気の早い情報 座席配置図 ▽・w・▽
Perfumeの「11」が、どんなステージ形態になるのかはわかりませんが、基本配置図を解説した記事を。
http://www.geocities.jp/livehis/house/house_tokyodome.html
う~ん、これは…(笑)スクリーンが頼りですね ▽・w・▽
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Perfumeの「11」が、どんなステージ形態になるのかはわかりませんが、基本配置図を解説した記事を。
http://www.geocities.jp/livehis/house/house_tokyodome.html
う~ん、これは…(笑)スクリーンが頼りですね ▽・w・▽
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11月でした。
WJPの放送内であ~ちゃんの口から「今年は東京ドームで…」という言葉が出たのが4月、あとは公式発表のタイミングを待つのみでしたが、ついに公開されましたね。
今回は10周年のお祭り、イベント、お祝いごとなので、ドームを使ってどのようにユニット、スタッフ、ファンが楽しめるか、ということがメインテーマになるでしょう。
Perfume祭り的なイベントとして期待したいです。
東京ドーム、まずトイレが混みそうです。
あと食べ物屋さんがあんまり…いや、それよりチケット確保 ▽・w・▽
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図書館に行って借りてきた本が数冊。
私説東京放浪記 小林信彦さん
彷徨える艦隊3 ジャック・キャンベル
スリーピング・ドール ジェフリー・ディーヴァー
妻を帽子と間違えた男 オリバー・サックス
前回借りた
WILL 本多孝好
神狩り 山田正紀
蘇る男 イアン・ランキン
もまだ読んでいる最中。
今回特に楽しみにしているのが小林信彦さんの著書。
東京の街歩きとしては、テレビ番組ではこの間も取り上げた「ブラタモリ」がありますが、こちらが地方出身者が個人的に東京の街に惚れ込んで調べ上げた知識、を元にした番組作りになっているのに較べ、小林さんの場合は、第二次世界大戦前に東京の商人町両国に生まれ、戦中戦後を少年として過ごした、東京を地元とするいわば地元民としてのレポート。
小林さんの東京に対する文章の核には、よそ者である地方出身者に「人間の住む街」東京を殺されてしまったことへの怒りが含まれています。
そして、東京を地元とする人でなければ分からない街が変化していく歴史が語られています。
この本が出版されたのは1992年ですからもう18年前。
メンズマガジン「Gainer」に、「80年代後半のバブル崩壊後の東京の明暗と東京人のポートレートを描いて」連載されていた文書をまとめたもの。
ガイド本とは違う、東京の街を読める本です。
「彷徨える艦隊」はミリタリーSFシリーズの三作目。
著者ジャック・キャンベルは、士官として米海軍に勤務していた退役軍人で、こちらは宇宙で戦闘中に救命ポッドで脱出した士官が、100年後の世界で人工冬眠から目覚め、「敵宙域での戦闘に大敗した艦隊の司令長官を任され、勝利の鍵となる物体を無事に故郷の宙域まで持ち帰らなければならない」ジョン・ギアリーが主人公になっています。
100年が経過した宇宙は、科学技術こそ進歩はしているものの、部下の軍人は経験の浅い者ばかり、戦争が長引いているために戦術的な知識や技術を教えるベテランの軍人がいなくなり、闇雲に戦力を犠牲にする戦術ばかり。
ギアリーは、人工冬眠に入る前の戦闘の記録が誇張されて伝わったために英雄として扱われてしまい、本来の自分とのギャップに戸惑い、苛立ちながらもかつて培った経験を元に艦隊を率いていき…という物語。
彷徨える、というタイトル通り、この物語が続く限り、故郷の宙域へは戻れないんでしょうね(笑)。
「スリーピング・ドール」は、ディーヴァーおなじみのリンカーン・ライムシリーズに重要な脇役として登場したキャスリン・ダンス、という女性捜査官が主人公。
彼女は「キネシクス」という人間の所作や表情を読み解く分析技術の専門家で、この作品では脱獄、逃走した殺人犯であるカルト指導者を捜索するために、ある少女を尋問することになります。
殺人事件の生き残りである少女はなにか秘密を抱えており、ダンスが彼女の心を開かせることが事件全体の謎を解く鍵になる、というわけでこれも楽しみな作品です。
今回借りてきた本も、どれも期待できる作品ばかり、また読み始めたら他の本についても書いてみます ▽・w・▽
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今回の80年代洋楽、紹介するのは1983年にこの曲
リラックス
でデビューしたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド。
結成は1980年、ニューウェーブバンドとして結成されメジャーデビューが三年後、バンド名は、フランク・シナトラが映画界に進出するという新聞記事の見出しから派生した慣用句、ということなんですが、慣用句になるなんてどんだけ大物なんだシナトラ。
このバンドはこの曲と、この曲の後に出した
ツー トライブス(Two Tribes)
が大ヒット、本国イギリスでは、2曲目が9週連続チャートの1位を獲得していますが、日本ではデビュー曲の印象が強く、80年代の洋楽紹介みたいなテレビ番組の企画ではこのバンドのこの曲やアハの「テイク オン ミー」が、PV込みで紹介されることが多いですね。
80年代の洋楽、邦楽を紹介するときに悩むのがニューウェーブという音楽をどう説明したらいいのか、ということ。
曲の構成上の特定のスタイルのことではないし、ほぼ同時代にロックの世界で大きな潮流となっていたパンクムーブメントよりは、より商業的でイメージ的に洗練されていて、現在ではえ?そうだったの?と思うようなメジャーなアーティストやバンドもデビューの時には、このジャンルに分類されていた(ポリス、エルビス・コステロ、UB40など)、ということを特徴として上げられるくらい。
しかも、ニューウェーブという言葉や分類は1981年頃から台頭してくるデュラン・デュランやカルチャークラブなどがニューロマンティック、という言葉で呼ばれるようになったりしてますます分かりにくくなっていきます。
音楽的な特定のジャンルではないため、シンセサイザーを多用した音楽や、当時に新しさを感じさせるバンドってひとまとめにしてニューウェーブと呼ばれていたような印象が残っています。
アダム・アンツとジ・アンツ、なんてロカビリーっぽい曲までやってるしなぁ。
で、我らがPerfumeにも使われていたテクノポップ、というのも少なくとも当時の日本ではニューウェーブと同じくくりで扱われていたように思います。
ダンスミュージック、クラブムーブメントとしての「テクノ」は、アメリカはデトロイトから派生した、ということのようですから世界的にニューウェーブ=テクノである、ということではないらしいので、ここらへんが音楽ジャンルのよく分からないところ。
当時の感覚で見て何か新しさを感じる音楽には、もれなくニューウェーブという言葉が使われていたいたように思います。
サウンド的な特徴としてあげるとすればシンセサイザーを使った音作り、ということを挙げられるか、という感じで、YMOなんかは僕たち一般の音楽ファンにとっては初めのうちはニューウェーブの代表みたいな存在でした。
この、シンセサイザーを使った音作り、と現在のPCのソフトウェアを使って制作されるエレクトロに象徴される音楽の流れが、楽曲制作の系統としてストレートに結びつくものなのかどうか、ちょっと僕には分かりません。
元々はロック系のバンドに使われていたこの言葉が、日本に入ってくるようになるとYMOとかヒカシューとかジューシー・フルーツのようなシンセでピコピコなイメージの音楽と思われるようになって、どのジャンルにも起こるように拡散と浸透によってポップミュージックの主流に取り込まれていくようにして消えていく。
そのために源流を辿ることが難しくなっていて、かつてその名の通り、新しい波を起こした音楽としてニューウェーブがあった、ということだけが記憶に残っている。
時代って何かね? ▽・w・▽
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今日はお休み、天気さえ良ければ「峠の黒猫」という通しタイトルで旧東海道の由比~興津ルートの薩埵峠越えをやってみたかったんですが、降水確率と風の強さと気温を考えて断念。
東京行きも、何やら界隈ではイベント盛りだくさんらしいのですが、月末払いの給料日直前で資金が乏しい現状(笑)なのでこれも断念。
こうしてパソコンの前でコトコトとキーボードを叩いて、地味ぃに更新しております。
今日は父親の病院に顔を出して(ず~っと眠っているだけなので顔を見るだけ)、その後はまた図書館へ。
最近は邦画のDVDの発掘もしてないので、旧作100円レンタル(7月31日まで、静岡県だけのキャンペーンらしいね、TSUTAYA)、なにか探してみるのもいいかも。
みなさんも充実した休日をお過しください。
地味なら地味なりに、盛り上がるなら盛り上がるなりに ▽・w・▽
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我らが上原香代子さん、23歳のバースデーを迎えられました、めでたい!
