子さん。

4話目までの妄想キャラが落ち着いた5話以降の演技で、隆子役を自分の得意とする領域まで引き寄せてしまいました。

公式サイトによる動画インタビューによると、隆子役の印象を聞かれて

「とにかく、妄想ですね。すさまじい…」

と、答えていますから、かなり戸惑いもあったんじゃないでしょうか。

その隆子役を、自分の理想と環境のギャップに戸惑い、自分の中の恋愛感情すら他人からのフォローがなければ自覚出来ない不器用ながらに多感な少女、として見事に演じきってくれています。

これからも池上隆子=多部未華子さんの活躍を楽しみに、

『山田太郎ものがたり』

を見続けたい、と思ってます。

それにしても御村の言う第三段階って何▽・w・▽?

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パパとムスメのハンサム日記~5日目▽・w・▽

今週も面白かった

『パパとムスメの7日間』

視聴率が16.7%を記録して、ドラマ週間視聴率で1位を獲得しましたチャペル

フジテレビの月9 『ファーストキス』 15.8%、火9 『花ざかりの君たちへ』 15.3%や、同じTBSの金10 『山田太郎ものがたり』 15.4%、日テレの水10 『ホタルノヒカリ』 13.4%、といった人気ドラマブランドを接戦ながら押さえ込んでの週間視聴率1位。

これは快挙といっていい、と思います。

先週は選挙で放映が休みになり、昨日の放送はバレーボール中継が延長されたために30分遅れの開始、という悪条件。

それをフォローするためもあってか、日曜の昼間に総集編が放映されたのですが、これが大当たりしました。

思えば、そもそも放映回数自体が、世界陸上の中継の影響を受けて全7回の変則シフト。

さらに、今週、来週、再来週と続けてバレーボール中継のために放送時間延長の危険を抱えたままとなる、不幸な生い立ちを背負ったドラマなんですね。

一話目を観て、名女優舘ひろしの魅力に取りつかれてしまい、さらに新垣結衣さんの可憐な表情と声にメロメロになってしまったおっさんとしては、ようやくこのドラマの面白さが大勢の人に伝わったか…と感慨もひとしおであります。

今週放映された第5話目は、笑いの部分と感動の部分のバランスが良く、パパとムスメが2人そろって、元の状態への復帰を強く望む意志を持ち始める重要なストーリー展開。

2ちゃんのドラマ版でもほぼ絶賛といって良い評価を受けています。

今週放映されたストーリーの山場は、

小梅= (実は) パパ=新垣結衣の成績悪化を心配する 「アルパチ」 両角先生発案による三者面談

西野さんとの不倫を疑うママ=麻生佑未の疑惑に追い詰められるパパ= (実は) 小梅=舘ひろし

小梅=パパに頼まれて、ママへプロポーズ記念のプレゼント 「ストロベリーフィールド」 を渡すパパ=小梅

プレゼントを渡し、思い出を語り合うことによってパパとママの和解が成立

お嬢様社員による 「レインボードリーム」 の販路確保

健太先輩に、彼女の特権として渡せるミサンガを編むパパ=小梅

何気に小梅にミサンガをおねだりする健太先輩と、パパ=小梅&小梅=パパ連合による窓越しのメール交換、そして携帯をライト代わりにして、直接自分で手を振るパパ=小梅

入れ替わりアイテム 「伝説の桃」 の再登場

本来の自分の居場所、身体に戻りたいと決意を固めるパパとムスメ

パパの不在をねらって家庭へ乗り込んできた、ブラック西野

と盛りだくさんの内容でした。

小ギャグを散りばめた三者面談や、その後すねてしまったパパ= (実は) 小梅を小梅= (実は) パパがなだめすかせる場面で笑わせ、ママとの思い出話や、大好きな健太先輩と窓越しで、メールを通じてしか話せない小梅のモノローグ、でジーンとさせるという演出のバランス配置も素晴らしい、と思いました。

今期のドラマには、優れた作品が多い、と思うのですが、この 『パパムス』 が一番好きです。

残すところ後2回の放送で、2人が無事元の身体へ、パパとムスメ本来の居場所へ戻れるのか。

気になるその鍵を握るのは、「伝説の桃」 にプラス、ブラック…

女ってきょわい…▽-w-▽

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アホ宮ホタルとハンサム日記▽・w・▽

大事なデートハート達(複数ハート)の時間に、ビールを飲んでビールなごんでる場合かーーー!!

