レアなアースにたくらむ笑顔(・~・)
みなさん、お久しぶりです、僕です、管理人がPerfumeヲタ化したためにいつの間にかなかった事にされた時事ネタ用キャラ、たくらむ笑顔(・~・)でございます。
お元気でしたか、そして、今でも僕のことを覚えてくれてますか?
僕が現役だった頃にはこのブログなんて読む人もいない、アクセス数って何?おいしいの?甘いのそれ?って感じでしたからご存じないですよね。
さて、今回久しぶりの登板となりましたのは、管理人がいい歳をしてるくせして時事ネタ関連をまるで知らず、少しは勉強しなきゃ、せっかく勉強するならブログの記事ネタにしよう、うん、そうしよう、一石二鳥だというさもしい根性を丸出しにしてきたからでありまして、その時事ネタというのが、「レアアース」。
まあ管理人も45年ほど生きてきた男ですのでレアメタルという言葉くらいは知っていたようです。
レアメタル、つまり、希少金属というのはその名の通り、資源として量の少ない、たとえ量が多くても産出の難しい金属の総称、ですね。
日本では、経済産業省の関係組織が定めた31鉱種、47元素がありまして、先端産業に必要で比較的消費量が少ないこと、大部分が金属の性質を持つ単一元素物質を形成しているために稀な金属、レアメタルと呼ばれているようです。
で、このレアメタルという言葉、日本以外ではあまり使われない言葉だそうです。
海外ではなんて言ってるのか、プラチナとか金なんかはノーブルメタル、消費量の多い鉄、アルミニュウム、銅あたりをベースメタルなんて呼んでいるようなんですが、レアメタルに変わる言葉って特にないのかな?
レアメタルは先端産業に必要、と書きましたが具体的にはどういう事か。
液晶テレビやデジカメ、携帯電話やPCなど、現在我々の生活をより便利にしているハイテク製品に使われていることが多いんですね。
政府が契約を終了した携帯電話の回収を熱心に促しているのも、携帯電話本体に使われている金やプラチナ、パナジウムをリサイクルするためです(金はレアメタルには含まれてませんが)。
他にも上に挙げた製品の電極であるとか磁石、電池の他、航空機などのバネ材、合金として戦闘機なんかにも使われているのがこれらレアメタル↓
http://rare-metal.gray01.com/2007/11/post.html
色々と必要とされるのにも関わらず、世界の中でも限られた地域でしか産出されないために価格が高騰しやすいという、なにやらキナ臭い匂いのするこれらレアメタルの中でも、産出量の90%以上を中国が占めているということで今HOTな話題になっているのがレアアース、と言われる一鉱種、17元素の希土類なのです。
http://lumi-system.jp/column/023-20100505.html
(下の方に周期表が記されてます)
レアアースは、1794年フィンランドの学者J.ガドリンによって発見されたそうなんですが、17元素全てを発見するのにはそこから150年ほどかかったということです。
17の元素でありながら何故に一鉱種にまとめられているかというと、化学的性質が類似しているから、だそうで、17元素の発見に時間を要したのも、この類似性のせい。
で、このレアアースというのは、ハイブリッドカーや電気自動車のモーター、太陽光パネルの供給に欠かせないものなんだそうで、日本の産業界では、今後の経済成長の鍵を握る産業として、エコカーに代表される環境関連産業に大きな期待をかけているらしくてですね、レアアースの確保というのが大きな課題となっているようです。
経済産業省はベトナム北部の鉱山開発に参入する日本企業を支援するなどして、「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」などを通じた融資を検討することにしている、と報じられています http://column.onbiz.yahoo.co.jp/ny?c=ma_l&a=021-1271928451
中国という地域の特殊性に限らず(現在ネット上でこの国を話題にすること自体にけっこうなリスクが(笑))、世界的に有効な資源の産出量が一国なり一地域なりに集中しているという点で問題点が大きいと言えそうですね。
中国一国が占めているレアアース産出量は、今後2014年までの間に95%から84%くらいにまで下がるのでは、と言われているわけなんですが、ベトナム北部の鉱山も含め、世界的にもまだまだ開発途上で中国への依存率はしばらく大きなままとなってしまいそうです。
そんなわけで、実は、レアアースの確保だけでなく、レアアースからの部分的な脱却も当然考えられているそうで、三菱電機ではレアアースを使わない高出力自動車モーターを開発し http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A9C93819595E3E1E2E2EB8DE3E1E2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E3E0E0E2E2EBE0E2E3E2
また、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)も、レアアースを使わない高出力ハイブリッドカー用のモーターを開発するなど、脱・省レアアースという方向性も現実味を帯びてきた模様です。
と、時事ネタとしてのレアアース、大体こんな感じでまとめてみました。
参考にさせてもらったり引用させてもらった元記事やサイトが
http://roppongi-web.com/business/post_493.html
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/Rmin_KZ_RM.html
http://mrb.ne.jp/newscolumn/index5.html
などです。
なにぶんど素人がニュースの中で見る言葉として興味を持ち、個人的に調べた範囲で書いておりますので間違いや勘違いなどもあるかと思いますが、レアアースについて、軽く興味を感じたみなさん、一緒に勉強するつもりでご覧いただけたら、と。
では、またいつか、お会いいたしましょう。
管理人は頭が疲れるのでもう嫌だと申しておりますが、そうはイカの金○。
必ずの再会を約して (・~・)ノ
| 固定リンク
最近のコメント