舞台「鴨川ホルモー」で香代子さんを観てからもう一年以上。
今年はアトリエ・ダンカンこの野郎に所属、丹羽麻由美さんとともに、舞台「黒ひ、執事」に出演、とご活躍の様子。
元BEE-HIVEメンバー屈指の美女、魔性の踊り子であり、舞台で観たようにただ階段を降りてくるステップの一つ一つでさえ音楽的な彼女は、20歳代前半を夢の実現のための準備期間として過ごしているように思います。
着実に一歩一歩を歩み続けることが、若い、豊かな才能にとっては一番確かな早道だ、と信じたいです。
あとは、彼女の魅力を世界に伝えるべき役割を担う相手との出会いを待つのみ。
ブログで書き綴られる言葉でさえ、あれほど人の心を掴むのですから、表現者として舞台に立ち続けてほしいな、と思います。
今は舞台の端っこでもいいから、少しずつ、少しずつ、中へ、センターへと進み続けてください。
ハッピーバースデー 香代子さん ▽・w・▽
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不自然と、ナチュラル。
ダブルAサイドのタイトルに対義語を使ってきたPerfumeの新曲が発売されてからもう一ヶ月半が経とうとしています。
相変わらずヘビーローテーションで聴いている両曲なので、つい聴き比べのような状態になって、いつの間にか両者の違いを考えたりしています。
「不自然」の方に関しては自分なりの感想をアップして現時点での個人的評価はある程度定まっているのですが、もう一曲「ナチュラル」に関しては未だに評価が定まらず、なんかフワフワ、ふらふらとした印象にとどまっています。
Perfumeサウンドの歴史的な系統、みたいなものを中心にして考えると、「不自然」の方は「ションションション」から始まった「乙女心」路線の正統な後継者と言えそうです。
僕は個人的に、この「乙女心」路線はアルバムGAMEの中の「シクシク」で切なさの到達点を迎えて、もうこれ以上この路線を続けることは出来ないんじゃないか、と考えていました。
Perfumeサウンドの解釈に非常に重要な役割を果たすべき肝心のMVが、歌詞の世界観をほとんど反映しない方向性で作られたためかあまり指摘されていないようですが、この曲の中で語られる恋愛物語は絶望的な状況にあります。
歌の主人公は交際相手が自分に対して不誠実な裏切りをしているのだろう、と疑っていて、そればかりでなく、裏切りの確証のようなものさえつかんでいる。
しかし、それで相手を問い詰めて不実を詰り、この恋に終止符を打つのかと言えばそんなことはなく、自分が相手の裏切りに気づいていることを相手に気づかれないようにして恋愛の危機を乗り切ろうとしています。
もちろんそんな偽りの恋愛関係にハッピーエンドが訪れるはずはありません。
あと一歩を踏み出せずにいたPerfumeサウンドの中の恋愛が、「BcL」「マカロニ」と着実にその一歩を縮め、踏み越えたその先に待っていたのは、彼氏の裏切りと、恋を失うことを恐れるあまり真実から目を逸らして偽りの関係を続けようとする彼女が迎えるバッドエンド「シクシク」だったわけです。
この切ない路線で歌われるべき恋愛物語はこれ以上無い、と僕が思ったのにはそうした歌詞の世界観の推移がありました。
実際Perfumeサウンドはこの後、同じアルバムGAMEの中で提示された「プラスマ」「Puppy Love」という、より日常的な世界観をテーマにした方向性に踏み出し、この2曲以降のPerfumeサウンドの中で、恋愛は、人生を左右する決定的な要素というよりも、ありふれた日常の風景として描かれていくようになります。
Perfumeサウンドの中で本格的に「切なさ」が復活するのには、アルバム⊿の中の「I still love U」まで一年以上の時間を経なければなりませんでした。
その一年の間にPerfumeサウンドの歌詞は、恋愛をその一部に含む、Perfumeのメンバーと同世代の人達に贈る、日常生活へのサポートソング、として発展していきます。
切ない路線と、日常路線。
二つに分裂したかに見えるこの系統樹、実はPerfumeが歌っていることも含めて、共通するテーマを持っています。
それは「恋愛」であるなら恋愛に対する、「日常生活」であれば日常に対する「不安」でした。
木の子さんの時代には、思春期の少女、という過酷な季節を過ごさなければならないことへの不安があり、少し成長した青春時代には恋に恋する乙女としての不安があり、不確かな現実に対する不安があり、さらに成長した彼女たちは、これからどの方向へ進んでいくのか、という日常生活に対する不安を抱えています。
「喜びの中 この先が見えな」かったり、「普通じゃ まだ 物足りな」かったり、「たぶん できるはずって 思わなきゃしょうがな」かったり。
Perfumeのポップなサウンドの背景には、常にこうした不安が同居していたんです。
僕が、アルバム⊿の中で新曲群、と勝手に呼んでいるアルバムオリジナル曲を高く評価しているのも、不安定ゆえに重く感じがちなPerfumeサウンドに新しい側面を加えてくれたからなんですね。
飛翔感と浮遊感を伴った歌詞の世界観。
何よりもポップで軽やかで、それなのに揺ぎ無い構成の楽曲。
人生の不安な部分にとらわれていたかのようにも見えるPerfumeサウンドを、曲のタイトル通り、不安という重力から、日常の風景から解き放ってくれたのが「Zero Gravity」であり、生きていれば色々あるけどあなたがいればそれで最高、と歌う、裏切りも駆け引きも無い、無条件「幸福」なラブソング「The best thing」なんじゃないか、と思っています。
これらの曲があればこそ、切ない路線「I still love U」の復活があり、それまでとは逆に踏み出せない相手へ決断を迫るかのような「Kiss and Music」が精彩を放つのだろう、と。
で、ここでようやく話が「ナチュラル」に戻るわけなんですが、こうして歌詞の世界観を中心にしてPerfumeサウンドを見てきた上で「ナチュラル」を見てみると、ちょっとまた突き抜けてきたな、という印象を受けます。
「ナチュラルに恋して」の中で歌われている歌詞の世界にあるのは、充足した日常生活のスケッチであり、アルバム⊿内「The best thing」の恋愛観さえ通過点にしてしまうような「幸せな毎日ってちょっと退屈」というため息まじりの呟きです。
この歌の主人公の女の子には不安らしいものが無い、か、あっても感じさせない。
それは、日常生活が充ち足りているからで、たとえば恋愛面で言えば彼女には「人気者」の彼氏がいて、人気者だけに心配なこととかあるけど、それは二人の恋愛に影を落とすような種類のものではなく、言ってみればお惚気話のようなものです。
この歌の中で歌われているのは、ごく他愛もない些細な不満であり、彼女は些細な不満を含めた自分の人生をそのまま受け入れています。
Perfumeの歌で、ですよ?
しかもその歌詞を、軽やかのようでいてその実ズッシリと本格的に重く、黒いサウンドに乗せて。
「I still love U」で復活させた切ない路線を「不自然」へと進化させたり、Perfumeらしさをあっさりと振り切って「幸せな毎日」をテーマにしてみたり。
任せておいて、と中田ヤスタカは言った ▽・w・▽
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000009-oric-ent
ブラタモリ復活のニュース。
僕がブラタモリが終了していたのを知らなかったことはシクシクだ。
らんらんらんらん シークレ シークレ シークレ ♪ ▽・w・▽
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そんな大攻勢を展開するアミューズ、仲里依紗ちゃん大プッシュの影響で我が吉高由里子嬢が霞んでしまう、なんて心配していたら「GANTZ」の実写版に出演するのですね。
CMもやっているし、活躍中なのが確認できて一安心。
それにしてもこれは大きな声では言えないのですが、誰もが認める美男子ぞろいの男子俳優部に比べると、女子部には見ようによっては美人なんだか不○工なんだか、どちらとはっきり言い切れないファニーフェイスが多数。
しかもけっこう癖が強そうな人ばかりときてる。
こういうのって案外単純に事務所のお偉方の個人的な趣味嗜好だったりしますから、さて、アミュの場合はどなた? ▽・w・▽
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というわけで、今回オススメするのは二人の作家
まずは、乾ルカさん。
札幌生まれの作家で1970年生まれ。
ペンネームは「乾ルカ=イヌイルカ=犬いるか」ということで「家に犬がいるから」つけたそう。
はてなキーワードによると
2006年に「夏光」で、第86回オール讀物新人賞を受賞。
2007年に短編集「夏光」を文芸春秋から出版してデビュー。
その後、2009年に「プロメテウスの涙」、そして今年2010年に「メグル」を刊行。
デビュー作はグロテスクな描写が印象的なホラー系の短編集らしいのですが、僕は未読。
読み始めは前作「プロメテウスの涙」から、ということになります。
なるのですが、はて、困りました内容をほとんど覚えていない。
ブックレビューに添えられてある粗筋では
激しい発作に襲われる少女・あや香。米国の医療刑務所で、終わりなき地獄の責め苦を受ける不死の死刑囚。時空を超えて二人をつなぐ運命の桎梏とは。
これは、アマゾンのものなんですが、これを読んでなんとなく思い出しました。
少女の母親と、少女を治療する精神科医がかつて友人同士だったこと、治療の過程で思うような効果があがらないことで両者の信頼関係が揺らいでいくこと、アメリカの刑務所で死刑を執行されても死なない死刑囚のグロテスクな描写であるとか、本当になんとなく。
そして、ネタバレありの個人ブログのブックレビューを読んでようやく結末まで思い出しまして、ああ、そうだった、と。
ホラーに属する作品であって、たとえばSFやミステリーに求められるような合理的な解決、結末ではないのですが、幼女の強姦と殺害によって死刑を宣告された死刑囚がなぜ、死刑を執行されても癌細胞に全身を覆われ、生きながら身体が腐り果てても生きながらえているのか、その理由が、日本の少女「あや香」の発作と結びつく、というストーリーです。
新作「メグル」は、前回の読書記事で紹介したように、ある大学の奨学係の女性が、職場を訪れてくる学生たちにアルバイトを紹介し、そのアルバイトを経験することが、学生たちがそれまでの人生よりも少しだけ成長するきっかけとなる、というストーリー。
奨学係の女性は、なぜか、どの学生がどんなアルバイトを経験することが必要か、ということが分かるらしく、そこらへんが不思議な魅力となっています。
割と強引な設定を巧みなストーリーテリングで読ませ、結末に何とも言えない読後感を抱かせる注目の作家であります。
もう一人が木下半太さん。
実はこの人の作品はまだ一冊しか読んだことがなく、しかもまだ読んでいる最中。
それでも、十分にこの人の作家としての実力、才能が感じられるのでぜひ皆さんにご紹介を。
この方、1974年生まれで劇団の主宰者、脚本家でもあって、現在僕が読んでいる
「東京バッティングセンター」
よりも前、2006年に「悪夢のエレベーター」で作家デビュー。
以降、「悪夢のドライブ」「悪夢の観覧車」を出版、「バッティングセンター」は4冊目の著書、となります。
新宿であるホストクラブに勤め始めた新人ホストがいます。
「吾輩は」と、どこかで読んだことがあるような一人称で語るこの主人公の新人ホスト、なんと吸血鬼。
吸血鬼なんだけど、美男子ではなく、つまり女性にモテないがために吸血鬼の好物、若い女性の血になかなかありつけずにいて、モテたいために整形手術まで受けてホストクラブに入店して、なんとか若い女性の血を吸おうとするちょっと情けない設定なんですね。
一話目で得体の知れない弁護士と知り合い、先輩ホストに刃物で斬りつけた女性が美人だったために血を目当てにかばったりしているうちに何となくホストから別の職業に鞍替することになって…というストーリーです。
この作品も、ずいぶん無理な設定ではあるのですが、これがまた読ませるんですね。
木下半太さん、劇団主宰の脚本家でもある、という経歴からか、なんとなく今は亡き中島らもさんを思わせてくれまして、先が楽しみな作家です。
「東京バッティングセンター」、興味を感じてくれた方はぜひ ▽・w・▽ノ
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樫野くん、樫野くんてば。
28日が終わってしまうぞ ▽・w・▽ノ
追記:
終わってしまうどころか始まったばかりですな。
日にちの感覚さえ無いとは、老いぼれるにもほどがある。
自分への罰として削除無しで。
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前の記事にコメントを頂いた方々ありがとうございます。
やはりそれぞれなりの予測、希望があるもんですな。
今年の、というか今年度の動向はイベントやリリース関係を合わせてもちろん気になるところ。
ただ、個人的には、チームPerfumeは今年に関してはあれこれ心配する必要のない安全策を採り続けるだろう、と思っていまして、それはなぜかと申しますと、おそらく、今年度中には新しいサウンド傾向に踏み込むことはしないのではないか、と思っているからです。
Perfumeの活動にはざっくりと二つの流れがあります。
