逆光 ▽・w・▽
たなbさん経由で関くんのインタビューへ。
初めて知ったサイト、どちらかというとサカナクションのMVの評価が高い。
映画監督になりたかったんだ。
グラフィックデザインがメインの人かとずっと思ってました。
http://white-screen.jp/2010/03/kazuakiseki.php
▽・w・▽
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たなbさん経由で関くんのインタビューへ。
初めて知ったサイト、どちらかというとサカナクションのMVの評価が高い。
映画監督になりたかったんだ。
グラフィックデザインがメインの人かとずっと思ってました。
http://white-screen.jp/2010/03/kazuakiseki.php
▽・w・▽
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現在NHK総合で放映されている
歴史秘話ヒストリア
大仏がなぜあんなに大きいものになっていったのか、を検証する歴史ミステリー番組。
面白いです。
世界には色々な大仏があるもんですな ▽・w・▽
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帰宅中にロキノンジャパン今月号を書いまして、ただいま読み終わりました。
インタビュアーはおなじみ小松香里さん、Perfumeファンが知りたいことを押さえつつ、踏み込むところにはちゃんと踏み込むという安定したインタビュアーっぷり、小松さん好きっす。
内容に関してはそれぞれ読んだ人ごとに感想があるんでしょうが、僕が感じたのは三人って三人とも骨の髄までPerfumeなんだなぁ、ということ。
21歳の女性にとってそれが留保なしに幸せなこと、と賞賛していいのかどうかは、46歳のおっさんとして複雑な心境でもあります。
ところで、発表されたジャケ写やTJCサイトのトップ画像を見て、もしかして今回メイク担当が替ったのか、なんて思ってたんですが、この雑誌のグラビアページのスタッフクレジットを読むとやはり大須賀昌子さん。
プロだから色々な見せ方があるわけで、さすが姉さん。
ただ、一言おねがいなんですが、のっち氏の眉毛、おでこを出して丸見えになるときにはもう少しだけ濃いめに描いてくれませぬか。
目元だけシベリアンハスキーのように酷薄な印象になって、ちょっと怖いっす ▽-w-▽
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以前結婚式場に勤めていた、という関係上、僕は年に数度、ディナーショーなどで会場にやって来る芸能人を間近で見る機会に恵まれていました。
ディナーショーですと堺正章さんとか、小柳ルミ子さんとか、松崎しげるさんとか、山本譲二さんとかディナーショー界の大物のみなさんや、イベントのゲストであれば映画監督の大林宣彦さん、モデルとして人気の高かった頃の梅宮アンナさん、羽賀研二さん、ヒッチハイク旅行から帰ってきてまだCDを出す前、ブレイク寸前の猿岩石とかLLブラザーズ、ジョニー大倉さん、西城秀樹さん、鈴木一真さん、川岡大次郎さん、人気絶頂だった頃の河村隆一さんは出席したテーブルを担当したこともありましたし、政治家でいうとH野G志さんなどの民主党系議員やS藤Tつぐさんなどの自民党系議員、ファッションショーのゲストに招かれる元プロ野球選手や、結婚式の司会で呼ばれるテレビ局アナウンサーとか、お笑い系でいうと綾小路きみまろさんやちょっとお名前は忘れちゃった落語家さん、布施辰徳さん、でしたっけ、ものまねタレントの方もおおぜい来館されてました。
思い出せない人も多いんですが有名無名を問わず、いわゆるタレントさん、というのはけっこう数多く間近で見てきて、不愉快な思いをしたことってまずありません。
みなさん非常に物腰が丁寧だし、それはスタッフの人達も同様。
彼らにしてみれば営業に呼ばれた先の従業員だから、ということもあったのでしょうが、いい人ぶりを感じることの方が多かったように覚えています。
ディナーショーの場合、呼ぶタレントさんのランクによってギャランティはそれこそピンキリで、僕が勤めていたような地方の結婚式場の場合、例外を除いて売れっ子の一流どころなんてとても呼べませんから、どうしても中心は誰だっけ?というような演歌歌手とかタレントさんになるわけです。
そのタレントさんが女性だった場合。
芸能人をなめちゃいけません、有名無名を問わず、みんな綺麗な人ばかりだったような気がします。
小柳ルミ子さんだったかな、僕がお見かけした折にはもうけっこうな年齢だったはずなんですけど、小柄でほっそりとしてスタイル抜群、男性より同性には厳しいはずの若い女性社員なんかが「スタイルいい~」と騒ぐくらい。
名前も知らないような演歌歌手(僕が知らなかっただけでカラオケではよく歌われている人もいたみたい)でも、肌が綺麗とか、実年齢には見えないとか、一般女性とは明らかに違う何かをまとっている方が多いんですね。
で、我らがPerfumeの場合。
やっぱり彼女たちは芸能人という一般人に対するところの異族、の中では図抜けて綺麗とか可愛いとかスタイルがいいというわけではない、と思うんです。
ファンとしての主観はどうあれやっぱBクラスくらいかな、と。
でも、実際に近くで見てみれば三人とも驚くほどに綺麗だろうし可愛らしいだろうし、スタイルもいいだろうな、とも思うんです。
彼女たちはそういうタイプの芸能人なんだ、ということ。
芸能人の中には、スクリーンやグラビアやテレビ画面の中で綺麗、実物も綺麗、という人や、実物はう~ん、という人や、実物は輪をかけて綺麗、という人もいれば、スクリーンやグラビアやテレビ画面の中では、まあ普通かちょっと可愛いくらいだよな、という印象が実際に見てみるとありえないくらいに綺麗に「見える」人もいる。
Perfumeっておそらく最後のパターンに属する芸能人であって、それは芸能人としての彼女たちの魅力そのものに言えることで、困ったことに彼女たちの魅力ってそれを理解するのには条件が限られてしまうことが多かったように思うんです。
実際に見かける可能性くらい稀な条件が。
ステージに立っている彼女たちを見てよと、音楽の良さをライブで感じてよと言っても、それが可能になることって少ないわけです(ライブチケットが入手困難だったり)。
Perfumeのメジャー化、というのは、そうした彼女たちの魅力が分かりやすく大勢の人に伝わりやすい環境を整えるために行われるもの、という面が大きいように思います。
NBBのCMも然り、彼女たちのスタイルの良さとか、年齢相応の魅力を備えた女性であるとか、そういった点は少なからず伝わったはずです。
もしPerfumeのメジャー化が、そういった方向性、彼女たち本来の魅力を分かりやすく大勢に伝えるためのもの、であるならば、一部のファンが心配するような「変容」「変質」が起こる危険性はまずないだろう、と僕は考えています。
Perfumeの魅力って伝えにくいんだよな、すぐには分かりにくんだよなっていうのはもしかしてファンの杞憂に過ぎず、案外ポンっと一般受けしちゃうかもしれません。
Perfumeというユニットの可能性は、まだ誰にも読みきれていない大きなものです。
今年は様々な点でPerfumeファンとしての固定観念が揺るがされることになるかもしれません。
それすらも楽しめるように、心を備えておきたいな、と思う所存であります ▽・w・▽
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わ~ちゃんさん、オリーブさん、カリフォルニアバーガーに関してコメントをいただいてありがとうございました。
僕のすむ田舎町にもマクドナルドはありまして、もちろん期間限定バーガーも売っております。
が、元々ハンバーガー自体普段から食べる方ではない上、食べるにしてもごくシンプルなハンバーガーくらい。
しかも期間限定バーガーって一日の早いうちに売り切れたりするんですよね。
諸条件が重なって、ますます期間限定バーガーは縁遠いものになっております。
今はメキシカンですか…
どうもご陽気路線が続きますな。
僕としてはもう少し影のある都市のイメージ、たとえばプラハバーガーとかアムステルダムバーガーとかシチリアバーガーとかマルセイユバーガーとか、そんなんだったら食べてみたいんですけどね。
マルセイユバーガーなんて、アンダーグラウンドの組織とコネクションが無いと入手すら出来ないという。
ぜったいマックで売り出されることはなさそうですね ▽・w・▽
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Perfumeに性的な関心を抱かない、もしくは抱けない、というのはあくまでファンの一部にそういう人達もいる、というだけであって、Perfumeファンの中、特に若い世代、何ならPerfumeよりもさらに若いファンの男子諸君がたとえば自分の性的妄想の中にPerfumeの誰か、もしくは豪華三人そろい踏みの状態でご登場いただいたとしても、それはそれで当たり前のことなのであって、罪悪感のようなものを感じる必要はありません。
必要はないのですが、彼女たちで性的妄想を描ける人というのはなかなかに大した想像力の持ち主だな(笑)と思ったりします。
彼女たちを見ていてあまり性的な要素みたいなものを感じないのは、もしかしたら彼女たち三人が形成する雰囲気みたいなものが女子高ノリみたいなもの、異性を意識する環境になかったからなのかもしれないな、と思うことがあります。