アホ宮こと、雨宮蛍=綾瀬はるかのおバカぶりに観るもの全員が突っ込みを入れた

『ホタルノヒカリ』第4話。

初回放送を観て、これはイマイチかも…と、書いたことなど忘れ、今や毎週の放映が楽しみになっているドラマです。

高野部長=藤木直人も、公私ともに蛍をあたたかく見守る保護者、として、いい味を出してきました。

几帳面で口うるさいけど、基本的には優しくて、几帳面だけに細かい配慮も出来る、いい人。

第4話の最後には、蛍のために彼女が好きな銘柄のビールを買い足して

「祝 初デート」

なんてメッセージまで書いたりして、おいしいところをかっさらっています(ツッコミ役としては相変わらず弱いですけど)。

そして、このドラマで蛍が恋する相手、手嶋マコトを演じている加藤和樹さん。

コメントをつけられる動画サイトニ○○コでも、大人気です。

この人も特撮ヒーロー物出身(ジュノンボーイコンテスト出身者でもある)で、

『仮面ライダーカブト』

では仮面ライダードレイク役。

○コニ○で『ホタルノヒカリ』の動画を観ている時でも、この人が出てくるといっせいに

「ドレイクキタ━ヾ( ゚д)ノ゛ヾ(゚д゚)ノ゛ヾ(д゚ )ノ゛━━!! 」

と大騒ぎになるほどの大人気で、正直まったく知らなかった役者さんなので意外でした。

原作のマコトはもう少しやわらかいイメージで、恋愛に関してはやや天然。

原作での蛍とマコトは、割と早い時期から付き合い始めます。

でも、部長と同居生活を送る蛍は、当然そのことをマコトには告げられないし、もちろん家へ招くこともできません。

マコトはそのことに多少物足りなさを感じるものの、さして不審に思うこともなく、ほんわかと蛍との愛を深めていきます。

結構ポジティブな原作のマコトと、かなりネガティブなところのあるドラマのマコト。

原作とドラマのキャラクターの違い、をあげていけばキリがないのですが、このマコトのキャラクターの違い、というのは蛍との恋愛に関して重要な要素となるので気になるところです。

4話の最後では、ついに勝手に恋にピリオドを打ってしまったマコト。

どうやら二人の関係がうまくいくかどうか、は蛍の努力に頼るしかなくなったようです。

その蛍もあのおバカぶりでは…

高野部長の別居中の妻から、交際中に出した手紙が送り返されてきたエピソードで、高野部長が妻を忘れるために手紙を燃やそうとする場面、バケツの中の火を消そうとしてタオルケットであおるだけだったり、水の代わりにビールをかけたり、空のバケツを持ってきたり、とツッコミどころ満載のボケっぷり。

せっかく徹夜して作成したマコトのための資料を自分では渡せなかったり、大事なデートを、ビールを飲む、という自分へのご褒美にかまけて忘れてしまったり、と恋愛方面に関しては、新生児以下のレベル。

アホ宮と呼んでください、と高野部長に告げたシーン以来、自分の中でもアホ宮確定なんですが、あのおバカぶりはただ事ではありません。

でも、その不器用さや、恋愛に関して臆病なところも、アホ、いや、雨宮蛍、という女性の魅力なんですね。

感情が素直に表に出るタイプで、それが陰性ではない、というのもいいところです。

だからこそ、几帳面でだらしの無いことが嫌いな高野部長も、自分の行動規範に反する私生活への干渉(恋愛への後押しや、自分と妻との関係を蛍に語るなど)までしてしまうわけで、高野部長自身も蛍との生活の中で変化しつつあります。