まずは告知、プロモーション活動を中心にしたイベント系、それからPerfumeの存在意義を見せつけるかのようなきっちりと練りこまれたパフォーマンスを展開するライブ系、という二つです。
ライブを例にとってみると、今年の三月を中心に行われたFC限定ライブハウスツアーはイベント系、代々木もそうでしたね、GAMEツアー、ホール・アリーナツアーなどがライブ系。
武道館は両統の融合系。
ライブ系は分かりやすく、アルバム発売に合わせて行われていて、Perfumeの新しいサウンド傾向をファンに提示しつつ、サウンド傾向に合わせたステージングを披露することでPerfumeのイメージを更新する役割を果たしてきました。
イベント系はその名の通り、その時期に居合わせたファンと祝祭空間を共有するためのもの。
大まかなテーマがまずあり、テーマに合わせたステージングが披露され、実験的に新しい趣向を採り入れますが、サウンド的には従来のイメージを維持。
今年度中にドーム公演があるとすれば、イベント系のライブになるのではないか、ドーム公演の前には新しいサウンド傾向を提示するオリジナルアルバムは発売されないのではないか、と。
あくまで予想にしかすぎないのですが、たとえば中田さんのスケジュールをPerfumeのプロデュースだけのために長期間押さえることは難しそうな気がします。
シングルをあと1、2枚リリース、アルバムのための新曲を多数含んでアルバム制作。
しかももしかしてビッグイベント用のアレンジまで。
今年度中のアルバム発売はあるかもしれない、というかあってほしいのですが、それはビッグイベント後、になるような気がします。
昨年、それから今年のPerfumeをビジネスとしてみてみると、売り上げは現状維持、もしくは緩やかな減少傾向にある、と思われます。
熱心で献身的なファンはさほど増えも減りもしていないけれども、「流行り物としてのPerfume」に飽きてしまった人達は離れています。
アルバムの売り上げを見てみると、ざっくりとGAMEが50万枚、⊿が30万枚。
⊿が売れなかったわけではなくて、明らかにPerfumeのサウンド傾向を考えたらGAMEが売れすぎているだけ、なんですが、大人たちからしてみればアルバムの売り上げが20万枚下がった、というのは看過出来ない事態かもしれません。
その原因として、アルバム⊿の中で提示された飛翔感と浮遊感を伴った、よりポップになったサウンドが新しいファンを獲得出来なかった、という見方も出来ます。
アルバムGAMEで提示されたプラスマ、Puppy Loveの「日常」路線は、従来のファンだけでなく、Perfumeと同世代の新しいファン層を開拓してきました。
以降のシングルも売り上げは安定していて、営業という視点から考えればそれなりに高い評価を受けている路線からPerfumeを引き離す必要はなかった、という見方も成立しそうです。
営業サイドからすれば、ですね。
もちろんこれは、あくまで音楽業界に関してはど素人である僕個人の「妄想」にしか過ぎないのですが、4月に発売された現時点でもっとも新しい2曲のサウンド傾向を見ると、たとえばアルバムGAMEの後に発売された「love the world」のような、Perfumeのイメージを更新するようなより深い踏み込み、のようなものは感じられません。
2曲とも甲乙つけ難い高いレベルにある楽曲ですし、個人的には発売から一月半程経った現在でも、最近またはまりだした「love the world」と合わせてヘビーローテーション中。
大好きな2曲です。
ただこの2曲の完成度の高さは、元々Perfumeの中にあった二つのサウンド傾向の到達点だからこそのもの、のような気がします。
で、妄想を続けますと、今年度のPerfumeは、これらの、元々Perfumeの中で確立されたサウンド傾向から踏み出すことはしないだろう、と思っています。
新しいサウンド傾向の確立よりは、プロモーション展開を優先していくのだろう、と。
つまり、今年度中を通じて、イベント系の活動をしていくのだろうな、という予想です。
こんな予想を長々と書きつらねているのにはわけがありまして、チームPerfumeが柄にもなく「攻める」なんていう言葉を使い出したがために、ファンの期待のハードルを無闇に高くしてしまっているのではないか、ということを思うからなのであります。
チームPerfumeは、これまでの間ずっと、高得点こそ上げられなかったかも知れないしファンそれぞれの期待通りというわけにはいかなかったかもしれないのですが、ずっと攻めてきたんです。
だからこそ生き残れたし、パフォーマンスの重視と音楽的な冒険、という新しい潮流をガールズポップ内に起こせたのだろう、と思います。
メンバーから、あるいはスタッフから出る「攻める」という物言いは、今までよりもうちょっと積極的にCDのプロモーションとか頑張りますからよろしくね、くらいに思っておいてちょうどいいのではないか、という気がするんです。
「攻める」という言葉だけを切り離して証文のように振り立てて、「期待してるぞ期待してるぞ、攻めるって言ったのはそっちなんだからな。期待に答えなかったどうなるか~」。
賢明にして温厚な紳士淑女の集まりのはずであるPerfumeファンが、よもやそんな態度をとることはないだろう、とは思うのですが、期待や要望もホドホド、若い女性の二の腕のような張りがありながらもフニャッとした感じが「ちょうどいい」のかもしれません。
僕は毎日空を見上げて、天が落ちてくるのではないか、と、ことPerfumeに関してはそんな心配性オヤジになってしまうので、今回の記事を書いてみました。
アディオス、アミーゴ。
テイク イット イージーで。 ▽・w・▽ノ
追記:
ayadenさん、TJCに関する情報提供をありがとうございます。
早速確認してまいりました。
篠木さんは元々が制作現場にいたプロデューサー出身の役員でしたから製作本部長を兼任するというのは自然な流れのような気もします。
それにしても、Perfumeのメジャーデビューに関わった6年前から考えれば、ずいぶん出世が早いなぁ、と(笑)。
周囲を巻き込んで成長していくPerfume エフェクトのあらわれなのかも、しれませんね ▽・w-▽
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我らがPerfumeは、新曲発売のリリース関連の活動をひとまず終え、現在はテレビラジオ番組のレギュラー収録の他は穏やかに毎日を過ごしている模様。
プロモーションという観点から観れば休息の時、ちょっと一休み、という感じにも見受けられます。
こうして活動に空白が出来る時、というのは、たとえば2007年の4月~6月、2008年の9~11月、2009年の1~3月くらいまで毎年必ず存在したわけなんですが、その間チームPerfumeも休息しているかと言えばそんなわけはなく、歴史を振り返ってみれば分かるようにその後のビッグイベントの準備期間だった、ということが後に判明することがほとんどだったわけです。
今年度、Perfumeは結成10周年メジャーデビュー5周年というアニバーサリーイヤーとして、積極的なプロモーション展開をしていくことを公言しています。
現在までのところ、それはFC限定ライブツアー、CMタイアップ、2008年以来のダブルAサイドシングルの発売とそれに伴なうリリース関連の活動、テレビ、ラジオ番組への積極的な出演という形で現れている、と言えそうです。
Perfumeの今後の活動の予測として、まず気になるのは次のシングルがいつ頃リリースされるか、ということと、08、09と毎年リリースされたアルバムが今年はどうなるのか、ということ、ビッグイベントがもしあるのならば、それが果たしてあ~ちゃんの口から出た「ドーム」公演となるのかどうか、ということになりそうです。
まあ、チームPerfumeというのは、今までファンの期待込みの予測を気持ちよく(笑)逸らしてきたわけで、あまり真面目に考えてもどうか、とは思うのですけどね、遊びとしてああだこうだ言ってるのもファンの楽しみなのではないか、ということで話を先に進めます。
シングルのリリースについては、今までの経緯で考えれば早くて9月頃かな、という気がします。
期待込みで言えば7月下旬くらいには発売して欲しいな、という気がするのですが、そうすると夏フェスのシーズンと時期的に重なってしまいますし、リリース後の活動のスケジュール調整が難しそう。
チームPerfumeはPerfumeのメンバーが消耗してしまうようなスケジュールは組んできませんでしたからちょっとないかな、と。
Perfumeは新曲のライブ披露を、ほぼ必ずと言っていいくらい自分たちのファンの前で行ってきましたから、それを考えると秋か冬の入口にはありそうなビッグイベントの中で、ということが十分考えられます。
とすると10月くらいということもありえそうです。
ビッグイベントがあるのならばその告知がいつ頃になるか。
武道館の時は大体半年前、代々木の際には7か月前、ホール・アリーナツアーの時がアルバム発売とタイミングを合わせて2~3ヶ月くらい前でしたか、FC限定ツアーはホール・アリーナツアーの時だからこれも半年前くらい?
もし、ドーム公演があるのなら、武道館・代々木のように半年前くらいに告知、野球シーズンが終わって10月11月くらい、でも今年はもう5月が終りますから10月、11月の可能性が低くなってきて12月。
ドーム公演があれば、の話ですが。
ドーム公演の際の観客動員数を考えると、かなりのリスクを犯すことになります。
そのリスクを抱えたまま、一方でシングルリリース、アルバムの制作、発売までスタッフの手が回るか、を考えると、TJCのテコ入れが製作現場の充実ではなく、マーケティングの強化、という方向に進んだことと合わせて、ちょっと難しいのではないか、という気がしますね。
勝手な未来予想図を描くと
7月か9月にシングルリリース
8月は夏フェス三昧
10月か11月、もしかしたら12月までずれ込んでビッグイベント
ビッグイベントが10、11月であれば12月にオリジナルアルバムか、コンセプトアルバム
ビッグイベントが12月なら、今年のアルバムリリースは無し。
そんなスケジュールをシカトして、アニバーサリーイヤーということでベストアルバム「コンベス2」の発売、今までの集大成的な意味合いでビッグイベント
どうです。
これくらい数撃っておけばどれかは当たるでしょう(笑)。
皆さんの予想や如何? ▽・w・▽
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のっちにあれをやられたら、誰推しということに関係なくPerfumeファンはニヤニヤとニヤける事しか出来ない。
定点カメラ職人にして、第二代BEEカメの女王(初代 短期政権 紗知歩さん、第三代女王にして永遠のマーナタイム 麻亜奈さん)大本彩乃、華麗なる復活の一刻。
入ってよかった PTA ▽・w・▽
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今日は、ほぼ地元三島から沼津までの旧道、旧東海道ルートを歩きます。
まず、スタートは三島駅から。
三島駅は旧道ルート上にはありませんので、一旦名所である三島大社まで
行き、そこから旧道に入りたいと思います。
現在東海道は、現行のものと昔ながらの旧道ルートに分かれていて、旧道
ルートがよく分からなくなっています。
僕自身も地図で確認しても、把握しきれません。
で、休みだし実際に歩いてみようと思い立ったわけ。
誤算は思いの外暑いこと。
長袖、着てきちゃった。ウープス。
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かしゆか嬢、ブログ上でパリ旅行の際の写真を公開中。
これがなかなかの画像。
アングルであるとか色合いであるとか、僕のような素人から見たら玄人はだしと言っていいんじゃないか、という出来ばえ。
Perfumeの中でアート系に関する感受性の強さではピカ一の彼女だけにカメラ撮影の腕前に対しては納得。
個人的には凱旋門画像の背景、空の色が好きです。
それから御母堂と観に行ったというバレエ「ウンディーネ」への感想も、自分の内側を見つめながらどう感じたかを彼女らしい言葉で綴った名文。
なんだかんだ言って現在では、かしゆか嬢の頻繁な更新によってファンクラブサイトへの訪問が楽しみになっているわけで、これは律儀と生真面目さの勝利です。
西脇くんと大本くんは、あとで会長室まで来るように。
「カツ丼と天丼」の人に叱ってもらいます ▽・w・▽
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新垣結衣さんがCMをしているのならば、シャンプーコンディショナーをパンテーンに変えないわけにもいくまいて。
いくら薄くなってきたとは言えどもな、ファァック! ▽・w・▽d
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これが岡田ジャパンの掛け値なし、実力通りの結果だと思います。
実力を発揮出来ないままの敗戦ではなく、実力通りの。
本番まであと3週間もない現在に見せたこのサッカーを、このチームを、我々は自分たちの代表として応援しなければならないわけです。
今回のW杯に向けて、盛り上がらないのも道理。 ▽・w・▽
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http://diamond.jp/articles/-/8205
ダイアモンドオンライン配信の記事。
タイトルが
音楽産業の“崩壊説”を覆す意外な真実
CD生産半減でも総市場は伸び続けている?