彼女たちの周囲にいた異性=男性というのは、彼女たちの保護者、もしくは保護者的な立場の人に限られていて、彼女たちがたとえその異性に好意やそれ以上の関心を抱いたとしても、相手にとって彼女たちはあまりにも幼く、或いは芋っぽくて異性という対象として感じることがなかった。
男性や男性を含む大人たちから常に「年少者」「被保護者」扱いされること、異性として見られなかったことで、彼女たちも周囲にいる異性=男性というのは自分たちの保護者であってリアルな恋愛対象ではないという刷り込みが出来上がっていって、異性の関心を自分たちに向けるためのごく自然な媚びのようなものさえ失われていって、結果として異性向けの言動みたいなものを身につける成長過程を歩まないできたんじゃないか、という気がします。
ただ、それはあくまでPerfumeのメンバーとしての彼女たち、あ~ちゃんかしゆかのっち、に限った話であってリアルな彼女たちはまた違うだろうということも承知しておかなければならないだろうと思います。
彼女たちは、とくに高校時代、芸能活動よりも普通の高校生として過ごす時間のほうがはるかに多かったはずであり、年齢相応にボーイフレンドもいただろうし、デートも重ねただろう、その中で色々な経験もしているだろうということは常識の範囲内として知っておくべきだろうと。
最近の彼女たちに今まで感じなかったような女性らしさ、を感じるのは、もしかしたらPerfumeのメンバーとしてキャラクターに徹してきた彼女たちの硬い殻にひびが入ってきたからなのかも知れませんし。
これから彼女たちのファンになる人達というのは、そんな「ナチュラル」な女の子としての彼女たちと出会って「恋」に落ちる人達のことなのかもしれません。
「ポリリズム」世代のファンである僕たちは、彼女たちの苦闘の時代を知らないことで色々と思うこともあるのですが、もしかして一番恵まれたファン世代ということになるのかな、と思います。
いい時にファンになってよかった ▽・w・▽
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僕はマクドナルドの期間限定バーガーを食べたことがありません。
決してそれを狙って生きているわけではないのに、運命の女神の紡ぐ糸車が、僕をそのように導くのです。
教えてください。
カリフォルニアバーガーって、美味しかったんですか。
どこらへんにカリフォルニアを感じましたか。 ▽・w・▽
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だってまさかあの三人がこんなに綺麗になるなんて思わなかったから。
今でもとびきりの美人という風には思わないんだけど。
Perfumeの三人は綺麗になった。
大誤算だ。
僕がただひとつPerfumeについて信じきれなかったのは外見の成長というか成熟に関して。
いや、だってまさかあの三人が。
あ~ちゃんが美人の卵だって書いたって、それは期待込みだったのであって、まさかあんなに人並外れて美人になるとは、思わないでしょう。
のっちはあんな鼻だし、かしゆかはあんな目だし(こらこら)。
「ポリリズム」のジャケットはああだし。
芸能人ってすげえなぁ。
ただ不思議なのは、どうしてもPerfumeに性的な意味での関心を持てないことだ。
わざわざブログで書くことじゃないんだけど、人並みにスケベなオヤジなのに、まったくピクリともしないし(こらこら)、そういった妄想を抱いたことも無い。
謎だ。
ココ壱のカレーはチェーン店のくせになんであんなにうまいんだ、というくらい謎だ ▽・w・▽
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なんと驚きの三人同日更新。
あ、Perfumeのメンバーブログのお話です。
三人同日とは言っても、あ~ちゃんのムービーブログ、略してムービーブログは19日撮影で26日付でアップされたもの。
のっちは札幌公演の折に降った雪に驚いた様子と各地で咲き始めた桜の花を、ツアー先で見るのが楽しみ、と語り、さらに自分撮りでは札幌で女の子にもらった(誰だろう、ファン?関係者のお子さん?)というのっちみたいな女の子の顔をした髪留めのアップ。
のっちonのっち。
最近ライブレポを読む度にのっちが痩せた痩せたと聞くのでそうだっけ?と疑問に思っていたんだけど、この自分撮りを見てみると(右斜め上から撮影していて、のっちの顔の右半分を見る形になっている)たしかに頬からアゴにかけてのラインがかなりスッキリとして見える。
大本くんのことだから特別これといった理由、体調を崩したとか、人間関係に悩んでとか、失恋してとか、将来が不安になってとか、心配するようなことはないと思うのだけれど(情緒が極めて安定しているのがこの人の強いところだから)気まぐれなダイエットにしてもやりすぎないようにしてほしいと思う。
まあ、お年頃の女の子にダイエットに気をつけて、なんて言っても聞くわけがないんだけど。
あ~ちゃんのブログは、いつものようにあ~ちゃんのアップに始まりアップに終わる。
この人は20歳を過ぎて、重圧から解放されたように子供らしさを取り戻し、それとは相反して埋れていた美しさが剥き出しになるように女性として脱皮しつつある。
あ~ちゃんのカメラ前での語りって、基本的には松浦亜弥さんのそれが原型なんだけど(だからああいう声の出し方になる。ライブでもインタビューでも使うことの無いカメラ前用の発声と発音)、今ではすっかりあ~ちゃんオリジナルとして機能していて、女神の卵である妹さんに受け継がれつつある(妹さんはあ~ちゃんほど徹底してアイドル出来ずに照れが入るところが可愛らしい)。
内容は各地のライブでの観客の反応の違いについてと、誰かからもらったらしいのっち氏とお揃いの羊帽子の披露。
帽子なのかあれ、被り物としては中途半端だし。
かしゆか嬢はきちんとブログを情報メディアとして有効に使っていて、必ず何かしらの情報提供や紹介と、ファンに向けた活動報告みたいなものが文章に含まれている。
今回はインタビューを受けた雑誌の紹介。
TOKYO1週間
WHAT's IN?
TV Bros.
雑誌ではないけれども
オリコンWEB
だそうです。
あとは札幌で食べたスープカレーの紹介、店名入り。
皆さんも御存知のように(え?)僕はカレーの国の王子様を名乗っているわけなんですが、スープカレーって食べたことがありません。
したがって、スープカレーという食べ物は未だカレーとしては未公認の食べ物、カレーのようなもの、であると思ってください。
ちなみにカレー界のヒエラルキーは
チキンカレー>ポークカレー>かつカレー>野菜カレー>ビーフカレー>シーフードカレー
です。
例外はありません。 ▽・w・▽
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ブレイクの前後、Perfumeファンの願いはたった一つでした。
売れてくれ、と。
売れて、ブレイクして、解散という悪夢からPerfumeを遠ざけてくれ、と。
Perfumeファンは、それだけを願っていれば良かった。
きっと、紳士淑女の集まりで知られるPerfumeファンは、日頃の行いも良かったのでしょう。
その願いは叶いました。
Perfumeは売れ、ブレイクを果たし、当面解散という危機を視界から遠ざけることに成功しています。
一つの願いが叶ったファンの現在の願いは、バラけていきました。
中にはPerfumeに関心を失い、願いそのものを持たない人達も出ています。
元々Perfumeファンの中には、古参世代のアイドルヲタ、ブレイク直前までPerfumeやファンに大きな影響力を持っていたサブカル好きを除いて、従来の日本の音楽状況に何らかの不満を持つ人が多く取り込まれてきました。
普段はJ-POPなどを聴かない人たちが、どこかでPerfumeのことを聞きつけ、その音楽性に着目し、それだけでなく彼女たちの過去の活動やキャラクターを知ることでアイドルファンとして振舞うようになっていく。
そのようにして「コア化」したファンたちによる、非常に濃厚なアーティストとファンとの空間(関係性)は、Perfumeがブレイク後活動内容をメジャー化させていくことで密度を薄めていくことになります。
応援していたユニットとの距離が開くことで、一部のファンの人達の視界にはPerfume以外の風景が映るようになり、Perfumeの活動規模が大きくなるにつれて、情報伝達や活動の頻度そのものの数が限られたものになっていく過程で、ちょっと立ち寄っただけ、のはずの他所の風景に取り込まれて戻らなくなるファンも出てくるようになりました。
Perfumeというユニットは、何者でもなかった。
アイドルにもなりきれず、アーティストとは認知されず、美しくもなく、セクシーでもない。
未だにファン以外の人達へのセールストークが難しいまま。
そんな彼女たちの在り様は、実際に触れてみなければ、そして触れ続けなければたちまちその存在そのものを見失ってしまいそうな、曖昧とした不定形な流動体のようなものです。
Perfumeがそのようになったのは、一つには、彼女たちを型にはめるほど強大な権限を持つ人物が彼女たちのスタッフに存在しなかったからだ、と考えられます。
所属事務所内の有力者が興味をもつほど、そのコントロールを手に入れたいと思うほど彼女たちは期待も注目もされていなかった。
ブレイクして目をつけた時には、すでに流動体のような在り様が彼女たちの魅力である、と世間に喧伝されていたために手の出しようがなく、より売りやすくするために方向転換をしたくても、そもそもブレイクした原因すら把握出来なかったからユニットがどの方向に進んでいるかを認識出来ていなかった。