不本意な結果、として始まった2人の同居生活は、今のところ、2人を共により良い方向へと導いているようです。

あの縁側で過ごす時間と、その場で交わされる何気ない会話が、2人にとって段々かけがえの無いもの、へと育ちつつある『ホタルノヒカリ』。

次回のエピソードでも、高野部長の後押しで、終わったかに見えた蛍とマコトの関係もうまくいきそうな雰囲気です。

ミスター“いい人”高野部長=藤木直人さんの活躍に期待しましょう▽・w・▽ノ

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池上隆子論争とハンサム日記▽・w・▽

『山田太郎ものがたり』

ようやく第二話、第三話を観ました。

そして、一話目を観てから原作の漫画の方も第六巻まで読んでみて、ドラマと漫画では、元から目指すものがちがっているんだ、ということに気づきました。

ドラマの方は、貧しさに負けないで、けなげに日々を送る主人公一家の感動物語、という雰囲気ですが、原作は、貧しさをネタにしたギャグ漫画。

原作の山田一家は、貧しさをものともしないたくましいキャラクターで、彼らの発想や行動そのものが笑いに結びつくことなります。

太郎の学校のウサギ小屋から餌であるにんじんを拝借したり、赤犬を非常時用の食料として飼っていたり…

とにかく「生きる」ということに対してたくましい一家なんですね。

太郎を筆頭に、自分たちの可愛らしさや魅力も充分に自覚していて、目的を達するためには、それを利用するしたたかさも持っています。

そんな彼らの行動は、時にブラックな方向に走り出したりもして、テレビでは表現しにくいのかもしれません。

対して、ドラマの山田一家は、家族全員がピュアなキャラクターで、動物を見て、おいしそう、と感じる野性味はありません。

ドラマでは、山田一家が、ある意味普通の人格であるために、彼らの行動が笑いに結びつくこともありません。

かわりにその役割を一身に担うことになったのが、多部未華子さん扮する池上隆子という妄想キャラで、実はこの隆子のキャラをめぐってドラマ愛好者の間に論争が起こりつつあるんです。

その論争を簡単にまとめると、これじゃ、 『山田太郎ものがたり』 じゃなくて 『池上隆子ものがたり』 じゃん、といった感じでしょうか。

池上隆子、という太郎の同級生、以前にも少し書きましたが原作の中ではそれほど重要な役割ではありません。

コミックスの第一巻で登場し、かってに太郎を自分の王子様に仕立て上げ、彼と結ばれることによって玉の輿に乗ることをもくろむ、という点ではドラマと一緒。

でも、太郎が貧乏だと知った途端に太郎への想いを振り切り、他のお坊ちゃまに乗り換えてしまい、その後は、漫画の中の時間にして約一年間忘れ去られます。

ドラマの方は、時間配分を大まかに分けると、山田一家のパート、家族のために頑張る太郎のパート、そして池上隆子のパートの三つに分けられています。

一話分のエピソードの内、三分の一近くが隆子のために、というか、隆子の妄想のために費やされているんですね。

これはつまり単独キャラの出演部分として、主人公である山田太郎と同配分、ということになります。

ドラマ版池上隆子がいかに重く扱われているか、がよく分かります。

多部さん目当てでこのドラマを観ている自分のような人も多いでしょうし、実は、毎度おなじみ2ちゃんドラマスレでも、隆子批判をする人の多くが

「中の人 (その役を演じている役者のこと) は、頑張ってると思うんだけど、隆子というキャラクターはでしゃばり過ぎ」

と書き込んでいるんですね。

隆子批判、というのは、ほぼ脚本家や演出、製作者への批判と重なり、それと反比例するように、多部さんに対する評価は高いんです。

女優としての多部未華子、は評価しつつも、隆子の妄想シーンに時間を使いすぎて、原作にある太郎を中心とした面白いエピソードが犠牲になってるんじゃないか、というのが批判の核を成す部分のように感じました。

自分も多部さんがこのドラマに出演する、と知った時には、これほど前面に出てくる役とは予想もしていませんでした。

主人公に想いを寄せるも、恋がかなわないまま終わる影のうすい役柄じゃないか、と勝手に思っていました。

なんたって、ほぼドラマ初出演なんですから。

でも、実際に放映されたドラマを観ると

妄想から、現実に引き戻されたときの表情の切り替え

太郎のそばにいる時の幸せそうな表情

妄想を抑えきれずに走り出す時の切れの良さ

自宅で家族を相手に会話する場面の自然さ

と、アンチ隆子の人たちでさえ認める演技力がさっそく発揮されていて、ファンの一人としてはうれしい限りです。

太郎をほのぼのキャラのままにする限りは、そのイメージを崩す、貧乏を笑い飛ばすような無茶はさせられないでしょうから、このまま隆子の妄想 (三話の時点で太郎の貧乏はバレてしまいましたが) を突っ走らせるのも面白いかな、と思えてきました。

『山田太郎ものがたり』 でも 『池上隆子ものがたり』 でも、多部さんが出るなら見続ける価値はある▽・w・▽!