というもの。
今年の「光と、影(未完(笑)」の中でも書いたように音楽CDの売り上げは1998年をピークとして、009年までに、ほぼピーク時の6割ほどに落ち込んでいるのですが、それを補って余りある収益を上げてくるようになったのが音楽配信事業。
音楽不況が取り沙汰される中、実は音楽の総市場は拡大している、という記事ですね。
ただ、音楽の総市場が拡大しているからといって例えば音楽の製作現場にその恩恵のようなものが及んでいるか、と思えばそうでもなくて、経費は抑えられている。
たとえばスタジオに何週間もこもってじっくりとアルバム作りができるというようなアーティストって、いるとしてもその数ってすごく限られたものになっているんじゃないか、という気がします。
国内の音楽市場の伸びが期待できない、となれば、文化的に割と近いところにいる東アジア圏の音楽市場をまとめて拡大し、その中を流通するようにすればどの地域のアーティストにとっても「利」となるように思うのですが、まあ日本人アーティストって「海外=欧米」みたいにアジアを飛び越してしまいますから意識を変えるのって難しいのかもしれません。
まあ、結局どうやねん、という感じで実態がつかみにくい話ではあります、やれやれ ▽・w・▽
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何度も映像化されている筒井康隆さんの名作ジュブナイル「時をかける少女」。
まず紹介するのは1983年に公開された、大林宣彦監督版の主題歌。
歌っているのは主演女優でもある原田知世さんです。
今の若い方はあまりご存知ない女優さんかな、僕らの時代には一時非常に熱心なファンのついた方で、女臭さみたいなものが苦手な層には絶大な人気を誇っていた女優さんです。
「時をかける少女」は、計5回映像化されておりまして、この1983年度版は2度目の映像化作品になります。
この後、ほとんど知られていない1997年度版があり、それから2006年に細田守監督のアニメ版が公開、これが非常に高い評価を受け、今年2010年、アニメ版の主演声優だった仲里依紗さんを主演にした実写版が製作公開、原田知世さんに提供された松任谷由実さん作詞作曲の主題歌もいきものがかりによって復活しておりまして、それが、こちら
いい歌だなぁ。
原田知世さんのちょっと頼りなげな風情もいいし、こちらの力強いストレイテナーな歌い方のものもいい。
これは曲そのものが非常にすぐれているからなんでしょうね。
さて、僕らの年代(1960年代生まれ)にとっては、大林宣彦監督作品の前にもうひとつ大事な大事な映像化作品がありまして、それがNHKによる懐かしき「少年ドラマシリーズ」の第一弾となった
タイムトラベラー
です。
こちらは放映されたのが1972年、ということですから、そうか、俺はまだ7~8歳か。
夕方の6時くらいからだったかな、放映されていて、夢中で観ていた思い出があります。
僕と同じようにこのドラマに夢中になった人も多く、非常に人気の高い作品だったためか、原作にはない続編がドラマ版の脚本家による原作をもとに作られましたが、そちらは原作とちょっとテイストの異なったものになってしまいました。
このドラマ、当時は放送用VTRが高価だったせいでマスターテープが再利用されてしまって、公式映像が残っていません。
なんでも一般視聴者の方が録画していた最終回だけが発見されて、そらが2001年に放映されていて、僕は幸運にもその映像をリアルタイムで観ることが出来ました。
ちょっと胸が甘酸っぱくなるような物語で、この切なさ、のようなものは、その後の映像化作品全体のコンセプトになっているように思います。
ただ、なんども映像化されているのは、おそらく1983年度版の影響が強いのではないか、と思われます。
そして、今回の実写版が制作されたのにはアニメ版に向けられた高い評価が影響しているのでしょうね。
大林宣彦監督による尾道を舞台にした丹念な映像と、当時でさえちょっと懐かしい世界観が、いつ観てもノスタルジアを感じさせる作品となっていて、SFファンの間でも隠れた名作だった「時をかける少女(タイムトラベラー)」を、ある意味新人女優の登竜門的な作品に押し上げました。
アニメ版はけっこう改変が大きかったので、ちょっと僕には楽しめませんでしたが、でも多くの愛好者を生み出したのはお見事。
ああ、なんか1983年度版と2010年度版を見比べたくなってきちゃいました。
DVD化されるのを楽しみにしていましょう。
今回は80年代音楽の番外編でした ▽・w・▽
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前世を思い出せるブンミおじさん
という映画が、カンヌ国際映画祭でコンペティション部門の最高賞、パルムドールを獲得しました。
監督は、アピチャッポン・ウィーラセタクンさん。
タイの映画で内容は
2009年の短編『ブンミおじさんへの手紙』の長編版。 輪廻を信じ、生まれる前のことを思い出せるというブンミおじさんは、前世で政府軍に共産主義活動が弾圧されたときの模様も覚えていた…。 ウィーラセタクンは2002年にある視点に出品した『ブリスフリー・ユアーズ』で世界的に注目され、2004年の『トロピカル・マラディ』で審査員賞を受賞した。 2008年にはコンペティションの審査員も務めているタイの俊英
ということのようです、こちらはムービープラスのサイトからお借りしてきました ▽・w・▽
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こんなにまとめてAKBさんを観るのって初めてだ。
驚き。
ファイヤー、サイバー~ジャージャーって、Perfumeの過去動画の中で見かけるミックス?って、アイドル業界共通だったんだ!?
BEEーHIVE伝統(笑)かと思ってた ▽・w・▽
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まったくこの曲、歌っている人に対する情報を持ってないんですけど、いい曲ですね。
陰のない槇原敬之さん、みたいなイメージ。
すでに知っているものと比較しないと新しいものを把握出来ない年寄りの悲しさよ ▽・w・▽
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FC限定ツアーDVDのダイジェスト映像を観ました。
6:4 で、関くんのディレクションではないか、と思われます。
昨年のツアーに比べたら大幅に少なかっただろう収録カメラの台数から考えてあの様々なアングルからの映像というのはスウィッチングマジックではなかろうか、と。
楽しみです、関くん、ADDYもよろしくね ▽・w・▽
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http://news.livedoor.com/article/detail/4781388/
MEGさんとエヴァンゲリヲンのコラボレーション、なんだそうです。
意外、という一言以外に感想も抱けない組み合わせ。
5月26日11時より東京・新宿マルイワンを皮切りに「14人のクリエーターによるEVA Tプロダクト「PREMIUM 14」がスタート。MEGをはじめ、ヱヴァンゲリヲンに共鳴した様々なジャンルの14名のクリエーターがヱヴァへの熱い思いを作品に表現
するそうです。
かなりの確度でこの会場に柿羊羹さんが現れるだろう予感 ▽・w・▽
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4月14日に発売された「不自然・自然」のリリース関連の活動も落ち着いて、情報の投下が一段落した最近、Perfumeのちょっと前の映像なんかを観て過ごしております。
時期的に言うと2008年。
というのも、最近またぞろ「love the world」っていい曲だな、と何度目かのハマリに入っているからで、Perfume史上初のチャート1位をもたらしただけあって、そして発売初週以降もゆるゆるとロングセラーとなり14万近くを売り上げただけあって、この曲って本当にチャーミングな仕上がりになっているな、と感じているからです。
love the world
Perfumeの音楽的な傾向というのは、この曲を境にして劇的にシフトをチェンジ、全体の活動で言えば、Perfumeファン向けの、言ってみれば内側に向いていたブレイクの矢印が、より外側を意識したものに変わっていきました。
個人的に言うと、「ポリ」以降の、というよりは「Seventh」「BcL」「マカロニ」「シクシク」、ドラマティックに切ない路線が好きだったこともあって、聴いたばかりの頃は「……いい曲だけど、地味だよね」みたいに感じていました。
Perfumeのすべての曲の中、個人的なランキングではずば抜けて高い評価というわけではなかったんです。
ただ、やはりそれを覆すのが関さんディレクションのMVの存在で、あの映像の中の彼女たちを姿を通じてサウンドの魅力に気づいていくことが出来た。
これ、おそらく僕だけではないんじゃないか、という気がします。
関さんのPerfumeに対する貢献というのは、もっともっと、いや、もっともっともっと評価されてしかるべきだろう、と特に最近、あらためて感じている次第です。
「ラブワー」以降のPerfumeサウンドは、よりポップなサウンド傾向に、より日常的な歌詞の世界に切り込んでいき、ストレートに結びつくことはありませんでしたが、その路線の先に偉大なる「⊿」新曲群という傑作の数々を生み出して行くことになります。
Perfumeの魅力の中には、良きにつけ悪しきにつけ、あまり目先の売上や利益にこだわらず、プロモーション展開に時間をかけていることから生まれてくる「歴史性」みたいなものがあるのではないか、と思います。
少なくともメジャーデビューの時期をのぞけば大幅なユニットのイメージチェンジみたいなものは行われておらず、彼女たちのリアルに合わせた「同時代性」みたいなものを大事にしているんじゃないか、と。
時代が積み重なって歴史となり、活動全体が物語を読むように楽しめる。
Perfumeの過去、というと、特に我れわれおっさん世代のファンは、いきなり広島時代とかBEEカメの時代まで遡ってしまいがちですが、近代あたりを振り返り、もう一度自分の中の評価を問い直してみたりするのも面白いかもしれませんよ。
レッツ プレイバック ▽・w・▽ノ
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すでに色々な紹介記事も出ておりますが、我らがPerfume、8月1日に2年ぶりに「GPF」に出場決定。
2年前の同イベントに参加した者として言わせていただくと、「買い」です。
同年代同性との共同ライブ、ということであ~ちゃんの負けん気が爆発、前回はイケイケドンドンなセットリスト、ワンマンライブ以外で「Seventh」が披露されたのってあれだけじゃないかな、しかもリベンジということで「ドーナッツ」まで有り、というフェス用セットリストとしては過去現在を通じて最強のものになっていたんじゃないかな、と思います(他のフェスに参加したことが無いので断言はできませんが)。
しかもお値段、3900円!!!!
さあ、申込みましょう、抽選運に全てを託して ▽・w・▽
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ひげくまさんの記事経由で、ワイヨリカのアズミさんの記事を読みました。
広島から上京してきた三組のうちの一人、MIKIKOさんへの想いのあふれた記事。
記事の内容もさることながら、僕が注目してしまったのはMIKIKOさんの立ち姿。
あれ?やや斜めに立った時の背中から腰の角度、重心の乗っていない方の膝の立て方、カメラに向けた顔、首の角度、誰かに似てる。
のっち?