そのために、マイナーな雰囲気を持ったままブレイクしたユニットの「メジャー化」は、図らずも急激な方向転換とはならず、年単位の時間を要する非常にゆったりとした、穏やかなものとなり、そのことによってファン層は「コア」を持ちながら、しかし様々な入り口からPerfumeワールドへ足を踏み入れたファンによる、多彩な層を形成するようになっていた。
男、女、そうでない人、メガネ、コンタクト、裸眼、レーシック、医者、社長、学生。
繰り返しになりますが、層が多彩になることでユニットとファンとの距離が離れ、そのことでファン密度、みたいなものが薄れたことで、現在Perfumeファンのユニットへの期待は、様々な方向を向くようになっています。
しかも、今年に入ってスタッフやメンバーの口から繰り返し「攻める」という言葉が発せられているために、「攻め」という言葉がひとり歩きを始めてしまい、ファンの一部をミスリード(過剰な期待を持つようになる)しつつあります。
そんな「迷走」っぷりも、まあPerfumeらしいといえばPerfumeらしいのですが。
Perfumeは今年、従来のユニットのイメージとは少しズレた活動を取り入れていくことになるだろう、と思います。
それが、結成10周年を記念する今年に限定されるものなのか、今後も継続される「既定路線」になるのかは、まだ分かりません。
「Perfume」はすでにファンだけのものではなく、ユニットや現場スタッフだけのものでもなく、東証株式市場一部上場企業であるアミューズの有力商品であり、彼女たちの動向は、アミューズ全体の活動方針の中に組み込まれています。
結果として、ファンがPerfumeというユニットの強力なサポーターであった時期は終りを告げ、今後ファンはサポーターからフォロワーという形態に変化せざるを得なくなるのではないか、という気がします。
僕は2010年はPerfumeにとって今後長い間活動を継続できるかどうかの「審判の年」になるか、と思っていたのですが、プロジェクトPerfumeは活動の継続期間を先に見据えた「転換の年」にするつもりなのかも、と思うようになりました。
その過程で、かつてのような強力無比な求心力を失ったPerfumeを、ファンがどのように見るようになるのか。
「審判の年」になるのは、ファンの方なのかも知れませんね ▽・w・▽
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フジテレビで現在放映しているスペシャル番組
超ド級!世界のありえない映像博覧会
の21時半頃にのっち編を目撃。
MIKIKOさんの振付をそれこそナチュラルに演じるのっち、素晴らしい。
この人はファン以外に向けた対外活動用人型兵器(笑)なので、こうした活動の際、本当に頼りになる。
ジャンプをした次の瞬間、ウォーキングに入って一歩歩くごとに表情が笑顔から真顔に切り替わっていく、あそこの堂々たるモデルっぷり、さすがPerfumeのエース。
これでコンプリートしました。
三人編も放映されているのかも知れないことはこの際無視、だって明日までなんだもん ▽・w・▽
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Perfumeが2006年の夏あたりに端を発した解散危機を回避できたのは2007年の5~6月、ACCMへの起用が決定してからのことでしょう。
Perfumeは2007年3月に高校を卒業しています。
これがその後の活動に与えた影響は非常に大きく、まず彼女たちはBEE-HIVE寮から出ることで日常的なレッスン場所を失います。
また、それぞれが個々の生活(あ~、かしは家族ごと上京してきた両親と同居、のっちはひとり暮らし)に戻り、大学生活を送ることで三人が揃って顔を合わせる機会そのものが激減してしまいます。
ずっと資料を探していて再発見できなかったんですが、2007年の五月頃のインタビューで、かしゆかに対して「大学生活とレッスンの両立は大変なんじゃないんですか?」といった意味の質問がされた時、たしか
それが最近はレッスンもあまりしていないんですよ。
三人で会うこともあまりなくて。
と答えていた記事があったんです。
のっちと同じ大学に通っていることに話を振られても
大学でもあまり会わないですね
みたいに答えていた記憶があるんですが、元の記事がどうしても分からない。
ただ、三人が同じ建物の中に住んでいて、しかも自分の部屋からスリッパのまま出て数メートル歩けば壁一面が鏡張りになっているレッスン場所がある、という恵まれた環境からごく普通の女の子の生活に戻り、3月いっぱいでSKY PerfecTVのレギュラー番組も終了、4月にはライブが一本あっただけ、ですからPerfumeの活動、というのはごくごく限られたものになっていたことは確かなんですね。
Perfumeは2007年の時点で結成してから8年目になろうとしていました。
そのうち、間違いなくPerfumeが厳しいレッスンで鍛えられていた、と判断出来る時期というのは前半の4年ほどに過ぎません。
広島時代、上京してBEE-HIVEに所属してからの約1年。
寮に住んでいた間はそれでも事務所からのレッスンみたいなものがあった可能性もありますが、肝心のダンス講師MIKIKOさんが2006年からニューヨークに留学してしまいますから、自主レッスンばかりになっていたとも考えられます。
2005年にメジャーデビューしてからは、リリース時期以外にはせいぜいライブが月に1、2本程度。
彼女たちは高校時代の殆どを、Perfumeの活動よりも、ただの高校生として過ごす時間の方が圧倒的に多かった、といえそうです。
そして、2007年に寮を出てからはレッスン場所さえなくして、パフォーマンスレベルの向上どころか、維持さえも困難な状況にあった。
Perfumeが売れないままでも活動を維持し、Perfumeらしさを失わなかったのは自分たちのパフォーマンスに対する自信があったからだろう、と思います。
自分たちは今は売れてないんだけど、子供の頃からきちんとしたカリキュラムによるレッスンを受けてきて、広島のスクールから東京の大きな事務所に呼ばれて、そこでもまたレッスンを受けて、自主練習も長い時間重ねてきた、いわば由緒正しい来歴を持つグループだし、パフォーマンスの内容を評価してくれるファンも業界関係者にいる。
CDの売り上げという分かりやすい実績を持たなかったPerfumeには、自分たちがクオリティの高いステージパフォーマンスを行っている、という以外に誇れるものはなかったはずです。
そのパフォーマンスが、ごく普通の大学生活を送る日常の中で危機を迎えることになってしまっていた。
そうしたPerfumeの内側の事情とは裏腹に、この頃、たとえば動画共有サイトのいわゆる「アイマス動画」などを中心にネット社会の中でPerfumeが存在感を増していて、水面下ではACCMへの起用というチャンスをスタッフが確実なものにしつつあった。
2007年の前半までのPerfume、この頃のPerfumeの実情というのは、ちょっと現在のファンには分かりにくいものになっています。
カエラ効果からの公共広告への起用、アイマス動画、ハレパンとの対バン、申し訳関連イベントへの出演、ひこ星、サマソニ、ポリ発売→ブレイク。
こういった表側の華やかで鮮やかなブレイク劇の裏側で、肝心のユニットの方は活動の目標といったものを見失いかけていたのではなかったか、という気がします。
特に4月や5月といった時期、水面下で激しく動いていただろうチームPerfumeは、ユニットに対する配慮みたいなものを気配りする余裕がなかったんじゃないか。
Perfumeは少なくともしばらくの間は、解散の心配はしなくてもいいんだよ、大きなタイアップが獲得出来たしCDのリリースもきちんと考えられているし、これをきっかけにして事務所もレコード会社も今まで以上にPerfumeを後押ししていくからね。
何度も何度もそう話しかけて、何年も売れないままで放っておかれて活動して行く時間が長くなればなるほど自分たちの先行きに対する不安が膨れ上がっていくままになったいたユニットを、安心させるような気配りが、されてなかったんじゃないか、という気がします。
ブレイクへの階段をかけ上がっていくスピードに、ユニットの実感が追いつかないまま。
ビジネス面での成功と、ユニットの実感がズレたままでPerfumeのブレイクは進行していきます。
彼女たちが解散という危機に怯えていたのは、たとえば2008年、「BcL」のリリース後、たしかTBS系深夜の音楽ランキング番組CDTVに出演している最中に、スタッフが真面目な顔をして三人に近づいてきて何やら告げようとした時に
すごく真面目な顔で何か言おうとしているから(今度の)CDがあんまり売れなかったから、やっぱり解散だって言われるのかと思った(実際にはオリコンランキング初登場での好成績を告げに来た)
あ~ちゃんが当時、「ポリ」によるブレイクの後でもまだこんな発言をしていたことからも察せられます。
ユニットメンバーの実感を置き去りにするほどのスピードのブレイク劇は、その後もファンサービスプリマボックスの発売、エスキモーピノのCMへの起用決定、アルバムGAME発売と全国的なライブハウスツアーの成功、「love the world」によるオリコンウィークリーランキング1位の獲得、夏季主要ロックフェス制覇、そして武道館ライブまで、ほぼノンストップで進められていきます。
このブレイク劇の主役は間違いなくPerfume。
では、演出家、にあたる人物、もしくは部署、企業は誰、あるいはどれ、なんでしょう?
アミューズ?
TJC?
ヤマハ?