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花ざかりのイケメンハンサム日記▽・w・▽

録画しておいた

『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』

第4話を観ました。

瑞希の想いに応えようと、人知れず復活の準備を始めていた佐野の姿、思わずジーンと来ちゃいました。

さらに、中津に指差されて後ろを振り返った佐野の視線の先には、ちょこんっと映る涙ぐんだ瑞希の顔。

もう、中津も佐野も押しのけて、走っていって抱きしめたくなりますよね。

今週の堀北真希さん、ヘアメイクもなじんできて、

…………だからヅラだろ?

と、言いたくなる不自然さもなくなり、非常に可愛い女の子になってました。

男に見えない、とか野暮なことを言うのは、もうやめです。

あんだけ可愛ければ、もう、どっちでもイイっす。

シャワー後の濡れた髪のシーンが最高でした。
中津、よく我慢したな。

今週は、演出家佐藤源太さんの好みなのか、小ギャグ連発。

シャワーを浴びている瑞希の裸を見ようとして、一度は思い留まり、しかし、それが男同士なら自然で当たり前のことで、よこしまな欲望を抱いているからでは決してない、と自分を納得させようとする中津。

難波第二寮長が、関目くんに恋のアドバイスをしていると、端で聞いていた寮生全員がメモを取る中に、こりゃいい勉強になる、といった表情でペンを走らせる瑞希(女を口説くテクニックをお前が学んでどうする!)。

部屋を出る佐野を、追いかけようとする瑞希。
その瑞希をを呼び止めた中津に、2人きりだったはずの部屋の中から湧きだし、例えば佐野がこんなことしてたらどうする?、と次々と問いかけてきて、最後は尾崎の歌詞で締める、難波以下の寮生たち。

ストーリーの焦点があたっている部分の背景として、ストーリーと直接の関わりのないギャグを散りばめる、という手法、登場してくるキャストの多いこのドラマにはピッタリなんじゃないでしょうか。

オスカーとひばりのカバディには凍りつきましたけど…

さて、このドラマの原作本を第六巻まで読んでみました。
確かに原作ファンから指摘されていたように、佐野、という男の子のキャラクターはドラマの印象とは随分違いました。

原作での佐野は、1話目から瑞希が女の子だと気づいていて、男ばかりの寮で暮らす瑞希のことが心配でしょうがないんですよね(瑞希は自分の正体が佐野にばれている、とは気づいていません)。

だから、いつの間にか瑞希の保護者みたいになっていくんですけど、ドラマの方でも、今週あたりから佐野と瑞希、2人の間の絆が段々と深まっているような感じでした。

あの、ドラマ版の佐野が、誰にも話したことのないような家族間の問題まで話しをするようになったんですから、瑞希、よく頑張りました。

その瑞希を何かと支える中津も、本当にいい奴です。

今後の展開が楽しみなんですが、来週には、難波先輩の怖いおば様も登場するようですし、海でのアルバイトも始まります。

あれ?
海でのアルバイト、となると、あの事件も…?

でも、佐野は陸上部の合宿へ行って同行しないみたいだし、それじゃ、一体誰が瑞希のピンチを救うんだろう…

来週も見逃せないな~▽・w・▽

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パパとムスメのハンサム日記~4日目

ありゃりゃ、やっちゃったね、小梅ちゃん。

『パパとムスメの7日間』 の4日目は、大波乱の1日でした。

今回の御前会議での小梅の活躍?は、ほぼ原作通りの展開です。

女子高生としての視点から旧態依然のままで発売が決定しそうだったレインボードリームプロジェクトを批判し、新たな販売展開へと導いていきます。

原作では各部署の社員たちも、会議の様子を画面越しに見て奮い立ち、路線変更をしたプロジェクトチームへの協力を申し出てきたりするんですが、ドラマの方では、まだそこまでは描かれていません。