違う、のっちの立ち姿って言葉に変えると「ぼさっ」って感じが多い。
基本的に姿勢の悪いひとだし。
誰だろう、誰ってあと二人しかいない、かしゆかの方。
身体の前に置かれた手の様子とか、本当にそっくりです。
そっかぁ、かしゆかかぁ。
意外といえば意外。
表現者としての遺伝子的な系譜で言うと、ストレートにMIKIKOさん→のっち、というイメージを勝手に抱いているのですが、周囲の人間それぞれにそれぞれなりの受け継がれ方をしているのだなぁ、と感じました。
それにしても、このアズミさんの記事の中にも登場してきた「会長」。
おそらくは「カツ丼と天丼」の人(現在ワイヨリカはアミューズ所属から離れてますが)。
Perfumeファンの前に、影と影響力だけを垣間見せるフィクサー、油断ならじ。 ▽・w・▽
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帰って参りました。
明日までいられればADDYのライブがあるというのに、初音源のCDがわずか150円で発売されるというのに、帰って参りました。
結局エルくんの家のそば(たしか根津の方だったよね?)はたぶん通らず、谷中銀座のあとは、諏訪台通りから道灌山を越えて西日暮里駅方面へ行って、西日暮里駅からひぐらし坂のある道を少し歩いたところにある中華料理屋で夕食、戻って西日暮里駅の高架をくぐって尾久橋通りに入って右折、ラブホテルに囲まれた鶯谷駅から山手線、東京駅で東海道線、帰宅。
暑い一日でした。
僕が東京に行く時に限ってピーカンの天気、地元で休みの日にはけっこう雨の日が多かったりするのに、おかしなもんです。
今回も、おっさんの街歩きにコメントでお付き合い頂き、
mmx さん
たっち さん
エル くん
しかごう さん
めんぞお さん
生ハゲ忍者 乃亜影 さん
kumamichi さん
ありがとうございました。
mmxさん、各テレビ局の記者とか通信社、新聞社の記者たちはカメラは必ず持ってましたが、ノートPCとかモバイルグッズを持っている様子はありませんでした。
基本的にピーポくんと某大新聞女性記者ばかりを目で追っていてあまりじっくりと他の記者たちの様子を見ていたわけではないのですが、わりと近くをうろうろしていたので間違いなかった、と思います。
あと、めんぞおさん、小さくて残念(笑)、個人が特定されないよう遠目から撮影しただけです、でも、松下奈緒さんでしたっけ?あんなに綺麗じゃなかったけど、彼女を思わせる可愛らしさでした。
と言って、実際は通りすがりにちらっと見ただけなんですけどね。
クマミチさん、あの白と黒の猫たち、近くで見ると顔が傷だらけ、激しい生存競争を感じました。
でも、人間にはほぼ無防備だったのが救いでした。
それとしかごうさん、馬賊?なんという荒々しい味を想像させる店名(笑)。
リストに入れておきます。
日暮里まで、は歩きすぎました、どこかで交通機関を使えばよかった…
乃亜影さん、とにかく今日の陽気であの着ぐるみだったから、まあ、だるそうなこと(笑)
それでも小さな子どもたちに愛想を振りまくピーポくんでした。
エルくん、縄張りを荒らさず、回避したみたい(笑)
巣鴨は熱いね ▽・w・▽
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平日休みで街歩き。
朝から電車に乗るために走り続けたために軽く貧血気味。
早くつけ麺、食べなきゃ。
まずは新宿、明治通り、池袋まで目指して巣鴨あたりから上野方面へ。
あぁ、意識が遠のく…
iPhoneからの投稿
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ニコ動の方で過去これらの動画の一部を観たことがあったような気がするんですが、まとめて観たのは初めてかも。
コンベスとbitterのインストアイベント。
まずは、コンベス。
http://www.youtube.com/watch?v=SfAF9_IhfGE&feature=related
のっちの黙りっぷりと、際立つ美少女ぶり、絶好調なあ~ちゃんの営業トーク、うまく相槌を入れるかしゆかとのコンビネーションが見事。
続いてbitter。
わずか半年後には奇跡のブレイクを果たす2007年3月。
http://www.youtube.com/watch?v=ZhXgOXCvPhE&feature=related
この時期、新宿→秋葉原という一日2本のイベントを2回行ってるんですが、これはHMV新宿の映像が入っているので3月17日の方。
この頃のライブやイベントでは被せ生歌でパフォーマンスを行っていて、三人の生の声が堪能できる貴重な映像となっております。
相変わらずこれはと思う動画を紹介してもあっっちゅーまに消されてしまいますので(仕方の無いことなのです)、興味のある方はお早めに ▽・w・▽ノ
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Juliet、ユミさんの記事。
http://ameblo.jp/juliet-ameblo/archive1-201005.html
現在のJulietファン、特に若い女性ファンにユミさんがこの記事の中で書いた想いがどれだけ伝わっているのかはよく分かりません。
彼女たちにとって、ユミさんは人気ガールズユニットJulietのユミさんでしかなくて、彼女がかつて所属していたユニットやそのユニットが解散してからの道程などは知る由もないことのなのかもしれません。
もちろん、僕だって知らないことですし。
ただ、ユミさんのいう「入り口に戻らなくてよかった」という言葉は、前に進み続けてきたユミさんの決意を表わして重い。
夢を追う、という人生のリスクを背負って進み続けてきたユミさんの意志や努力が、Julietのブレイクという形で報われたことは、ファンの一人として、奇跡ではなく必然だったのだ、と思いたいです。
ユミさんには、Julietさんには、彼女たちに相応しい同世代の、そして彼女たちを憧れの眼差しで見つめる若い女性ファンがついていて、おっさんが今さら何を言う必要もないし、応援する必要もない。
大勢に増えたユミさんファンの中に埋もれる喜びを、今僕は味わっています。
おめでとう、ユミさん。
いつか大きな大きな会場でJulietのライブが行われた時にでも、そおっと紛れ込んで、あなたたちのステージを生で観れたらな、と思っています。
進み続けてください。
信じる道を、ひたすら ▽・w・▽
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かつてこんなにあけっぴろげでまっすぐな告白を含んだラブソングがあっただろうか。
懐かしい。
アニメなんて言葉が一般的になる前の「マンガ」。
涙あり感動あり。
プロフェッショナルが作るエンタテインメントを子どもが楽しめた時代。
こんな懐古主義もおっさんの特権なのだ ▽・w・▽
追記:
ちなみに作曲者の宇野誠一郎さんはアニメソングの傑作を数々世に送り出した方で他に代表作としてはこんな作品も
これもまた懐かしいですね。
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仕事の後、まだ40分くらい歩かないと家に帰れないのでございますが、帰途の相方iPhoneからは先ほどからいやにPerfumeのブレイク前の曲が流れてきます。
聴きなれたということもあるのでしょうが、やっぱりいい曲ばかり。
僕は彼女たちの声が好きなので、リズムとメロディに乗って彼女たちの歌声が聴こえてくればそれで幸せ、そこに中田さんプロデュースのサウンドがついてくるわけですからこれはもう聞き惚れるしかありません。
ちなみにウォーキングにもっとも適したPerfumeサウンドはPSPS。
BPMの速さがウォーキングする足に翼を与えてくれます。
なんてことをiPhoneでフリップ入力しながら、あと、もう30分になりましたが、ひたすら歩くのです。
次の曲は何だ?
iPhoneからの投稿
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図書館から本を借りてきたと言って、その全部を読めるわけではなく、読みきれないうちに返却期限が来てしまうこともしばしば。
それでも、読みたい本はいつだって限りなく僕の目の前にあって、これはもうどれほど長い人生を与えられたとしても読みたい本のすべてを余す所なく読むことなんて出来ない。
明石家さんまさんが言うように、この世に生まれて来られるだけで充分にラッキーな出来事なんですけど、人間なんて不相応な贅沢を望むもので、あれもしたい、これもしたい、と欲望の泉は尽きることなく滾々と湧き出てきます。
僕の中には、特に最近、本を読んでも読んでも、DVDなどで映画をどれほど観ても、常に飢餓感というか焦燥感があって、もっと早く、もっとたくさん、と心の奥の方で叫ぶ声が響いてきます。
いくら大きな声で叫んだって、満たされることなんてないのに。
無常ですね。
というわけで、現在借りている本たちをラインナップ。
追悼の達人 嵐山光三郎
メグル 乾ルカ
ヴァルプルギスの後悔 Fire1. 上遠野浩平
製鉄天使 桜庭一樹
夏から夏へ 佐藤多佳子
リテイク・シックスティーン 豊島ミホ
トキオカシ 萩原麻里
ガリレオの苦悩 東野圭吾
僕が2ちゃんねるを捨てた理由 ひろゆき
ミスティック・リバー デニス・ルヘイン
嵐山光三郎さんというと、僕らの世代だと「笑っていいとも 増刊号」の編集長、という文化人タレントのイメージが強い人なんですが、もちろん本業は作家、文筆業で数多くの著書を著されております。
この本は、「明治、大正、昭和の文士四十九人の死に寄せられた傑作追悼文や弔辞を通して、近代文学の新たな一面を語る」内容になってまして、これが非常に面白い。
正岡子規に始まって小林秀雄で終わる。
文士の死に寄せられる追悼文というのはそれを書く人も文人であって、追悼文というのは故人がどのように知人、友人たちに評されていたかを知るのに絶好の例。
日本人に愛される歌人、石川啄木は、非常に個性の強い性格でしかも周囲の人間に借金をしまくっていたこともあってはっきりと毛嫌いする人も多かった、なんてことが分かったりして興味深いです。
乾さんの「メグル」は、ある大学の奨学係、奨学係というのは学生にアルバイトや家庭教師などを斡旋する係のことらしいんですが、そこに勤める女性職員から勧められたアルバイトに赴いた学生たちの体験を通して描かれるドラマの連作短編。
「ヴァルプルギスの~」は、え~と、上遠野さんらしいというか、全体像を説明しづらい作品でして、う~ん、「人知れず人のために戦う正義の味方」「炎の魔女」と呼ばれる霧間 凪、という女の子が主人公らしいです。
「製鉄天使」は、桜庭さんの傑作「赤朽葉家の伝説」のスピンオフ的な作品で、「赤朽葉家」の中で作品のバランス的に長くなりすぎ、削らざるをえなかった、レディースの総長、赤緑豆小豆の中国地方制覇の物語をまとめたもの。
「赤朽葉家」関連なら、面白くないはずがありません。
佐藤多佳子さんの本は、スポーツノンフィクション。
世界陸上大阪大会で、男子4×100mリレーの決勝に進出した日本チームの様子を中心に描いたもののようです。
「リテイク・シックスティーン」は、クラスメイトから「未来から来た」と告げられた主人公が、青春時代をやり直そうと積極的に動き回るクライスメイトに影響されて、地味で堅実な日々が変化していく、というお話。
ありがちな設定なだけに、豊島さんがどのように処理されているか、興味のあるところです。
「トキオカシ」は、まったく未知の作家の作品。
検索してみますと「時の神の系譜をもつ少年少女が繰り広げるタイムトラベルミステリー」なんだそうです。
ライトノベルも、たまには読んでみようと、自分の守備範囲に近いものを選んでみました。
「ガリレオの苦悩」は、ご存知東野圭吾さんの人気シリーズ。
噂では人気ドラマとなったドラマの内容に小説のイメージが近づいて、なんてことも聴きますので、そこらへんも興味深い。
ちなみに、元々湯川さんは俳優でいうなら佐野史郎さんをイメージして描いていたらしいです。
湯川&草彅シリーズと言ってもよかったくらいの連作が、女性刑事との淡いラブストーリーになったり、と改変はドラマ化の常道。
ドラマではまさかのイケメンに変身してましたが、小説の方ではどうなっていくのかな。
ひろゆき氏の本は、ネットビジネスを浅く軽く知るために。
デニス・ルヘインのミスティック・リバーは、少年時代を共に過ごした幼馴染たちが大人になってから思わぬ事件によって再び結びつけられ、少年時代に起きたある事件が、彼らの人生にどのような影響を与えたのかをあらためて知ることになる、という内容。
重く、厚い物語、あと少しで読了です ▽・w・▽
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ayadenさんからいただいたコメントで紹介されている徳間ジャパンコミュニケーションズの人事異動。
レコード会社内の役職と役分というのか、一体何をしている部署の人なのかということがよく分からないので素人の身でどうこうは言えないのですが、まあ、パッと見Team Perfumeの舵取りが製作現場の人の手から企画や宣伝に携わる人の手に移ったらしい、と言えそうです。
新たにTeam Perfume部長になられた方は、色々な役職を兼任されているので、号令をかけるのはもちろんこの人なんでしょうが、実際に段取りなどをつける役割をするのが、おそらくはTeam Perfume副部長になったT氏の方なんじゃないか、という感じでしょうか。
で、このT氏が兼任なさっているA&Rという部署ってどんな仕事内容なんだろう、早速検索してみました、ビバ!ネット社会 & Wikipedia。
http://ja.wikipedia.org/wiki/A&R
抜粋
A&R(エーアンドアール)はレコード会社における職務の一つ。Artist and Repertoire(アーティスト・アンド・レパートリー)の略。アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する。
実際には上記の職務だけでなく企画、制作、宣伝に至るまでレコード会社の業務全般に幅広く責任者として携わる。
で、T氏はA&R全体の責任者というわけではなく、アーティストプロモーショングループ長、ということですからおそらくは前部長、新部長とくらべてもより現場サイドに近い方なんでしょう。
ただし、音楽制作そのものよりはやはりプロモーション活動の専門家、というイメージですね。
前部長こと製作本部副本部長S氏、は2008年のエイプリルフールに、あ~ちゃんだかかしゆかだかが、嘘のいたずら電話を掛けようとした相手だったはずですから、馴染みの深い方なんでしょう、その人がTeamから外れた、ということの意味って、う~ん、何でしょう?