表面には出てこないプランナーや広告代理店? ▽・w・▽
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Perfumeの新曲
ナチュラルに恋して
のPVは、二つのショーウィンドウを持つナチュラルビューティーベイシックのショップの前で待ち合わせをした三人の女の子が、お店の中に入って買い物をして両手いっぱいに買い込んだ荷物を抱えたまま走り去る、というシンプルなスケッチで構成されています。
ストーリーもなく、ドラマもなく、登場人物は三人だけ。
通行人として画面を横切る胸から肩までのシルエットはかしゆかとのっち。
あの街にはPerfumeの三人しか存在していないんですね。
舞台となるのはパリを思わせる街並み、その一角にあるブランド洋品店の前。
実際にお店に入ってからの行動が思い切りよく省略されていることからも分かるように、このPVで表現されているのは買い物ができて楽しいな~という欲望の充足ではなく、今まさにこれから好きなお洋服や小物を買おうかというまでの過程、ウキウキとして思わず踊りだしてしまいたくなるように軽やかに浮き立つ気持ち。
買い物をするという「行動」よりも、買い物にいたるまでの「気分」を強調している点で、ああ、広告代理店的なアプローチだな、という気がします。
ディレクターの児玉さんは、(演出として)三人に買い込んだ荷物を大事に扱わせていません。
平気に地面に置き去りにして踊りまくっているし、荷物を両手に持ったまま飛び上がらせたり、走らせたり。
欲しくて欲しくて仕方がなかったものをようやく手に入れて胸に抱え込むように家路につく、というのとは真逆、何を買ったのかは不明なままなんですが、三人が手にした荷物が非常に手軽に入手出来る、それこそ「デイリーユース」感覚で日常的に使う何かなのだろうな、と思わせるあたりがNBBというブランドのイメージに合わせた演出なのかな、という感じです。
中田さんの提供するサウンドも、ほどよい軽み、を感じさせて職人中田ヤスタカの面目躍如、といったところでしょうか。
今回のサウンドが持つ気持ちの良い軽さ、タテノリサウンドとは轍を異にするゴキゲン(死語)なイメージは、昨年発売されたアルバム「⊿」で提示された新曲群の中にある浮遊感や飛翔感が、今年も引き続きPerfumeサウンドの重要なキーワードとなるのだろうことを予感させます。
ファンションブランドとのコラボレーションは、我々ファンにまたPerfumeというユニットの持つイメージを更新させました。
Perfumeは、従来のイメージやファンからの期待を大きく裏切ることをしないように配慮しながら、しかし、積極的にそれらのイメージを更新することに努めてきました。
ストレートな恋愛を歌った歌がなかったはずのPerfumeサウンドが、現在は切ない恋愛感情を歌うことが主流となりましたし、年齢不詳、或いは実年齢よりも幼いイメージがあった歌詞の世界観も、現在では彼女たちの年齢とほぼ等身大にまで引き上げられました。
Perfumeは、メンバーの成長にともない、常にそのイメージを更新しながらその時代その時代の新しいファンを獲得していくことでしょう。
これからのファンは多岐に渡る層を持つことになるでしょうし、そうなる過程でPerfumeのブレイクの同時代的目撃者となった「コア」な層は存在感が弱まり、発言権のようなものも薄れていくことになるのではないか、と思います。
今年一年を「攻め」の年にしたい、といったPerfumeが今後どのような活動をしていくのか。
もちろんそれは、常に、どの行動をも「サプライズ」をともなったものにする、というわけではありません。
言ってみればPerfumeは、野球チームの新戦力として期待される若手であった時期を過ぎ、今年はチームの打線の主軸となれるよう3割打者になることを目指します、と宣言をしたわけです。
毎打席ごとにヒットやホームランを打ちます、と言ったわけではありません。
中には「う~ん、これはちょっと…」と、従来のファンが首をかしげてしまうような活動も「攻め」の中には含まれているのかも知れません。
それでも、来年の今頃あたりに、「うん、色々とあったけど2010年度のPerfumeはたしかに『攻め』てきたよね」と評価されればいいわけですから、出来れば、少しだけ長く、あたたかい目で見守って行きたいものです。
なんやかんやいってもう春。
桜の季節をPerfumeがどう過ごすのかを楽しみにしています ▽・w・▽
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ファンとしての遊びと楽しみ
というタイトルの記事を書く過程で書いていた別バージョン
ファンの遊びと楽しみ
というタイトルの記事が、書き直している途中でアップロードされてしまい、その記事へコメントをいただいていることに気付かず、削除してしまいました。
かりんこさん、エルくん、大変に申し訳ないことをいたしました。
ほんの少し前なら通知のメールの中で内容も読めたのですが、ご存知のように今ではタイトルまでしか知ることができません。
神速のレスも返せずじまいです。
ごめんなさい ▽・w・▽
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かしゆか編を観ました。
ちょうどPCでナチュ恋のPVを見ているとテレビ画面にちょっと固めの表情のかしゆか嬢が。
今回も
「あ、かしゆかだ」
と思って視線を外しかけ、慌てて二度見でがっつり見て、なんとかターンに間に合いました。
インターネットでなんちゃらのクリック証券が一社提供のビジネスクリック、という番組(TBS系深夜)が始まる直前でした。
サンエーさんは実は色々と大変で、今回のCMには本当に力を入れていて、それにPerfumeを起用してくれているんだ、と思い、拝みながら見ました。
ありがとう、ありがとうサンエーインターナショナル ▽・w・▽ノ
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まだ全貌の明らかにならない新曲について、あれやこれやと想像をふくらませて実像を知るまでの時を過ごす。
ファンならではの楽しみだし、ファンならではの遊びです。
どうせなら積極的に楽しまなくちゃ。
ということで、yossyさんやわ~ちゃんさんのコメントにお答えしながらファンの期待が集中しつつある「もう一曲」について考えてみます。
さて、もう一曲に関しての情報を整理しますと。
え~正式に内容について発表があるのが4月1日らしい(SOLでの発言)、僕が名古屋で聞いた「今、関さんが頑張ってくれとる」というあ~ちゃんの発言があり、yossyさんのコメントに見られるような周辺情報があり、どうやら、ただのカップリング曲、というわけではないらしいぞ、というファン全体の期待があります。
たしかに「ナチュ恋」について、この曲がシングルのリード曲である、という発言は誰もしていない。
してはいないものの、こういうものってイチイチ「この曲は今度発売されるシングルのリード曲なんですよ~」みたいな言い方で紹介されることがそもそも無さそう。
ということで、わ~ちゃんさんやうにもぐさんが楽しみにしておられるように、そして、色々なファンが予想するように、もう一曲の方もリード曲、つまり今度のシングルがWAサイドというスタイルで発売されるのか。
さらにそちらにこそ、あっと驚くような大型タイアップがついているのか。
はっきりとお答えしましょう。
分かるもんか、と。
では ▽・w・▽ノ
そんなこと言ってたら誰もコメントしてくれなくなりますね、考えます考えます。
すでに発表されている「ナチュ恋」が、発売の一ヶ月以上前から様々なメディアで取り上げられ、クライアント企業にとっても質の高い宣伝が出来たであろうことを考えると、もう一曲の情報が発売2週間前というかなりギリギリのタイミングまで抑えられているのは、やはり、何かとタイミングを合わせる必要があるからだろう、と考えられます。
となるとタイアップはありそうだ、と。
では、両A面になるのかどうか。
過去の両A面シングル「BcL*マカロニ」を考えてみますと、圧倒的にテレビ出演時には「BcL」が歌われることの方が多かった、という事実があります。
両A面というバランスはほとんど考慮されていなかった、と。
ですからレコード会社の事務処理的にはどうか、ということが分からないのですけれども、両A面とうたって発売することにさほど困難はないだろう、と考えらます。
両A面もありそうだ、と。
あと、気になるのは曲調ですよね。
「BcL*マカロニ」の場合、テンポの違いはあっても、切なくなるような恋の歌、という点では共通項がありました。
今回はどうなるのか。
春らしい軽快なテンポで、歌詞の世界観も明るく、軽やかである「ナチュ恋」に、どんな曲を添わせるのか。
期待込み、で言うとかっこつけた、クールで大人っぽい曲になるのではないか、という気がします。
逆もありそうですが。
整理しましょう。
タイアップ? → あり
大型? → たぶん
両A面? → ほぼ
どんな曲 → かっこつけたGAME時代を思わせるようなサウンド、クールな世界観の歌詞
或いは
桜の季節に合わせた前向きなイメージのミディアムバラード
え~大阪のわ~ちゃんさん、静雄家の猫の妄想はこんな感じです。
予想という遊びのたたき台としてご利用ください ▽・w・▽ノ
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観ましたPV。
え~と、照明とか、すごくフラットな感じで構図的にも奥行きみたいなものがあまり感じられなくて(CMのセットをそのまま使ってるわけで、狙いというよりは縛り?)とにかく色々な意味でフラットな映像です。
三人とも非常に可愛らしく撮られていて、とくにあ~ちゃんファンは悶絶必至の映像てんこ盛り。
…です。 ▽・w・▽
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現在テレビ朝日系オンタマにはJUJUさんが出演中ですが、番組の始まる直前にNBBあ~ちゃん編のCMが流れました。
心の準備が出来ていなかったので、ごく普通に
「あ、あ~ちゃんだ」
くらいで流し気味に見て、二度見でがっつりと観ました ▽・w・▽
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なんとなーくテレビをつけて、なんとなーく「笑っていいとも!」を見ていたら。
CMが流れてまして、ボーッと見てますと、おや?あれ?どこかで見た顔がチラッと映っては画面が変わり、またチラッと映っては画面が変わる。
あれはたしか?と思ってまた見ていると(60秒バージョンのCMだったみたいです)なんと!!!!
元earthの瀬戸山清香さんだ!!!!
慌てて音声のレベルをあげると(PCを触っている間はボリュームは落としてあるので)歌も歌ってらっしゃる。
プロアクティブのCM、で新ユニットBLAZEのメンバーとしての姿を見せてくれています。
…なんていうのはファンの人ならとっくにご存知のことですよね、なにせ1月から放映されているらしいので。
僕が見たのが、知ったのがたまたまこのタイミングだった、というだけの話。
CMで歌われている歌は
ラッキーカラーPART2
軽快なダンスチューンで、髪の毛もショートに変えて、最近のロック方面の活動をしていたのとはまた少しイメージを変えたようです。
曲のダウンロードはこちらから
http://www.snd.labelmobile.com/fsnd/user/PickupArtist?s=9&c=0&p=2&mid=97&uid=NULLGWDOCOMO
CM映像を思い切って貼りつけちゃいます、こちらの2パターン
華麗にカムバック!!!!
