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個人的な思い出話とからめて ▽・w・▽

僕は今年で46歳になるおっさん。


僕らの世代よりちょい上くらいの人たちの時代から特撮ドラマが始まって、少年漫画雑誌が色々と出て、まだアニメなんて洒落た言葉で呼ばれる前の「マンガ」がテレビで放映されるようになった。




いわゆるサブカルチャーってやつ。


もちろんその頃にサブカルチャーなんて言葉はまだなく、それらをひっくるめて呼ぶ便利な言葉ってのもなかった。


僕らが子供の頃にはオタクなんて言葉もなく、「マニア」という言葉が使われていたけど、その言葉にはなにがしかの敬意が込められていたように思う。


何かに詳しい子供に対しては「~博士」みたいな言葉が使われていて、たとえば「怪獣博士」たとえば「自動車博士」。




まあ、呼び方は違ってもサブカルチャー的なものはあった。いつの時代にも。


僕らよりも上の世代の人達にとっては映画とかテレビドラマとか、たぶんまだ週刊誌ではなかった頃の漫画雑誌とかがそれに該当していたんじゃないか。




サブカルチャーというからには、もちろんメインカルチャーとかハイカルチャーの存在が前提となってくる。


古典的な教養、ということになるのかな、たとえばクラシック音楽→現代音楽、能楽→文楽→歌舞伎→新派劇→新劇・新国劇、上代→中古→中世→近世→近代→現代の文学など。




映画ってのはもちろん第二次大戦前からあった。


上でメインカルチャーとして取り上げたもののほとんども、元々は民衆の生活と共にあったものだ。


それが、社会的な支配層に取り入れられていく中でメインストリーム、なんて英語ばかり使ってちゃいけないか、主流であるとか正統であるとか、それに反する傍流、異端なんてものを作り上げていく事になったのだろうと思う。


メインとサブ、の誕生。




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それからなんやかんやありまして時代がもうバァーっと過ぎてワーッとか言ってるうちにガーっとサブカルチャーが生まれてくるわけですな(また省いたな思い切り)。


その萌芽が見られたのってやっぱり昭和40年代あたりからのような気がします。




漫画、マンガ、特撮ヒーロー物の始まり、落語や漫才、ボーイズやマジックショーなどのボードヴィル、コント番組、電車や自動車やアマチュア無線の「マニア」たち、美少女美少年のアイドルとその低年齢化。




こう考えてみると、こうしたサブカルチャー的なものへこだわりを見せ始めた第一世代というのは、昭和40年代に10代を迎えた、僕らより少しだけ前に生まれた、たぶん兄たちの世代になるのかもしれません。




昭和で言うと35年前後(若い人が読んでたらゴメンなさい、え~と、1960年前後ですね)に生まれた人たち。


なぜそんなことを思うかというと、僕と同世代の人なら間違いなく覚えているだろうBCL(Perfumeファン、違いますよ。食いつかないように)ラジオブームを強烈に覚えているからなんです。




BCL、ブロードキャスティング・リスニング。


海外のラジオ番組を聴くことを趣味とする人たちというのが、1970年代にはいたんですよ。


主に短波放送だったそうなんですが、僕は関心がなかったのでここらへんの情報は後から調べたもの。


でも、テレビで、BCLラジオのCMが流れていたのは覚えています。


たしか、南太平洋辺りの島からの放送で原色の鳥の鳴き声が聴こえてくる、みたいなやつ。


そういうラジオ番組を聴いて(英語放送が多かったと思う)エアメールか何かを送ると絵葉書みたいなものが送られてくることがあって(今調べました、ベリカードって言うそうです)、コレクターみたいな人も出てきたりしたような。




で、これってお金がかかるんですよ。


まず高出力の受信機能のついたラジオが必要でしょう、それとアンテナ。


どちらもけっこうするんです。思い出しました、僕の初めてのアルバイトって電気屋さんの工事を手伝うことで、いきなりこのアンテナを取り付けるために初日から2階建ての民家の屋根まで登らされたんだった。