昨年度のTeam Perfume(スタッフを指すチームPerfumeとは違う、部署としての)、売り上げは一昨年度よりも落ちていたはずです。
分かりやすい例を挙げると、アルバム⊿は、アルバムGAMEよりも20万枚ほど売上枚数が及ばなかった。
単純に計算すると3000×200000ですから、600000000円のマイナス。
シングルCDも一枚しか出していませんからおそらく一昨年度よりも数千万円分のマイナス。
アミューズはライブを打てばチケット代金、グッズ販売の収益、ファンの増加に伴うファンクラブ会費の増加などの身入りがありますが、レコード会社はレコード会社ですから、CDが売れないと収入も減るわけで、その分早めにツアーDVDを出して補填はされているのでしょうが、ちょっと不満の残る2009年だったのかもしれません。
しかも2010年の3月を中心に行われたファンクラブ限定ライブツアーはその名の通り収益も限定されるわけで、その内訳の中のレコード会社の取り分っておそらくはわずかのものだったはず。
まだハッキリとは分かりませんけど、受注限定生産になる限定ツアーDVDをアミューズが直接出版するとかなるとますます。
昨年末、おそらくはその前からCMタイアップとか10周年を記念したプロモーション活動とか、普通に考えるならレコード会社による営業活動の範疇に入るのでしょうが、これもどうもアミューズ仕切りくさい。
去年一年は徳間さんにも色々と我慢してもらった分、今年はCDもたくさん出しますし、CDの宣伝活動のためにスケジュールもバッチリと切ります、テレビだってラジオだって、ちょっと心配だけど雑誌のインタビューだってたくさん受けてCDの売上アップを全体で獲得していきましょう的な大人な会話がされていたりして。
で、プロデュース全般はアミューズ×ヤマハ、CD売り出しのためのマーケティングとかA&RはTJCが、という組み分けが顕著になったのが、今回の。
とまあ、素人が勝手なことを言ってますが、過去のPerfumeの活動においてはやはりアミューズにもTJCにも不平不満をファンとして感じたものの、アミューズあっての、TJCあっての、そして中田さんに代表されるヤマハプロデュースがあってのPerfumeなのですから、今回の人事異動が、ユニットのより良い環境を整備してくれるものであることを、わたし祈ってます(敏いとう、驚きの出馬によせて) ▽・w・▽
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発売から4週目、約一ヶ月が経とうとしているPerfumeのニューシングル
不自然なガール/ナチュラルに恋して
は、ウィークリーチャートの推移が
初週 2位 81000枚
2週 11位 11000枚
3週 20位 5600枚
4週目の今週が、26位で3700枚。
売上枚数はいずれも推定で、いつもの如くナチュスタイルさんのサイトの分析を使わせていただいております。
これらの推定売上を合計すると約101000枚、となりましてついに10万枚突破を果たした模様であります。
今日付けのデイリーチャートでもまだ25位をキープしておりまして、このまま今月中に一週間の売上平均2000~3000枚をキープ出来れば110000枚にも達する可能性もあり、しばらくはこの2曲を収録したアルバムの発売されないだろうことを考え合わせますと、今年中でゆるゆると売れて年間137000枚を売り上げた「love the world」の数字を更新出来るかもしれません。
この売上キープの功績はやはりシングルを発売した後にも精力的に続けられたプロモーション活動にあることは疑いの無いところで、特にMステに短い周期で出演してWAサイドの両曲ともに披露出来たことが大きかったのではないか、と。
さらに言えば「不自然」よりも「ナチュラル」の方が、Perfumeファン以外の音楽ファンに受け入れられているのではないか、という気がします。
「不自然」は何しろ「鬼キャッチー」、印象的なサビのメロディを持つ、のっちが言うように「Perfumeのど真ん中」と言って良い曲調で、従来のPerfumeファンからは絶大な支持を受けている曲なんですが、現代のラブソング、として捉えると、例えば歌詞の恋愛観がちょっと古いかな、という気がします。
現代を生きるリアルに若い人達の恋愛観や恋愛に対する関心って、想いが伝わるかどうかという段階よりも後、付き合い始めてから実際にどう付き合うか、という部分にあって、恋愛を体験するためのハードルみたいなものは随分低くなってるんじゃないのかな、と。
好きな人に自分のことに気づいて欲しくて雨の日にわざわざ傘を閉じて、なんて「不自然」さよりも、好きな相手と同じ部屋にいながらなんかちょっと不満なことがあったりする「日常(ナチュラル)」の方が、よりPerfumeと同世代の音楽ファンには受け入れられやすいんじゃないか、という気がします。
おっさん世代だけでなく、若い音楽ファンの中にも「不自然」さにシンパシーを感じる人もいる、こうした恋愛に対するもどかしさみたいなものって世代を超えたものなのかも知れませんが、その時代その時代の恋愛観みたいなものもまた存在していて、WAサイドの両曲を比べた場合、「不自然」がクラシカルで「ナチュラル」がコンテンポラリーみたいな区分が出来るのかもしれません。
この2曲の製作過程みたいなものってファンにはなかなか伝わってこなくて、実際にどんな意図をもって制作されたのかは分からない。
ただ、どちらか一方だけが売り出されるのではなく、二つの傾向を持つ両曲をほぼ対等のバランスでWAサイドとして売り出したことは、チームPerfumeのファインプレーと言えるのではないか、という気がします。
今年度のPerfumeは、一方ではファンクラグ限定ツアー、その模様を収録したDVDの限定発売などに代表される「コア」な活動と、CMタイアップ、テレビ、ラジオ番組、雑誌などの活字メディアを経由した積極的なプロモーション活動という「メジャー」向けの活動を同時進行させていくようです。
一年を通じて両輪がバランスを保ちながら進行していく、というのには色々な困難やアクシデントが予想されますが、ぜひやり遂げて欲しい、と思います。
それでこそ「10・5・3」という数字を掲げた意味もあるんじゃないか、と。
さて、そろそろ、また大きな発表がありそうな気がします。
それが何になるのか、を含めてPerfumeをチェキラ ▽・w・▽
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結局昨日は、まずは地元JR駅から小田原駅経由小田急線で下北沢駅。
ここで降りていつものつけ麺やすべえへ。
着いたのが11:30頃、開店から30分ほど経っていてすでに店内は満席(7席くらい)、外側にも7人くらいの行列が出来ていてさっそく券売機でつけ麺大盛り440gのチケットを買って最後尾に並びました。
しばらく待って店内へ、朝から何も食べてないこともあって大盛りをズルズルっと腹に収めて店を出まして、下北沢の街をしばらく歩いて東北沢駅方面を目指して歩き始めます。
いい天気で暑いくらい、半袖のポロシャツにリュックサック、ハンズフリーの状態。
リュックサックはつい最近古着屋で買ったコロンビアの小さめのもの、でもスポーツメーカーのものだけあって肩のストラップも太くてがっちりしていて底の部分にはちゃんと別に布をアテて縫い合わせてある、肩だけ、腰だけに負担の掛からないバランスの優れたものでして、これがあるおかげで歩く時にずいぶんと楽になりました。
まず単純に歩きやすい。
なぜかというと、両腕をちゃんと振れるからなんですね。
肩掛けタイプのバッグですとどうしても腕のどちらかが真っ直ぐには振れなくなってしまって、それが歩く時のスピードを殺してしまっていたんだ、ということにあらためて気づきました。
前回、今回とリュックサックを背負ってから、格段に歩くスピードが上がりました。
もちろん長い距離を歩くので疲れるのですが、身体のどこかの箇所だけが痛むなんてことのない状態、心地よい疲れ方です。
で、今回は結果としてはまた山手線内を歩くことになりまして、本当は下北沢駅駅あら東北沢駅あたりまで行って、そこから中野通りに入って中野駅を目指し、中野の街をしばらくぶらついてから中央線の線路を越えて、あれは早稲田通りになるのかな、東中野駅付近の寺社が立ち並んでいるところを歩き、山手線内に向かって高田馬場から大塚駅方面へ抜けて巣鴨のあたりまで、行けたら再び谷中商店街まで、と考えていたのです。
それが、下北沢の街を歩いていて、なんかお洒落な街の中を歩くのもいいかな、なんて思ってiPhoneのマップで調べてみると井の頭通りから山手通りに入って旧山手通りまで抜ければ割とシンプルに中目黒とか代官山あたりまで行けることが判明。
気まぐれを起こして、そちらを目指すことになりまして、結果オーライ、大変に楽しい街歩きとなりました。
気がついてみると街歩きをする時にパターンが出来上がっていて、それは
・視界の開けたルートであること
・幅が広く、整備された歩道があること
・気まぐれを起こした時に、別ルートの選択肢が複数あること
という内容。
となると、必然的に主要幹線沿いの道を歩くことになり、まあそうすると自然と各名所の近くを通ることにもなるわけです。
下北沢に話を戻しますと、つけ麺やすべえの下北沢店は、高架下ガードのすぐ近くにあります、そこを抜けてあれは何口方面になるんだろう、南口か?