まだ若い清香さんですから、今後の更なる活躍を期待したいところです ▽・w・▽
追記:
以前からアメブロにブログを持ってらっしゃった瀬戸山さん、現在ではマイナーチェンジをして同じアメブロ内のこちらで
http://ameblo.jp/blaze-sayaka/
活動中。
チェック。
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ア、アルパカが波に乗っているよ!
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20100317/20100317-00000018-nnn-int.html
でも、これだと偶蹄目のフワフワ感が失われているような気が… ▽-w-▽
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ひげくま船長、コメントをありがとうございます。
コメントを読んで返事を書こうと思い、それが長くなりそうなのと、もしかして船長と同様に考えている方も多いか、と思ったのであらためて記事として書きますね。
船長の2度目のコメントで言われていることは、僕のその通りだ、と思います。
ただ、それってやっぱり制作のごくごく現場サイドの思惑に過ぎないんじゃないかな、と。
プロモーションサイドはサウンドがメインストリームそのものになっても構わない、という考えなんじゃないかな、という気がします。
で、今後そういうプロモーションサイドの要請は強くなっていくだろう、と。
Perfumeのプロモーションの舵取りって「光と、影」で書いているようにある時期から進路を指すコンパスが取り替えられたような気がしています。
たしかに以前には、Perfumeらしいとても個性的なサウンド作りがスタッフ全体の意志としてあったんじゃないか、とは思うんです。
ただ、 僕はそれにしても尖った方向へ、ではなく、キュートでポップな路線、TSPSやチョコのような方向を目指すものだったろう、という気がしています。
妄想を進めるとですね(笑)、尖ったサウンドを担わせるのにあの三人のキャラクターでは荷が重すぎる、という判断もあったのではないか、と。
当たり前のことなんですけど、Perfumeというユニットはアイドルユニットとして育成されていたわけですから、我々ファンが思う以上に、プロモーションする側の意向によって動向を左右されていただろう、と思います。
まず全国インディーズデビュー前に「テクノ歌謡を歌うアイドル」という路線が決まっていた。
その路線に沿って進められたインディーズ三部作は、商業的には大失敗だった。
で、メジャーデビューを視野に入れた路線として「テクノ歌謡」を捨ててごく普通の、等身大の彼女たちに近い楽曲の世界観を持つ「ションションション」があった、と。
しかし、尖ったところの無い、穏やかでメランコリックなサウンドを取り入れた当時のPerfumeの等身大「ションションション」は、メジャーデビューという流れの中で音源化されることなく埋もれてしまいます。
そして、メジャーデビュー引受先となったTJCの舵取りによる「近未来三部作」が始まります。
これは、以前にも書いたように、TJCのお偉方であった人が当時のPerfumeを「アキバ系・アキバ層」に支持をうける「アキバ発」のアイドルユニットと誤解したことから始まった路線です。
ただ、この勘違い路線は「三部作」という時代から切り離された傑作群と、中田さん作詞という新しい方向性と、無機質なサウンドと人間臭いユニットメンバーのキャラクターとのギャップという副産物を生み出し、その後のPerfumeの進路に重大な影響を及ぼす事になります。
三部作の商業的な失敗、はプロモーションサイドの思惑を分裂させます。
行き先の見えないユニットを解散させようとする一派と、何とか活動を続行させようとするもう一派とに。
そういった状況がサウンドに反映されたのが終末の歌「エレワー」惜別の歌「PSPS」、というのを今年の「光と、影」で仮説として提示しました。
この解散危機を過ぎて、まず制作されたのが「Perfumeらしいクリスマスソングを」という依頼に答えて作られた「TSPS」であり、バレンタインデーにターゲットを合わせた(2月14日発売じゃ遅すぎるって)「チョコ」。
長くなりましたが(笑)Perfumeのメジャー化は、この時期あたりから始まったものである、と僕が考えていることを、まずコメレスとして書きました。
現場スタッフが解散という滝の待つ方向へPerfumeという小舟を流さないための選択、それが「メジャー化」だと、僕は考えています。
この選択は「結果として」Perfumeをブレイクまで導いていきます。
メジャー化を指向したサウンドによるブレイク、はおそらく現場スタッフに「あれ?Perfumeを売り込むのって普通で大丈夫なんじゃん?」みたいな「メインストリームでも勝負出来るんじゃない?」みたいな自信をもたらしたんじゃないか、という気がします。
その自信がアルバム「GAME」で提示された「ネクストステップ」以降の同世代に送る日常生活のサポート路線として形になり、それは一応の成果を上げました。
ここらあたりから、Perfumeのプロモーションスタッフに別の思惑が入り込んできたんじゃないか。
「もっと商売をでかくしよう」という思惑が。
商売の規模を大きくしても、Perfumeは対応出来るんじゃないか、という思惑、期待、打算が。
それが代々木以降の更なるメジャー化路線なんじゃないのかな、というのが僕の壮大な妄想です(笑)。
サウンドも、あくまでその既定路線の意向に沿ったものになるのでは、というのが僕の考えであり、その中でクリエイターとしての現場サイドの、特に中田さんの「こだわり」がサウンドに反映されることもあるでしょうけれども、大勢としてポップでキュートで「メジャー」を目指すものになっていくだろう、というのが、僕の考えです。
Perfumeらしさ、を残しながら。
文章が長く、まわりくどくなってしまって申し訳ありません。
ひげくま船長のコメントが、ちょうど今自分が考えていることを整理整頓するのに適していたこともあって、記事にさせてもらいました。
ベティたちは元気ですか?
また会える日を楽しみにしている、と伝えてください ▽・w・▽ノ
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Perfumeファンの内側と外側、その違いは何かとみなさんからのコメントを読みつつ考えてみると、単純なんですがPerfumeというユニットに対しての興味の濃淡なのかな、という気がします。
外側の人達、つまりPerfumeファンでない人達ってたとえばPerfumeに対して批判的であるとか、敵愾心を燃やしているとか、そんなことはちっともなくてそもそもPerfumeというユニットに関心そのものが無い。
Perfumeの音楽を日常的に聴いているのってやっぱりファンくらいなもので、自分はPerfumeファンではないけれども、携帯音楽端末に入っている最近お気に入りの数曲の中にはPerfumeの曲も入っているよ、と。
Perfumeの音楽ってそういう聴かれ方をしているのかな、というとう~ん、あまりされてないんじゃないか、という気がします。
今までは。
たとえば彼女たちと同世代の女性歌手、加藤ミリヤさんとか西野カナさんの曲って、歌詞の世界観がすごく幅広くて彼女たち固有のファンでなくてもその楽曲を楽しめるようになっています。
僕はあまりディーバ系の(ミリヤさんやカナさんをそっちに入れるかどうか、は置いといて)人達の曲って聴かないんだけど、このお二人の曲や歌ってすっと耳になじむ。
加藤ミリヤさんが清水翔太くんとデュエットしているあの2曲なんてとてもキュートですよね。
美男美女とは言えない二人なんだけど、あの曲のPVの二人ってすごくいい顔をしている、と思います。
歌詞もベタと言えばベタ。
でも、ラブソングなんて結局全部が全部ベタなんですから気負いも衒いもなくベタで来てくれたほうがいっそ気持ちいいくらいです。
西野カナさんは歌声が綺麗です。
ああいうのはもう生まれついての才能ですから、若くして成功するのも当たり前。
で、我らがPerfume。
チームPerfumeが同世代の若者、特に女性をターゲットにした曲を制作し始めたのはいつ頃のことなのか、というと、ようやく「ワンルーム・ディスコ」あたりからじゃないのか、という気がします。
それまでの楽曲というのは、切ない乙女心を歌っているようでも、同世代の若者の日常生活をサポートするような内容の歌詞であっても、歌詞の世界観を理解し、評価する層って結局同世代ではなく、ファンの多数を占めていたおっさん世代だったのではないか、と。
おっさん世代向けの乙女心であったり、おっさん世代向けの日常生活を送る同世代へのサポート路線だったのではなかったか、と思います。
それと比べると、今回の新曲やプロモーション活動に関しては、おっさん世代からの評価をまったく考慮していない。
おっさんたちが口を揃えて「ナチュラル ビューティー…?なんだそれ?」と言ったところで、若い女性たちに、なるほど、いいとこついてくるじゃん!と思われれば勝ち。
曲調や歌詞の世界観がメジャーでポップなものになることで、Perfumeというユニットはどんどん歌謡界のメインストリームに近づいていく。
Perfumeというユニットには何の興味も親近感も感じなくとも、いい曲だと思うから(いい曲だと思われやすい分かりやすさがあるから)日常的に聴く、単なる流行りものとして。
Perfumeファンの内側の中で熱く、濃く語られてきたPerfume独自の音楽性というものは少しずつ薄れ、その曲が発表されたことの歴史的意義、たとえばストレートに恋愛を歌うことのなかったPerfumeがようやく踏み込んだ恋愛ソング「マカロニ」とか、そんな能書きを必要としない単なる「いい曲」としてPerfumeの音楽が消費されていく。
いわゆるPerfumeらしさ、というのはアルバムの中の数曲に保存されるけれども、それは一般的なイメージをさほど裏切るものにはならない。
そういった方向性を歩むことで、Perfumeファンの内側と外側にあった高く、厚い壁、みたいなものがどんどん取り払われていって、ようやく、本当の意味でPerfumeがメジャーになる。
2009年度の活動のほとんどの期間をアルバム「⊿」発売と、アルバムの発売にタイミングを合わせた全国ツアー、その様子を収めた写真集とライブDVDの発売に費やしたチームPerfumeは、「ワンソースマルチユース」の典型を示すような効率の良いプロモーションを展開してきました。
おそらく、2010年度には、その2009年度の活動さえこの準備期間だったのでは、と思わせるような積極的なプロモーションがファンに提示されてくるのではないか、と思います。
その背景にはチームPerfumeだけの問題ではない、ここ数年積極的に映像コンテンツ制作に打って出てきっちりと成果を上げ、今年に入ってなお大攻勢を仕掛ける所属事務所アミューズの強力なプッシュアップがあります(たぶんね、今度こそ)。
Perfumeを息の長い活躍を期待出来るユニットへバージョンアップするためには、以前より増えてきたとはいえまだまだ未開拓だった「ほぼ同世代の女性ファン」層をさらに分厚くする必要があるだろう、と思います。