今回は、会議室内でのシーンがほとんどだったので、主演女優の中身小梅=舘ひろしの愛らしい仕草もほんのわずかだけ。

その代わりに中身パパ=新垣結衣の、両角先生との追いかけっこをはじめとする、校内での挙動不審な1日が多く描かれていました。

冒頭のシーンを見ていて、あらためて思ったんですが、新垣結衣さんってナレーションが上手ですよね。

あまり感情を込めずに淡々とパパとの入れ替わりや、その後の二人の様子を説明する感じが自然で、こういうと失礼にあたるかもしれませんけど、体の動きや顔の表情がともなう通常シーンでの台詞回しよりもよほど上手に思えます。

プロフィールを見ると、アニメの声優としてのレギュラー出演も経験しているようなので (2006年後半から2007年3月まで 『デジモンセイバーズ』 の藤枝淑乃役) 、声の演技が鍛えられたのかもしれません。

透明感のある声なのですっと耳に入り込んでくる感じです。

最近は新垣結衣さんの声を思い浮かべようしても (何のために?)、いつの間にか舘ひろしさんの女子高生しゃべりにすりかわってしまうので、今夜の放送で、やっと本物の声をしっかりとイメージ出来そうです (だから、何のために?)。

さて、部下にも格好のいいところを見せることの出来た中身小梅のパパと較べると、中身パパの小梅の学校での1日は散々なものでした。

テストでは案の定、健太先輩から貰った去年のテスト問題の科目に含まれていなかった化学で撃沈…

地理の8点、という時点であいたたたた~といった感じなのに、化学にいたっては白紙答案。

進級、マジでやばそう…。

親友りっちゃんからは、彼氏との宿泊旅行のアリバイ工作に協力するよう強制され、

「申し訳ない」

の片手拝み、というおっさんジェスチャーでも逃げ切れませんでした。

担任の両角先生からは校内中を追い掛け回されます。

「逃げるなよ~」

と言われた次の瞬間には、その場から逃走している、というお約束の繰り返しを演じる中身パパ=小梅=新垣結衣さんの可愛らしいこと!

何度か繰り返されるこの場面、ガッキーは、両角先生から、逃げるなよ~、と言われるたびに、毎回少しずつ違った表情をしつつ逃走を開始しているんですよね。

惜しむらくは、ガッキー、背が高い。

逃げる相手から、そ~っと少しずつ遠ざかり、相手が 「あ!」 と、気づいた瞬間にダッーーっと逃げ出す、という場面は、コメディーの基本的な動き。

チャップリンがこういう演技を得意としていたように、本来は小柄で動きがチョコマカとした俳優が演じた方が、より面白く見えるはずなんです。

167センチの長身にあわせて手足も長いガッキーがやると、ややバタバタした感じに見えるのが、惜しい。

逃走シーンの相手役が元々お笑いコンビを組んでいたデブキャラ田口浩正さんなので、十分に笑える場面だったんですけどね…大きなお世話でした。

閑話休題。

中身パパ=小梅はバタバタと逃げ回っても結局捕まってしまいます。
挙句の果てには

「お前、人が変わったみたいだ」

とまで怪しまれる始末。

田口浩正さん、デブのくせして案外鋭い、というキャラクターを前期の日9ドラマ 『冗談じゃない!』 に続いて好演です。

両角先生の出現 (ドラマオリジナルのキャラクター) によって、人格が入れ替わってしまっても、何とか周囲にばれずにうまくごまかしてきたパパとムスメ、最大の危機が訪れようとしているのかもしれません。

さらに川原家全体を襲う、ブラック西野のラブトラップ。

今はまだ、パパ恭一郎を想うあまりの軽い暴走、くらいですんでいる西野和香子=佐田真由美の恐ろしい本性は、まだまだこんなものじゃありません。

怖い、とか、うぜー、という風に感じる人も多いでしょうが、このブラック西野、なんとパパとムスメが、無事元通りに戻れるかどうか、の大事なキーパーソンとなるキャラクターなんです。