調べたら南口ですね、本多劇場がある方。
その道を真っ直ぐに進んで大きめの道に出たところで左折、グーグルマップによるとコージー下北沢の前を通って福原病院前で左に進むと小田急線の踏切に当たります。
これを渡って道なりに右に進み、なるべく北に進むルートを取ります。
東に真っ直ぐ進もうと思ってそのたびに苦戦する魔界下北沢の街には幹線道路に出ない限り、ずっと真っ直ぐに伸びる道というのがほとんどありません。
今説明しているルートなら
踏切渡って道なりに右側に進み、しばらくして四つ角に出るけど道なりに真っ直ぐ、北に進んで右折出来る大きな道の2本目で右折して直進すると都道420号に出ます。
ここを左折して直進、大山交差点で左右に伸びる大きな道が井の頭通り、ここを右折して井の頭通り沿いの歩道をずっと歩きます。
途中で古賀政男記念館とかがある道、代々木上原駅を降りて代々木公園に向かう時にいつも通っている道なので個人的には安心して歩けました。
ここをとにかく真っ直ぐに進んで富ヶ谷交差点まで来ると、左右に伸びる大きな道路が首都高速中央環状線、山手通りです。
右折してしばらく進むと道が二股に分かれる箇所が来るので左側の旧山手通りを選択。
ずっと歩いて代官山交番前交差点まで来ると、代官山駅がすぐそば。
代官山駅付近のやたらと坂道の多い、お洒落でこじんまりとしたお店を見つつ、のっち手すりを見学、のっち手すりあたりからの上り坂を登ってそのまま真っ直ぐ南に歩いていくと駒沢通りに出ますのでここを左折して恵比寿駅方面へ。
恵比寿駅のガード下を抜けてしばらく進むと明治通りに出るのでこれを右折してそのまま道なりに進んだ後、広尾一丁目交差点から左に登る坂道を進んで某宗教団体の大聖堂門前の今度は下る坂道を降り、上宮寺というお寺の前を通って降りきったところが祥雲寺というお寺の門前の道。
ここを左に曲がって左右に門前の商店街を見ながら大きな道に出るとここが外苑西通り広尾橋交差点。
ここを渡ってまっすぐに進み、有栖川宮記念公園を左に見つつ直進二つ目の信号を右に曲がって仙台坂上交差点まで。
ここからが坂の宝庫元麻布となりますが、それは坂コレクションでご紹介するとして、麻布十番から六本木ヒルズへ。
これは分かりやすいルートなので説明は割愛、六本木ヒルズ内にあるテレビ朝日一階で仮面ライダー電王やダブルライダーの握手アンド撮影会に紛れ込み、ひと休みして、六本木交差点から東京ミッドタウン、乃木坂陸橋を乃木神社の中を通り階段を降りて出た道が赤坂通り、ここを東に道なりにず~っと歩いて赤坂サカスまで。
ここでまたひと休みして東京メトロ千代田線で新御茶ノ水駅まで、さすがに歩かないで電車でワープ。
聖橋口から出てキッチンカロリーで夕食、神田明神の祭りを見物して、昌平橋を渡り、外堀通りを東京駅方面へ進み、大手町駅あたりで左折、JRの線路を左目の端で見ながら東京駅北口まで、が今回の街歩き。
文章だけでどこまで説明出来るかやってみましたけど、ちょっとわかりづれぇなぁ ▽・w・▽
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Perfumeを知る前によく聴いていた女性アーティストは三人。
トミーH、YUIさんと、この人。
歌もダンスもかっこいい。
VERBAL絡みならこちらも
こちらはラブリーですね。
そろそろ寝るので動画頼りの手抜きうpっす ▽・w・▽
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戻ってくるの、はえ~な、おい。
5月5日、僕はこりずに東京に参りまして、目黒通りをずっと歩き清正公交差点?あたりから今度は品川、泉岳寺、天王洲アイルを目指し、実際に天王洲アイルまで歩き、品川駅まで戻り、山手線で上野駅→歩いて谷中商店街→西日暮里駅、までをさらに歩きました。
で、またまた歩く途中で出会い、やっつけてやった坂たちをマイコレクションに加えてやりました。
それがまず
まずは桑原坂、続いて日吉坂です。
目黒駅で降り、目黒通りを東に進んで、進行方向に向かって右側の歩道を歩いていくと、あそこ、え~と、どこだっけな、そうだ目黒八芳園があります。
その目黒八芳園の手前の脇道が、桑原坂の坂道となっています。
桑原坂について、今回も日本坂道学会会長 山野勝さんの「江戸の坂」から引用させていただきますと
「桑原」は、旧今里村の字の一つというが、その起源についてはよくわからない
…………か、会長、なんすかそれ。
まあ、そんな桑原坂を右手に見つつ、さらに進みますと日吉坂。
白金二丁目と四丁目の境目にある坂、なんだそうで名前の由来については
と、標識に書いてあります。
こちらは能役者の名前から、ですかふむ。
この坂、かなりの長丁場、目黒駅側から進むと延々と下っていきます。
で、日吉坂を降り切るあたりにありますのが清正公 覚林寺。
こちらでございます。
この日、5月5日は清正公大祭なるお祭りが行われておりまして、覚林寺周辺、および三枚目画像道路をわたった向こう側にも屋台がズラッとならんでおりましたのでございます。
で、横断歩道の向こう側に伸びているのが
あれ?ちょっと順番が思惑と入れ違ってしまいましたが
天神坂でございます。
急坂の証、丸印付きの良坂ですな。
5月5日は天気もよく、よくというか良すぎるくらいで世間的には半袖上等、僕も半袖で街を歩いておりました。
天神坂に並んだ屋台には食べ物系も多く、大いに食指を動かされたわけなんですが、実は目黒駅に来る前に新宿駅近くの「大勝軒まるいち」で、またもやつけ麺を食しておりましてお腹はいっぱい。
何も食べずに、道を引き返し、交差点を右折して、品川駅方面を目指したのでございます。
今回に限っては、記事の全部を岸田今日子さんの声で読んでみてください。
なんとなく ▽・w・▽
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タイミング的に外していることを承知で書きますが、数日前に雑誌PSを買いました。
表紙でいきなりPerfumeかよ、なんか普段はぜったいこの雑誌を買わないようなおっさんが買うなんてPerfume目当てバレバレじゃん、恥ずかしいよ、ハズカシイヨ、神様なぜ愛にも国境があるの?
あまりの恥ずかしさにまったく関係のないセリフが頭に浮かぶほどだったのですが、気恥ずかしさに負けずに買いました。
今回のキャメラマン氏は前回のヒデキ高橋さんから替わってTISCHさん?
なんて読むの?人なの?
高橋さんが三人の肌の質感を、こううまいこと透明感あふれる感じに捉えてくれたのにくらべると、今回のキャメラマン氏は三人に望んだポーズ、表情のちょうどいい感じのタイミングで「カシャッ」とシャッターを切った感じで、特に柔らかいあ~ちゃんの表情がファンにはうれしい限りです。
ちなみに僕が買ったのは職場近くの本屋さんではなく、コンビニでレジにいたのは若いお兄ちゃんでした。
気恥ずかしさ、いつもの半分くらいでした ▽・w・▽
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2000円!?
驚きの安さ。
なんたって65分も映像が収録されているわけですからね、実際にはなんやかんやで3000円かかってしまうわけですが、まあこれは初めからそういう値段だったと思う方向でひとつ。
ファンククラブ限定ライブツアーのDVDをファンクラブ限定で、しかも一人一枚限定の受注生産。
律儀に過ぎやしないか、とは思うものの、まあそれならそれで、どっちにしたって自分は買うわけだし。
1月に昨年のツアーDVDが発売されたばかり、タイミングから見てもツアーの内容を鑑みても、限定生産によるDVDの発売は妥当なんじゃないか、という気がします。
これからファンになろうという人がわずか4~5曲だけしかライブ映像が入っておらず、あとはMC傑作選(笑)と特典映像のみのDVDを欲しがるとも思えないし、元々ツアーそのものがファンクラブ限定だから成立する内容だったわけですから。
ライブ映像の内容に関しては、う~ん、インディーズ時代の各曲については本当に会場に来た人だけの特典、という解釈なのか、もしかしてインディーズ時代の作品については本当はあまり触れてほしくないのか、ちょっとわかりづらいですね。
「イミテーションワールド」なんて、このタイミングで映像が収録されなければ、おそらくは将来にわたって違法にアップロードされたネット上の動画以外の音源が、何も無いままになってしまいます修正:bitterだけになってしまいます。
チャンスだと思うのだけどなぁ。
初めは著作権の問題かな、と思ったんです。
「光と、影」で書いたように、タイアップを獲得したり、コンベスに収録されるに当たって著作権法上の「出版者」がアミューズではなくなった曲が結構あるからそのせいかな、と。
で、調べてみたらそうでもない。
「レシピ」はテレビ東京系の音楽出版社がいわゆる業界で言う「原盤権」を持っているみたいですが、「ドーナツ」、も「イミテーションワールド」も、「ナチュ恋」もアミューズ。
「tbt」以外はすでに何度もDVDに映像が収録されている曲ばかりなので、ちょっとモッタイナイかなぁ、という気がします。
ただし、そんな不満は小さな問題であって、何より今回のDVDというのは、以前から
Perfumeのイベント関連に関する映像をアミューズは死蔵しないで、有料で構わないからDVD化するなり、ファンの目に触れるような機会を作って欲しい
というファンの要望をストレートに叶えてくれるものであって、アミューズが、ファンクラブ限定ツアーのチケット販売方法なども含めて、出来る範囲でファンの要望を実現する方向で実際に動き出していること。
そのことが重視されるべきであり、評価されるべきなんじゃないか、と思います。
サンキュー、EMILY、EMILYの名に代表されるPTAスタッフたち ▽・w・▽ノ
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http://news.livedoor.com/article/detail/4753274/
ライブドアで配信された産経新聞ウェブの記事。
マイケル・ジャクソンさん没後一周年ということで、またいろいろな話題が出始めている中、1992年のデンジャラスツアーから約6年間、バックダンサーとして共にステージに立ったユーコ・スミダ・ジャクソンさんのインタビュー記事です。
このインタビューから明らかとなっているのは、周囲から尊敬され、スーパースターとして扱われながらも孤独だった一人の男性の姿。
振付師の指定した振りをうまく踊ることが出来ないために振りを変更したり、アクシデントのためにダンスが乱れたりすることもあったというマイケルの様子が語られています。
特に印象に残ったのは
「スリラー」などの振付師、マイケル・ピータースさんが「マイケルはあなたたちのように、ダンスのトレーニングは正式にはやっていない。でも、自分で好きなダンサーたちの振りを見ながら独学でやってきた」と話していた。一つのステップを踏むにも、彼の手の持っていき方は違う。それがマイケルのスタイルを生んでいました。私たちと同じトレーニングを受けていないからこそできる表現が、すごくあったと思います。
という部分。
どこにも属さない独自の地位を築き上げていったマイケル・ジャクソンは、少なくともある時期からは、お手本とする身近な存在もないままに「マイケル・ジャクソン」という重く、巨大な荷物を背負いながら走り続けていたのだな、と。
それを思えば50年という彼の人生は、決して短いと、短すぎると悔やむものではなかったのかもしれない ▽・w・▽
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間奏とコーラスが終わって曲開始から約1分45秒、2番に相当する歌詞が始まる。
のっちのソロパート、約15秒。
この曲では、音楽解釈などの主要な役割をあ~かしに譲っているが、ソロパートでは存在感を示す。
曖昧で不確かな中田ヤスタカの歌詞世界に、明確な描線を伴ったリアリティを付与してきた、それが歌手のっちのPerfumeにおける最大の貢献となる。
今回のソロパートでも、のっちのソロパートによってこの曲の主人公が10代なかばの「少女」ではなく、「窓」の内側に確かな生活空間を持つ彼女たちと同世代の「女性」であることが明らかとなる。
若い女性らしい柔らかい色調で整えられた部屋の窓際に立って、雨の降る街を見つめる姿が眼に浮かぶようだ。
彼女にはひとりの人間としての独立した生活があり、苦しい恋のさなかにあってもそれは人生の中の一部でしか無い。
しかし、続くあ~かし、の歌唱パート(約15秒)によって、一部でしか無いはずの恋がどれほど彼女の中で重いものになっているかを、あらためて聴者は思い知らされる。
メイクや服装を整え、いつでも雨の降る街に出掛けることのできる準備を終えてただ相手からの呼び出しのメールを待つ。
♪ ただ期待だけをして
という歌詞、あ~かしの歌う様子によって、その行為が彼女の生活に組み込まれている日常であることが理解できるようになっている。
続くサビパートユニゾンが約30秒。
♪ 相談があるからって キミにメールを打つの
から続く歌詞のパートはあ~のちによるデュエット。
L のち 、R あ~、で振り分けられているこの部分、R側のあ~ちゃんの声が耳に残り、L側から聴こえるはずののっちの声はあ~ちゃんの声の背後にひっそりと佇む印象だ。