それが、メジャー化だ、と。
ファン層を入れ替える必要はありません。
おっさん世代の(必ずしもおっさんそのものというわけではなく、感覚や振る舞いがおっさん)献身的な買い支えは経済基盤として頼りになるでしょうし。
さらに売上アップを目指すために、薄いところを厚く盛る、という感じになるのではないか、という気がします。
Perfumeファンと、それ以外を分けてきた厚くて高い壁は打ち払われ、内側で大事にされてきたPerfumeのイメージが塗り替えられていくことになるかも知れません。
来年の今頃。
なんだかんだいって結束の固かったPerfumeコミュニティがどのような変貌を遂げているのか。
去るものは去り、残るものは残り、新たにやって来る者たちの足跡ばかりが目立つ、そんな風景になっているのかもしれません。
成長とは、つまり変化そのものであり、変化をどのように評価するか、はその人の個性そのものです。
僕たちが出会った時、Perfumeはまだ若く、当然成長やそれにともなう変化は予想出来たはず。
変化が内側にいる人達の許容範囲内であるばかりではない、ということも。
2010年のPerfumeから、目を離さないでいよう、と思います。
僕たちはまだ、きっと飽きたり熱意を失うほど、Perfumeについては何も知らないのだから。
これから、長く活躍を続けることになるだろう、Perfumeについて ▽・w・▽
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というわけで、朝にアップした記事に対してあれだけ早いレスポンスとしてコメントをいただいた、ということを見ても、今回のタイアップはきっちりと成果を上げている、と言えそうな気がします。
Perfumeファンがこれだけ活動に対する活発な反応を示すのも久しぶりのように思いますし。
内側と外側、というのは物の見方のことです。
僕は今回Perfumeファンの内側と外側、という意味でこの言葉を使っておりますけれども、たとえば「まりさん」(以前コメントをいただいていた、あの、あ~ちゃんファンのまりさんでしょうか?そうならば、お久しぶりです)のコメントは印象的。
女子、あるいは女子界みたいなものの内側と外側、女性にしてみればPerfumeファン、特に我々おっさん世代の人間がNBBに対してあまりにも無知であることに驚いた、という意見は典型的な例になるのではないか、と思います。
ある人達からしてみたら当たり前のこと、が当たり前のこととして通じない世界がある、ということの。
通りすがりさんのコメントも同じ感じですよね。
他のコメント、たとえば「か さん」のコメントや
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大型タイアップの全貌が明らかになったPerfume。
ナチュラル ビューティー ベイシック
は、yossyさんのコメントにもあったようにサンエーインターナショナルというアパレル企業の看板ブランド、ひげくまさんの記事によると、このブランドのファンの人がミクシィの中でコミュニティを作っている、というくらいですから女性の間では以前から有名だったんでしょうね。
サンエーインターナショナル、他にも「ビバユー」「ピンキーアンドダイアン」を独自のブランドとして、「ジル スチュアート」といった海外のブランドの国内での事業展開を手がけたりしている、なるほど大型アパレル企業なんですね。
「ビバユー」ってたしかOIOIに置いてあるブランドかな、見たことがあるような。
僕なんかはこのブランド名を聞いてまず思ったのはコスメ系のあんまり有名じゃないブランド?というくらいで、まったく知りませんでした。
ウェブサイトに行ってみると、ハーフっぽい顔立ちのモデルさん達ばかり、Perfumeの起用は今までの路線とはまた違った雰囲気を感じさせるもの、と言えそうです。
大型タイアップ。
言葉のイメージとして、まずファンが期待したのってたぶんドラマの主題歌あたりじゃなかったか、と思います。
なんといってもアミューズは人気俳優を多数抱える事務所、映画・ドラマ制作は近年絶好調ですから、TJCとのタッグチームでテレビ局側に働きかけることだって出来そうなイメージがありますから。
しかし、さすがチームPerfume、ななめ上を来ました、広告のクライアント側と手を組んだわけです。
ある意味、テレビ局よりも強力といえば強力なところと。
CM映像が放映されるのが大都市圏限定、期間も二週間ほど、ということでCMそのものの影響は未知数なんですが、大型アパレル企業のリスクを伴うテレビ広告のイメージキャラクターに起用された、という点で話題性は充分。
各局のワイドショーでも取り上げられて、しかもその部分の映像が繰り返しネット上にアップロードされる。
Perfumeを主語とする春のニュースとしては、これ以上のものは望めなかったかもしれません。
あまり有名で無いようでいて、広告業界的にみれば影響力の強いクライアントからの起用。
これ、AC・NHKのエコリサイクルキャンペーンの時を思わせる、非常にPerfumeらしいといえばらしい展開です。
狙ったわけではないのでしょうが。
ただ、僕たちはファンですから、PerfumeのCMとして見るわけなんですが、ファン以外の人達、とくにブランド自体のファンの人たちによる違った見方がある、ということも知っておいた方がいいかもしれません。
え~、出勤前に書き始めたので、時間が来てしまいました(笑)、続きは今夜にでも ▽・w・▽
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Perfumeが出演するCMの動画、ようつべにガンガンアップロードされてますね。
動画、音楽カテゴリーのトップページには7つの動画が並んでいます。
基本的に同じ内容なのですが、ついどれも見たりして。
ただこのCMは、コメントの中にもあったように東京名古屋大阪のみで放映されしかも放映期間が3月24日まで~?
ところでyossyさん、コメントをありがとうございます。
長文コメントということでお気になさっておられるようですが、yossyさんが今のところ読者としてブログ生活を徹底しておられることも存じあげておりますし、内容的にも非常に参考になるものですので、お気になさらないでください。
むしろ、こういうコメントをいただけるのを待っていました(笑)。
僕が最近自分なりにざっくりと調べた著作権だの、音楽出版だの、について書いているのは、一部にはこうして僕なんかより遥かに詳しい方から「おいおい黒猫、お前勘違いしているよ、実際には」というような情報を提供してもらえるかも、という目論見があるからです。
素人が図書館から借りた本やウェブ上の資料で情報を検索してもやはり限界がありますので、こうした情報提供というのは大変にありがたいものだ、と思っております。
サンエーというクライアント企業については自分で企業情報、IRなんかを読んで、株式を上場しているけれどもその時期はアミューズと殆ど変わらないみたいだし、創業が1949年とはいっても、それほど大きな規模でビジネス展開をしているようには見えないな、と感じて、前回の記事の別バージョンではそのことに対する不安や不満も書いていたりしたんです。
不勉強にもほどありますな。
ありがとうございました。
僕なんかはつい、ファッションブランドもコスメも下手をすればシャンプーとかリンスのコマーシャルもおんなじ規模、内容なのか、と思っていたので、今回のタイアップの重さを知ることが出来て、大変に勉強になりました。
そして、カナリアさんも、yossyさんのコメントに触発されたコメントを残してくれた方も、ありがとうございました。
風邪を引いたらしく、熱でも出たのか寒気で身体に震えが来ておりまして、今夜はこれにて失礼いたします。
うー ▽-w-▽
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これはもう公式に発表されているので書いてもいいでしょうね、4月14日発売の新曲
ナチュラルに恋して
いい曲です。
この曲はタイアップ付き、現在は曲を作ってからタイアップ先を探すのではなく、タイアップ起用がまず決まって、そこから曲作りが始まる、今回で言えば「ナチュラルに恋して」というコピーがまずあって、そちらをキーワードとして楽曲が作られていく、という形になっているわけです。
タイアップが現在のスタイルになったのは80年代後半~90年代あたりのようです。
広告代理店がクライアイント企業と音楽業界の橋渡しをするキャスティング業務を大々的に繰り広げるようになったことで、人材・情報・予算などが共有されるようになり、それにともなって楽曲の制作システムも、クライアント企業の意向に沿った楽曲作りが徹底されていきます。
今回のようにあらかじめキーワードが決まっている場合、無条件にそれが作品の中に組み込まれる。
あるいはドラマなんかだとドラマの内容に沿った歌詞の世界観が求められたり。
楽曲が制作されてもクライアントが聴いてダメ出しがあると再提出。
有名なところでは、小田和正さんのメガヒットナンバー「ラブストーリーは突然に」も、初めに提出したバージョンは大多 亮プロデューサーからダメ出しがあって再提出となったそうです。
クライアントの意向に徹底的に合わせるシステムをある意味完成させたのが、これも懐かしいビーイング系と言われた制作チーム。
確かビーイング系台頭の初期にはテレビ朝日音楽と非常に強いつながりがあったということでした。
ビーイング系チームは、優秀だけど一般的には無名なミュージシャン、ソングライターを多数抱え、出来上がった曲を系列アーティストに振り分けて、元タレントの女性歌手などをデビューさせ、情報の出はいりをコントロールすることでアーティストとしての付加価値みたいなものをイメージの中に醸成していました。
この手法は、現在ではエイ○ックスグループがさらにバージョンアップして使ってる感じですね。
制作サイドにとっては非常に自由度の少ない、ストレスの溜まるものなんでしょうけど、それを補って余りあるだけの売り上げがあったから、90年代後半、ヒットチャート上位の90%近くがタイアップ付きの曲になったりしてたんでしょうね。
我らがPerfumeにも、ごく初期の頃、メジャーデビュー前から曲にタイアップがついていました。
全国インディーズシングル第2弾「モノクロームエフェクト」に収録されている「おいしいレシピ」が最初です。
ウィキペディアによると、テレビ東京の「なぜ?謎ごはん」という番組のエンディングテーマだったとか。
タイアップが付いたことによって出版者の名義がテレビ東京側に移ったことは前にも書きましたね。
この曲の場合は製作時期とCDに収録された時期にズレがあるので、この番組用に初めから作られたものなのかどうかまではちょっと分かりません。
調べてみましょうか。
「なぜ?謎ごはん」で検索検索。
え~と、放送開始が2003年の10月…
微妙ですね、おそらく東京に出てきてから初めてのレコーディングとなった「レシピ」は、BEE-HIVEの旗揚げ公演のあった5月3日よりもかなり前に制作されたと思われますからう~ん、3月か4月?