暖かく (無理か…) 見守ってやってください (無理だな)。

予告編を見ても次回の展開が楽しみで、待ち遠しい限りなんですが、よりによって選挙特番で一回休み、となっていまいます。

今度パパとムスメ、の2人に会えるのは月も替わった8月5日…それまで1話目から4話目までをリピートリピート▽・w・▽

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花君 イケ♂パラ ハンサム日記▽・w・▽

フジテレビ火曜9時からのドラマ

『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』

観てて楽しいですよね。

もちろん目当ては堀北真希さん、なんですが、ジャニーズ事務所の誇る演技派小栗旬くんや、実は初めて見る生田斗真くんも、特撮ヒーロー物出身のイ ケメン組(メインキャラクターでない役にも数人いるらしいです)も、テニスの王子様実写版に出演していた城田優くんも、よくこれだけのメンバーを揃えたな ~、といいたくなるイケメンキャストの花ざかり。

ただ、これまた原作を読んだことの無い、原作付きドラマなので、各キャストのはまりぶり、というのが今いち理解出来ません。

某・動画にコメントをつけられる動画サイト、では、特に佐野泉=小栗旬が原作と異なるイメージのキャラクターになっているようで、賛否両論。

男版ツンデレ、という感じらしいんですね、佐野、というキャラクターは。

でも、芦屋瑞希=堀北真希、の兄芦屋静希=岡田・セクロボよっちゃん・義徳が現れるまでは、ドラマ版佐野くんの瑞希に対する態度、冷たいを通り越してほぼシカト。

こんな奴じゃないぞ、と非難轟々でした。

そんな佐野泉=小栗旬くんに対して、概ね好意を持って迎えられているのが中津秀一=生田斗真くん。

原作では関西弁を話すキャラクターらしくて、初めの頃は、その違いに対する指摘が多く見られたものの、ストーリーが進むうちに

「中津、いい奴じゃん」

といった感じで原作ファンにも受け入れ始められているようです。
瑞希、佐野より中津とくっついちゃえ、みたいな意見も目立ってきました。

さて、肝心の主人公、芦屋瑞希役の堀北真希さん。

『ホタルノヒカリ』の「干物女」雨宮蛍=綾瀬はるかが、全ッ然「干物女」に見えない、という以上に、男の子には見えない男の子役、というお約束をスルーしてしまえば、とにかく可愛いんじゃないか、と。

今の彼女の年齢層U-19で、ボーイッシュなイメージの女優さん、というと他に思い浮かぶのは何といっても多部未華子さん。

男の子役、映画『HINOKIO』で経験済みですし。

しかも多部さんの声は中性的な感じなので、多部さん版も見てみたかったな~、という、これは余計な感想。

堀北真希さん、という人は、髪型やメイク、あるいはカメラの写すアングル等によって表情、どころか、顔の造作そのものに対する印象が大きく変わる不思議な顔をしています。

小柄で、動きは俊敏、実年齢より低く見られがちな童顔で、でもよく見れば整った顔立ちの美少年。

現実にもよくいる、こういう男の子を演じるには、適役だとは思うんですが、役作りなんでしょうか、このドラマの堀北さんは、頬がこけて見えて、そのせいでエラの張った顔の輪郭が目立ってしまっています。

髪型も時々

「…………………、ヅラ?」

と呟きたくなるような微妙な時があるし。

男の子の扮装をしているために、ある意味、女の子の姿の時よりも色気を感じる場合がある、というキャラクターでなければ成立しない役柄なんですから、あまり外見に関してはいじらない方がいいんじゃないか、という気がします。

普通に短めの髪、というだけで十分ボーイッシュに見える女優さんなんですから。

ドラマ全体の印象としては、とにかく出演者全員の、何かの壁(恥ずかしい、とか、やり過ぎかな、おれ…といった衒いや迷い)を突き抜けた弾けっぷりが楽しい、まさにパラダイス。

3話目、瑞希を妙に意識するようになってしまい、自分の性的な嗜好に疑問を抱くようになった中津が、寮のロビーに落ちていた女性物の下着にときめき、自分は女好きなんだ、と安心したあまりに、頭にかぶって

「おれは、女好き~♪」

と踊り狂う場面は、おそらくストーリー全体を通した笑いのクライマックスシーンだったんじゃないか、と思います。

かぶっただけです、じゃないってユー、ジャニーズなんだから、と全国各地でツッコミが入ったことでしょう。

今後のストーリー、佐野は瑞希が女の子だと知ってからはキャラがちがくなるんじゃないか、とか、中津、もしかして瑞希が女の子だと知ったらときめ かなくなるんじゃないか、とか、第二寮の寮長(難波南=水嶋ヒロくん)、いい声してるじゃん、とか、楽しみがいっぱいありそうです。