それが14、5歳だからもうブームはとっくに下火になってたんですけど、まだ、このラジオ用のアンテナを子供の趣味のためにわざわざ取り付ける親御さんがいたんです。


まあとにかく、そうしたものに興味を持って、ラジオまで買ってもらうのってある程度成長した子供、つまり中高生くらいだったはずで(同級生にも持ってるやつはいましたけど)、1970年代のBCLブームを支えたはずの世代を計算すると、うん、やっぱり1960年前後生まれの人たちのはず。




趣味的なものに、けっして安くはないお金を(ただし、あくまでお小遣いの延長線上で)かけることが一般化しはじめたのが(それより前から『マニア』たちは情熱と比例するお金を趣味に注いでいたわけですけど)、この頃じゃないかと。


僕の兄(昭和36年生まれ)の世代あたりからじゃなかったか、という気がします。




それから僕たちの世代で忘れちゃいけないのがスーパーカーブーム。


これはもう僕らの時代のブームです。


昭和50~52年くらいまでかなぁ。1970年代の中頃から後半にかけて。


外国産のスポーツカーに乗る街道レーサーを主人公にする漫画「サーキットの狼」が火付け役となります。


主人公の風吹裕矢が乗っていたのがロータスヨーロッパ。


1600ccで非力なはずなのに、主人公のテクニックで凄く速く走るんですよ。


ライバルたちがポルシェカレラとかフェラーリディノとかランボルギーニミウラやカウンタックといった大出力のそれこそスーパーカーに乗っているのに(トヨタ2000GTに乗ってる変な正確の外国人レーサーもいたな)、風吹裕矢は1600ccの非力なロータスヨーロッパ、それをコーナーリングテクニックで……ん?おお、イニシャル○!




さて、これにもお金がかかるんです。


まさかスーパーカーを買うわけじゃなくて(買ってしまう大人もいましたが)型どった消しゴムを集めたり、街中を走ったり駐車場に止まっているスーパーカーを写真に撮ったりすることがステータスになってくるわけです。


となると、キャメラが必要ですよね。そこらへんにも貧富の差というのは(笑)、ちくしょーめ。




時代が戻ってしまいますけどソフトビニール人形ってのもありました、あとミニカーとか。


これは何とか僕にも参加出来たジャンルですね。


特撮ドラマの怪獣やヒーロー(もちろんby ○谷プロ)の人形を、僕はわんさか持ってました。戦わせて遊んでました。一人で何役もこなすので忙しかった。


ミニカーも一時期50台以上持ってました。


病弱だったので親が哀れに思って買い与えてくれてたのです。




趣味的なものにお金をかけるのが「マニア」。


で、その趣味的なものが、本来大人になる過程で卒業、つまり興味が薄れていくはずなのに、そのまま興味を持ち続けるようになると「オタク」ってことになるのかなぁ。




あと、BCLにしてもスーパーカーにしても性的な要素はないし、特撮ヒーロー物にはヒロインがいて少年たちの淡い欲望をかきたててはくれましたけど、あくまで隠されたもの、だったわけで、そこらへんが今のヲタクたちとの違いなのかもしれません。




個人的な意見として「マニア」はメイン、サブカルチャー共通、「オタク」はサブカルチャー、「ヲタク」はサブカル。


う~ん、これでも乱暴だな。


「マニア」と「オタク」の間にもう一種類欲しい、でも思い浮かばない、眠いし。




サブカルチャーとサブカルを分けているのは、サブカルチャーにはメインカルチャーでもハイカルチャーでも、対抗すべき権威がある、もしくは必要としているのに対し、サブカルはもはやメインカルチャーを必要としない、興味の範囲が限定し、かつ価値観が独立したものである、という風に考えてます(ここらへんは笠井潔さんの意見を参考にさせてもらってます。難しいからざっくりと解釈してますが)。


本当はそろそろ新しい言葉が必要なのかもしれませんけどね。




え~と、個人的に考えをまとめる用に書いたので、中途半端でもここらへんで止めます ▽・w・▽

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