番組開始の半年前から準備することもないような気がしますから、このタイアップに関してはレーベルの営業の成果なのかもしれません。
さて、タイアップがつくと制作の自由度が少ない、と書きましたが、中田さんの場合、capsuleのようにフリーハンドに近い形でも、Perfumeのように色々と制約や注文の多い場合にも、傾向こそ違えど、クオリティのレベルを上げ下げすることがなく、「ポリ」のようなタイアップありきの曲でも、きっちりと楽曲の評価と、タイアップソングとしてのクオリティ、売り上げを獲得してきました。
むしろ「リニア」とか、制約のあった場合の方がへそまがりの血が燃えるんじゃないか、と思えるくらいです。
たった一度にせよ、曲の全貌に触れた身として言わせてもらうと、「ナチュラルに恋して」、文句無しにキュートでファンキーです。
アルバム⊿の中ですでに垣間見せていたサウンドが、より充実した内容となって結実した、と言えるんじゃないか、と思います。
タイアップが付くことで、露出も多くなり、露出の多さに耐えうるサウンドのクオリティもある。
しかも、前作から1年以上のリリース間隔が空いている、ということも含めて、この曲は、かなり売れるんじゃないか、という気がします。
ご予約は、お早めに ▽・w・▽
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今回は、それぞれのファンの方があちらこちらの会場に散らばっていてライブ前に馴れ合って、ということも少ないか、と思ってたんですが、思わずいろいろな方と出会うことが出来ました。
まず、にっち☆さんには、非常に快く荷物の置き場所と着替え場所を提供していただいてありがとうございました。
おかげで寒い中、ロッカーを探してうろつかずにすみましたし、安心してライブを楽しめました。
ミニライオンくん、サデルさん、クロフネさん、カナリアさんとは偶然の出会いながら、ライブ開始前のひと時を楽しくお話させていただいて、孤独と暇をもてあますことなく時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうございました。
それからなんと言っても、はくとくんとは、隣り合わせてライブを楽しむことが出来て何よりでした。
若い世代の方に、Perfumeにたっぷりとした愛情を注いでくれるファンがいる、というのは、なんともうれしく、頼もしく感じるものです。
あるコーナーの一幕では、メンバーよりもはくとくんの歌声のほうが印象に残っているくらい(笑)、熱心な応援を捧げる様子に感動してました。
ありがとう、はくとくん。
それから、物販や入場前の行列の中で「寒いっすね」とか、「僕らの番号じゃ7時になんて入れませんよ」とか、偶然隣り合わせた人と愚痴りあうことも出来まして、なんとなく気晴らしになりました。
Perfumeファンに紳士が多いのは、自慢に出来ますね。
みなさんが参加するライブ会場にも、いい出会いがありますように。
うめっぴさんや大阪の猫さん、大阪会場のみなさん、楽しいライブイベントにしてくださいね。
いってらっしゃい ▽・w・▽ノ
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先ほど、2時間と少し前かな、FCイベントはは無事終了しました。
楽しかった。
楽しい時間をすごせました。
イベントが始まるまでのコンディションは最悪に近かった。
物販の大行列、開場時間になってからの大行列、それぞれを雨と風と寒さの中で過ごさなければならず、特に入場前の行列は、それでも整理番号の桁が大きいので、午後6時半過ぎに並んだのになかなか前に進まず、ライブに備えて薄着になっていたこともあって、文字通り寒さに震えて待ちました。
それでもあまり文句を言うこともなくおとなしく待っていられたのは、その後の時間、ライブイベントが始まってしまえばすべての不満が帳消しになるくらいに、楽しい時間を過ごせるだろう、という期待があったから。
そして、Perfumeのライブ、イベントというのは、そうしたファンの期待を決して裏切らず、なおその上を行くものとなってきましたし、今日もそうでした。
内容については触れません。
これは、ネタバレ云々を気にするのではなく、今回のファンクラブイベントに限っては、あそこがどうだ、とかあの部分がこうで、とか、細部にまでこだわりを持って見るという姿勢があまり意味を持たないものになっている、という感想と、判断があるからです。
今回のファンクラブイベントでPerfumeのメンバーによる希望や期待、責任や義務、といったものは、よりクオリティの高いパフォーマンスを提供する、という方向には向かず、ただひたすら、Perfumeファンが、Perfumeファンとして楽しい時間を過ごせることのために費やされていたように感じました。
ライブシーンも、その楽しい時間を作り出すためのプログラムのほんの一部にしか過ぎない。
今回行われているトゥワーは、かつてPerfumeのライブやイベントにあった、ファンとの親密な空間を、現在のPerfumeに相応しい規模で再現したものであり、ある意味、テレビ番組のバラエティショーに近い雰囲気のものとして構成されています。
ゆるゆるとしているように見えるMC部分でも、彼女たちはとても進行という要素を大事にしていて、ファンに伝えたい情報や、その時間の中で自分たちが何をしなければいけないか、をきちんと把握していて時間を無駄にすることがありません。
彼女たちは、かつてファンと親密な時間を過ごしていた頃とくらべて格段に成長を遂げており、自分たちの感情だけでは動かなくなっている。
たとえどのようなことがあっても、どのようなファンがいようとも(何かが起きたわけではないのでご安心を)、自分たちがやるべきことを脱線させずにやり遂げたように思います。
特にMCパートにおけるのっちの成長が著しいことに驚きました。
これは、他会場に参加する皆さんも、同じように感じられるのではないか、と思います。
のっちは「出来る子」です。
期待していてください。
もちろん、かしゆかは相変わらずPerfumeの重心としてプログラムをスムーズに進めたり、ずれ始めた軌道を修正したり、と頼もしい部分を見せてくれますし、なんといっても我らがあ~ちゃんは、最近「天使度数」急上昇。
何をしても、何を言っても可愛らしい。
花のつぼみが開いていくさまを眺めているようです。
さて、今回の名古屋会場は一階フロアが観客でぎっしり。
女子優先ゾーンがありましたが、そこもぎっしりだったように思いました。
あんまりぎっしりだったので整理番号1660番台だった僕なんかはもうどこのドアからも入ることが出来ず、仕方なくステージにわりと近いドア付近に行って、係員がすでに満員となったフロアに向かって「奥に進んでください」と言ってくれたおかげでなんとか自分の立ち位置をキープ。
フロアのかしゆかサイド真ん中よりやや後方、といったあたり。
それでも僕の心積もりからすると前過ぎたくらいなんですが、もう覚悟を決めて飛び跳ねました。
少しずつ前が開いて前進出来たりもして、まあまあのポジション。
モッシュというほどの圧縮もなく、穏やかに激しく、ライブシーンを楽しむことが出来ました。
セットリストにも大満足。
FCイベントでここまでのセットリストを組んでもらって、文句のあろうはずがない。
現時点で観たいと思っていた曲のほとんどが入っていた、という個人的な感想ですが。
いやはや、でも、終わっちゃったんですよね。
複数参戦も出来ないし。
Perfumeのライブやイベントの恐ろしさというのはですね、本来は「非日常」であるはずのライブ空間が、参加したことによって逆転してしまって、Perfumeのライブに参加しているその時こそが「本来あるべき日常」として感じられるようになってしまうことなんです。
だから、みんなライブが終わるとそのギャップに対応できなくなったりする。
あれ、おかしいな、なんで来週あたりにまたPerfumeのライブに参加できないんだろう、おかしいな~、とか。
Perfumeファンにはドラッグはいらないわけですな、何も言えなくて…いつ? ▽・w・▽
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もうすぐ午後六時。
Perfumeの名古屋公演は、開場時刻となります。
雨と寒さの避難場所、ショッピングモールにあふれんばかりに溜まっていたPerfumeファンが、入場するためにまた雨と寒さの中へ戻っていきます。
このライブ前の雰囲気、たまりませんね。
Perfumeファンになるまで、ろくにライブに参加したこともない僕が、こうしたライブ前特有の空気を居心地よく感じている。
不思議なもんです。
Perfumeファンって、本当に層がバラバラで、Perfumeファンという共通項がなければ、お互い知り合うことも、どんな形にせよ交流を持つこともなかっただろう人たちの集合体です。
会場付近でお互いをPerfumeファン同士としとて認識し、でも知らないふりをしてすれ違ったり、物販でたまたま隣り合わせた人に話しかけてみたり。
今回、この名古屋公演では、おそらく横浜公演よりも女子率が高いような気がします。
各年齢層が程よくばらけた感じで、Perfumeは、上手にファンを増やしているな、と思ったり。
たとえば、あなたがライブ前にハンバーガーショップに入ったとして。
周囲のほとんどの人が、ツアータオルをわざわざ人眼につくような場所においたり、取り出してはしまったり、を見ていたら、みなさんならどうします?