このボーカル処理によって、今までのユニゾン時、及びあ~のち、かしのち、の歌声が重なる部分でのっちの声が強く聴こえることが、偶然や声同士の相性というだけでなく、中田ヤスタカによる「操作」であることがほぼ明らかとなる。
あ~のちのデュエットのあと、大サビ、かしゆかのソロパートはやはり約15秒。
不安定な部分も含めて非常にかしゆからしい歌い方。
やや早口で歌っているようにも聴こえ、歌う、というよりは話しかけているようだ。
この恋の苦しさ、切なさが集約されているのはのっちソロパート後のあ~かしによるデュエット部分の歌詞であっって、かしゆかソロパートにおけるこの部分はダメ押し。
大サビであるようでインターミッションのようでもあり、語りかけるように歌うことで感情が激することを抑え、コントロールしてから三人のユニゾンによる最後のサビパートで切なさが爆発する。
♪ もうもう もうもう もうもう もうもう 遅いのかな
遅いのかな、というよりも、やはりこの恋は始まりの前に終わっていて、この女性はそのことに気づいているのではないか、と思わせる。
相手に届かない想いはどれほど苦しく切なくても伝えない限り現実を動かさないままだ。
舞台が現実社会をおもわせるものであっても、ヴァーチャルシティの中のものであっても、相手に届かない想いはそれだけでは存在の手触りが頼りなく、実在感は曖昧で不確か。
演奏部分全体における音、音の色合い、彩り、そのキラキラとした質感はPerfumeにとっては懐かしいとさえ言えるサウンドデザインとなっている。
Perfumeのスタンダードであり、地下水脈のように時おり(年に一度、一曲だけ)露にされる甘い切なさ。
それが2010年第一弾シングル、WAサイドの片翼、
不自然なガール
だ ▽・w・▽
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歌い出しは、三人によるユニゾンが約15秒。
あ~ちゃん、かしゆかの声色によってこの歌がラブソングであり、その恋が切なさを伴った苦しい恋であることが暗示されている。
その後の間奏部分ではLRともにあ~ちゃんのコーラス、間奏が終わってのソロパートと合わせての30秒をあ~ちゃんが支配している。
ソロパートにおけるエフェクトは薄め。
「アイドルこぶし」の名残を含んだあ~ちゃんの歌い回しはそのままトラックに残されている。
抑えめにした発声、鼻にかかった発音、幼げだが大人の女性の声。
2008年以降のシングルのユニゾン後ソロパートを託されてきたのっちの役割、歌い出しソロパートにおける歌詞の世界観の提示、ユニゾン時における軸、楽曲全体の解釈、は今回あ~ちゃんとかしゆかに振り分けられている。
あ~ちゃんのソロパートが終わって曲開始から約45秒後、かしゆかのっち、のユニゾンが、歌い出しユニゾン→コーラス→あ~ちゃんソロパートから引き継いだ恋の切なさ、苦しさをさらに強調しながら曲開始から約60秒後、サビ部分へ突入する。
この曲の歌詞、ボーカル担当の振り分けは、ほぼ15秒を一単位として決定されている。
この曲のユニゾン時における軸はあ~ちゃんに託されている。
あ~ちゃんの声、解釈が前面に立ち、のっちがその背後に控える。
その二人を抱きくるむようにかしゆかの声がユニゾンの表面をコーティングする。
あ~ちゃんとのっちの立ち位置を逆転すれば、このユニゾン構成はほぼそのまま「love the world」と重なる。
サビ部分、ユニゾンで歌われるこの恋の行方は絶望的のようにも思える。
想いは届かず、傷つくことを恐れて踏み込むことも出来ず、始まりの前にこの恋が終わっているかのようにさえ感じる。
「シークレット シークレット」「I still love U」と受け継がれてきた恋する乙女の甘い絶望を漂わせながら、再びあ~ちゃんのコーラスに支配された間奏に入る ▽・w・▽
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ようやくMステで披露した
ナチュラルに恋して
を観ることが出来ました。
MIKIKOさん御得意のステップ系振付の傑作、こういう振り付けになるとPerfumeのメトロノームのっちの芯を捉えるリズム感の良さが際立ちます。
あ~ちゃんもこういった細かく刻む振り付けは得意とするところ、かしゆかは表情の豊かさと仕草の可愛らしさで頑張ってます。
それにしても細かい。
細かいだけでなくフォーメーション移動がまた見事で、一人ひとりの動き出すタイミングを少しずつずらして見るものをハッとさせる仕掛けの連続。
魔女MIKIKOの高笑いが聞こえてくるようです。
イントロから歌い出しまではPerfumeの黄金比率の裏、画面向かってLのちCあ~Rかし、から歌い出しての黄金比率の表、LかしCあ~Rのち。
♪ 忙しそうにしている
部分の歌詞からRのちの動きがずれ始め、そのまま一人だけ画面向かって左側に歩行移動、あ~かしを追い越してLの位置へ。
これでかしゆかセンターポジションへ。
そのまま一番残りの歌詞を歌いきり、間奏部分ダンスへ。
間奏部分ダンスの終りにまた三人三様のタイミング振付のアクセントが入って2番の歌詞、今度はいたって普通に歌いながらのっち、かしゆかとセンターポジションを交代。
ここからのダンスの安定感が半端ない。
のっちの凄いところは、センター慣れというか、いかにも当たり前のように堂々とセンターポジションに入り、そのまま堂々と歌いきり、踊り切るところで、気負いも衒いもない。
だって、あたしずっとこうだったし
「光と、影」のアヤノならば、かならずこう呟いているはずであり、この人の精神的なタフネスさはナチュラルであるだけにあ~ちゃんとは異質の強さを秘めている。
Perfumeは、相も変わらず、凄いことをキュートにやりきっている。
あの映像を見て、それに気づく人がどれだけいたことか。
あのステップ。
あのステップ! ▽・w・▽
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チームPerfumeについて書きたい、と思い、少しずつ少しずつネットでの検索を中心に情報を漁っているんですけど、チームPerfumeを取り上げるとなるとアミューズに言及しなければならず、アミューズを語るとなれば大里さんに触れねばならず、大里さんに触れようと思えばかつては「帝国」とまで呼ばれた渡辺プロまで視野に入れなければなりません。
渡辺プロ出身の芸能プロダクション経営者、メディア関係者というのは芸能界のありとあらゆる場所に存在して、思わぬつながりを見出したりする、たとえばアミューズをやめたあとに上原香代子さんが舞台に出演したことがきっかけで所属することになった「アトリエ・ダンカン」の経営者は、渡辺プロ時代の大里さんの先輩に当たる方で、大里さんが一番最初に配属になった班の責任者だった方。
また、掟さん司会で、Perfumeがホワイトボードの前で「エレワー」を披露した伝説の映像は、日本初の音楽専門チャンネルスペースシャワーTVのネットストリーミング番組だったわけなんですが、このスペースシャワーTVを運営しているスペースシャワーネットワークの現会長は、渡辺プロでは大里さんと同期(八期)だった方。
こういったつながりだけでなく、大里さんの手法みたいなものを考えるときにも渡辺プロというファクターは欠かせないわけで、まあ、知っている人は知っているようにナベプロと言えば、何かと色々と噂された事務所であって、ジャーナリストが内情を暴いた書籍を出版したら、なんと東販日販という出版流通から締め出されてしまうなんてことにもなったりする、とてもとても素人がチョイチョイっとネットで検索した程度で扱える存在ではないのですね。
逆を言えば何もど素人がそこまで踏み込む必要もないと言えばないんですが、少しはその時代のことも書いてみたい。
そこら辺の兼ね合いが、難しかったりする(と言って大して調べ上げてあるわけではないし)。
チームPerfumeと、我々は簡単に呼んでますが、芸能界という魔界は、未だに高くて厚い壁の向こう側にあり、Perfumeは間違いなく、あちら側に住んで
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やっぱり応援しているタレントやアーティストがテレビ番組に出て好意的に扱われたり、ライブレポをwikiとかで読んで、Perfumeファンではないフェスの参加者にPerfumeって可愛いって言われてたとか、テレビで聞いた時と全然音が違う、なんて褒められていた、なんて知ったり、ひげくまさんの記事で紹介されているような業界でもこだわりを持った音楽レビューを書いてきた人に評価されたりするのを知ると、もう単純素直に嬉しい。
僕はもう2年半ほどPerfumeを応援してきて、今さら自分は新参者ですから、なんて言い訳はせず、自分なりに責任をもってPerfumeをテーマにした記事をアップしていこうと決めているのだけれど、でも時々何も理屈もつけず、ただアホみたいに口をポカーっと開けたまま
あ~ちゃんって可愛い
とか
かしゆか良い事言った!
とか
さすがのっち、それでいいのだ
とか、シンプルに喜びたい時があって、Perfumeというユニットはそういったレベルでもファンの期待を裏切らずにいてくれる。
そうしてPerfumeファンとしての幸せを噛みしめる度に、ああ、一体いつまでこの幸せは、夢のような時間は続くのだろう、自分はこの幸せをいつか必ず失ってしまうことの覚悟が本当に出来ているのか、と感傷的になる。
ファンなんて無力だ。
Perfumeって僕にとってはただ同時代に生きている、というだけで実際には明智光秀とか紀貫之とか、歴史上の人物と隔たりは大差ない。
僕の感傷や想いとはまったく関わりを持たないまま、Perfumeの時間は進んできたし、今も進んでいるし、いつか僕の感傷や想いに何の関わりもなく終わる。
だからやっぱり僕は、Perfumeを、まるで歴史物語を読むように見ていようと思う。
大勢いるPerfumeファンの中のただ一人として、出来れば彼女たちの事績を後世に伝える言葉の一欠片になれれば、と願う。
だって、ファンなんて馬鹿だから ▽・w・▽
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笑っていいとも、いつもの如く帰ってきてから観ました。
面白かった。
前回にタモリさんとなんとなく会話が噛み合わず微妙な雰囲気のまま終了してしまい、なぜかその責任があ~ちゃんに押し付けられるなんてことになったことと比べると、非常に穏やか、Mステに何度か出たことでタモリさんがPerfumeのメンバー、キャラクターをちゃんと認識してくれるようになったことに加えて、他人の演出に乗れないというか、自分のペースにこだわってトークを進めようとする傾向の強かったあ~ちゃんが、タモリさんとキチンと会話のキャッチボールが出来るようになり、さらにはかしのちの二人も喋るべきタイミングで喋ることが出来るようになった、三人のタレントとしての成長が、今回の良好な雰囲気を醸成する原因となったのではないか、と思いました。
まず登場、会場からは可愛い可愛いの声が聞こえますが、Perfumeはあまりその声には反応せず、タモリさんに促されて花輪を贈ってくれてきた人を確認。
その後に席について、まずは結成10周年に関連した話題が数分。
11歳、小学校6年生に結成して、という話から上京してきて
事務所の会長さんに言われるがまま
活動していた、と回想。
さんまさんのラジオネタで天然疑惑が浮上した某会長の真似が入り、三人でいるときは広島の方言で
じゃけぇじゃけぇ言ってますね
と続き、タモリさんから「三人仲が良いよね」という指摘になり、ラジオ番組なんかでも
打ち合わせに入る前に1時間くらい盛り上がっちゃうんですよ
と、止まらないガールズトークに言及。
さらにそこからタモリさんが「Perfumeのさぁ、毎回振りを見てっけど…ムツカシイよね」と、話を振って振付トーク。
あんなに振り付けが細かいとライブでも大変でしょう、という流れに乗って
話がズラズラと続いちゃって
と、あ~ちゃん擬音小爆発。
なんやかんやあって、100分の1アンケート、三宅裕司さんの紹介まで。
100分の1アンケートで質問を三つ用意して
・今日ピアスを開けてきた人(微妙)
・アクターズスクール広島出身の人(確率的にありえないでしょ、ASHは日大か何かか!)
最後に
・ハッサクを持っている人(……西脇綾香恐るべし)
もちろんどれを選んでも100分の1どころか一人もいるはずがなく、今回も景品のストラップはもらえず。
会場はハッサクで爆笑となってたんですが、僕は個人的に理論派であるはずのかしゆかが
あたしたちはアクターズスクール広島出身なんですけど、アクターズスクール出身の人
と、ど忘れしたあ~ちゃんに替わって説明しているところと、どれにしようか迷って
どれでもいい
と、投げ出してしまったあ~ちゃんに替わって、今度はのっちが
じゃあ、アクターズで決めよう
と、言った後に(なんとか無事にまとめられたゼ)みたいな満足気な表情でうなづいている姿がツボに入りました。
今年は積極的に各テレビ番組にも出たい、という発言も、これならドンドン出ちゃって~と安心して楽しみにしていられる安定感を感じました。
成長してますね、三人がそれぞれ三人らしく。
また人気出ちゃうなきっと、参ったな(笑) ▽・w・▽)
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