ハンサム▽・w・▽がおすすめする『花君~イケメン♂パラダイス』…原作が気になる…

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ホタルノヒカリとハンサム日記▽・w・▽

綾瀬はるかさん主演のドラマ

『ホタルノヒカリ』

観たんですけど…

なんか期待はずれでした。

この『ホタルノヒカリ』というドラマのテーマの一つ、でもある 『干物女』 というのは、社会的な立場でのイメージと、私生活上の実態のギャップを指して言う言葉のようなんですが、まずこのドラマ、そのギャップをあまり感じられないんですよね。

髪の毛を輪ゴムで止めてちょんまげみたいな形にしても、学生時代から愛用しているような着古したジャージを履いて、缶ビールをそのまま飲んで 「ぷは~」 と言っても、綾瀬はるかは綾瀬はるかで、可愛くしか見えない。

家にいる時にはスッピン、という設定のはずで、会社向けのメイクバッチりの顔とはギャップがあるはずなのにそれもほとんど感じない。

彼女の姿を見て『干物』のイメージを思い浮かべることって困難でした。

ホタルの私生活の印象が弱いと、その後の高野部長=藤木直人による、『干物』 ぶりの指摘、漫才でいえば突っ込みの部分が生きてこないんです。

しかも、突っ込み役の高野部長、というキャラクター自体がなんか印象が薄いし。

暮らしている部屋が汚くて、私生活がだらしない。

そんな女性のすぐそばに偶然、才能に溢れ、優雅な生活を送る男性が現れ、女性のだらしない生活や散らかった部屋の様子に厳しい突っ込みを入れる。

こんなストーリーですぐに頭に浮かぶのっておれの場合

『のだめカンタービレ』

でした。

のだめで玉木宏さん扮する千秋真一ののだめに対するツッコミ方に比べると、藤木直人さん扮する高野部長のホタルに対するツッコミは中途半端、の感を免れません。

この二つの作品、ドラマの基本的な設定には、さほど重なる部分はありません。

ヒロインのキャラクターも、けっこう違います。

私生活どころか、学生生活にも問題の多かったのだめにくらべ、雨宮蛍=綾瀬はるかは、職場ではテキパキと働く社会人です。

初めから生活能力自体が無いのだめに対して、部屋が汚いとはいえ、ホタルの方は、自分が快適だと思う生活に必要最小限なレベルでは家事をこなしているんです。

当たり前のことですけど、ちゃんと洗濯もしてますし。

でも、世間的にみたらやっぱりだらしないわけで、そこでツッコミ役が必要となってくるわけです。

だらしない生活の女( ボケ役)

に対する

その暮らしぶりに、まずは驚き、呆れ、やがてなぜか怒り出し、改善を要求する男 (ツッコミ役)

というパターンです。

この突っ込み役の人物をどう描くかって、すごく大事だと思うんです。

『のだめ~』 の方では、のだめに出会うまでに、ツッコミ役を演じる千秋のお坊ちゃまっぷりが、そして、一人暮らしをしても優雅なままの生活を営む様子が、丁寧に描かれていました。

のだめの部屋の初登場の場面が強く印象に残っているのも、千秋真一の目を通して描かれていたからで、彼がのだめの部屋を見た時に起こすパニックに、観るものの感情も引きずられているんですよね。

だからこそ、その後ののだめに対するツッコミとさえ言える過剰な世話焼き (シャンプーまでしてくれるんですから) や餌付け、が笑えてくるんですが、 『ホタルノヒカリ』 にはその部分に説得力がないように感じました。

『干物女』 としてのイメージが弱くて、しかも、高野、という人物の印象が薄いと。

30代で部長になるほど有能な人物に気づいてもらえないほど職場とのギャップが激しい部下、という設定でさえ、伝わらない、というか、面白く感じなくなってしまうんですよね。

まあ、まだ一回目で、しかも本筋となるであろう、恋愛話も始まったばかりなので、結論を出すのも早いかなーとは思うんですが。

たくさんのドラマの中には自分と合わないものもあるってことで一つ▽・w・▽)

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