僕は今ニヤニヤが止まりません。
ええ、幸せですとも。
iPhoneからの投稿
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誰もが物語り その1ページには
胸はずませて 入っていく
これは、伊勢正三さんが作詞作曲をしてイルカさんが歌った「雨の物語」という曲の歌詞。
僕はこの部分を歌い出し、と覚えていたんですけど、なうの方で歌詞を提示して曲名を教えてもらい、gooで歌詞を調べてみると、曲の真ん中かやや後半部分にあたる歌詞になるんですね。
歌はこの後
僕の部屋のドアに書かれていたはずさ
”とても悲しい物語り”だと
窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした君が
ドアの向こうに立っていたのは
そんなわけで、あまりの寒さと雨の冷たさにメランコリックな気分に陥ってしまって、未だに出かけられないでいます。
3月になってからはずっと雨、昼に晴れ間が見えたと思った日でも夜になれば雨。
雨に祟られたトゥワーになってしまいました。
これから家を出て、名古屋駅につくのは4時間後。
静岡県の人なら名古屋なんてお隣でしょう、と思っている方はとんでもない勘違いで、東西に伸びた静岡県の東部地方に住んでいると、気分はプチ関東。
東京に行くのも横浜に行くのも日帰りでぶらっと、という気楽さがあるのにくらべると名古屋に向かうとなれば、そして夜に始まるイベントに参加するともなればお泊り確定。
遠いなぁ。
そうだ、ppphiveさん、うめっぴさん、コメントをありがとうございます。
たぶん会場前のコンディションとしては本日が最悪パターンとなりそうな予感が(笑)。
何せZepp Nagoya、周辺に雨を遮るものなど何もなく、少し離れ場ところにあるマックスバリューあたりが避難場所としては最適かもしれませんね。
これで物販の行列に並ぶ、入場の際には番号がかなり後ろの方なので開演ギリギリに向かってもいいんですけど、物販で売り切れとか言われたら洒落にならない。
前回はそれでGAMEタオルを買い損ねましたから、それだけが不安。
でも、不安の向こうにはPerfumeが!
さて、今、会いに行きます、で ▽・w・▽ノ
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あああ、もう今日か、今日なのね、寝て、目が覚めたらPerfumeのライブがあるのね。
トゥワー関連の記事に多数コメントを頂いてありがとうございました。
インスタントな情報のやり取りでないと、意味がない、という判断でなるべくコメントには早いタイミングでお返事をさせて頂いております。
え~、スーさん、詳しいコメレポをありがとうございました。
会場は違っても、こんなことに気をつければよいのだ、という参考になります。
その他にもこんなことがあったよ、とかあれを用意しておいた方がいいよ、とかセットリストのあの曲が良くてね、という情報をいただけるのでしたら、コメ欄なりメッセージなりでご教示いただけるとありがたいのでございます。
僕はネタバレ、まったく気にしませんので。
自慢じゃありませんが、貫井徳郎さんの「慟哭」。
あれを読んでいて、途中でまさかこんな結末じゃないだろうな、と気になって実際にラストシーンを前もって確かめ、それからさらに最後まできちんと読み通すことの出来る男です。
大切なことはテキストが共通でも、個人的な体験としてどう感じ、その感覚を自分の中でどう解釈するか、ということであって、どのタイミングで知識や情報が入ってくるか、ということは枝葉にしか過ぎません。
過ぎない場合も、ある、というくらいですかね。
あくまで僕の場合。
さて、トゥワー。
圧縮に関しては、覚悟を決めて最前中央付近に突撃でもしない限り、おそらく心配することはないんじゃないか、ということのようですね。
Perfumeのライブというのは、基本的に、会場内のどのような場所であれ、その場所なりの楽しさがあります。
必ずあります。
最前やステージ中央を狙うのならば、ある程度押し合いへし合いの覚悟を決めた方がよろしかろう、と思います。
近くでみれば感動するし、ちょっと離れたところから三人のパフォーマンスや表情をおちついてじっくり見るのもいい思い出になります。
ライブハウスのような小さな空間なら特に。
たま~に、周囲一帯がいわゆる地蔵ゾーンで、自分ひとりでヒューヒュー言ったり飛び跳ねる勇気がなくて、しまった、前に行っておけばよかった、と悔やむ場合もありますけど、ライブハウスなら移動も可能。
もちろん、周りに迷惑をかけないように、という条件が付きますが。
僕は今回のセットリストを見て、ああこれは言わない方がいいか、まあ、じっくりと見たい、というものがいくつかあるので、あまり飛ばずに見ていようか、と思ってます。
一番見たいものは、FCイベント、ということでファンの人たちの方かもしれません。
現在のPerfumeをFCに入ってまで熱心に応援しているのは、一体どんな人達なのか。
Perfumeとファンが、一体ライブハウスの中で、どのような時間を過ごし、どのような空間を作り上げていくのか。
僕には、そういうことも楽しいと感じられるんです。
というわけで、明日はなるべく早くから会場付近にいようと思います。
物販も、平均で30分~60分くらい並べば買えそうだし。
ただ、横浜情報によると、カウンターというのか、売り子さん?が4人か4つしかないので、思ったほどスムーズに物販の行列が進まないこともあったりするようです。
僕は今回は、タオル、フェルトバッグ、限定Tが必須、カレンダーは微妙、LSGがどピンクなのでさらに微妙、メンバープロデュースグッズは全部欲しいけど、貧しさにかけては定評の高い僕にはちょっと無理かも。
グッズ販売は事務所の収益として大事なのに、ゴメンよ、あ~ちゃん ▽-w-▽
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まるかあとさんの記事経由で、PTAムービーを閲覧。
横浜ブリッツでのFCイベントを終えたばかりの三人からのコメント。
あれ?
のっち曰く
「普通にライブを楽しんじゃいましたけどぉ」
普通にライブだったの?
三人とも顔がやや上気したまま、テンション高し。
特にのっち氏、ムービーの中であれだけ噛みもせずにツラツラーっと喋るのなんて初めてじゃないかしらん。
かしゆかブログによると、この間数年ぶりに三人だけで食事に行ってガールズトークをして、日をおかずにまた三人で遊んで、と久しぶりに戦友、同志から年相応の友人関係に戻った模様。
その雰囲気が三人の距離感にも出ているようで、子犬がじゃれあうように近い近い(カメラのフレームに収まる距離で、ということもあるのでしょうが)。
FCイベント特有の、内輪の話の通じ方、が楽しかったようでさてどんな話をしたのやら。
今回はただただ、のんびりとライブを楽しみたいですな。
整理番号もあんなだし、後方待機確定 ▽・w・▽
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僕がトゥワーに参加するのはあくまで明後日の名古屋会場。
しかし、ビバ!ネット社会。
wikiの方で事前の知識をしっかりと納めることが出来ました。
なるほどのセットリスト、極寒の中を大変だったでしょう物販、入場前行列。
参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。
あと、これは書いていいでしょうね、今回特に厳しくなったはずの入場前本人確認。
やはり写真付き証明証でないと
「絶対入場出来ません」
と、言われてしまう模様。
本人確認は証明証の写真部分と顔、はきっちり見比べるものの、会員番号までは見てないんじゃないか、という声もあり。
整理番号1000番を超えたあたりからザルのようにチェックが甘くなった、というような報告もありまして、まあ、ここらへんも予想通り。
wikiによるあれは2ちゃんなんですね、掲示板の書き込みによると男女比9:1、もしくは8:2、とのことで一人で参戦しなければならない女子のみなさんは大変か。
なんて思ってたら、会場内に女子優先ゾーンみたいなものが設けられているとのこと。
くわしくどんなスペースか、ということまでは分かりませんが、これはGJだろう、と思います。
女性に限らず、体力的に自信の無い人なんかは、最前、モッシュピットを諦める代わりにちょっと高くなった場所、やや後方でもゆったり見られるスペースでのんびりと楽しめれば、それに越したことはないわけで、そのことにまで「どのような形であれ、優先される人たちがいるなんて不公平だ」と因縁をつけるような輩は、紳士淑女の集まりであるはずのPerfumeファンにはいないでしょう。
それぞれの期待があり、その結果として、それぞれの楽しみ方がある。
僕たちファンがPerfumeというユニットに感じる自由な風、みたいなものが、ライブ会場のファンの間にも吹くといいな、と思います。
それにしても、この時期、入場前に薄着で並ばなければならないことを考えるだけで憂鬱。
こたつねこさんも言ってましたけど、傘とか今日の人達はどうしたんだろう。
ちなみに横浜では上着や荷物を預かるクロークサービスは無し、と宣告されたようです。
みなとみらい、のロッカーに上着や荷物を預け、薄着で会場前まで戻った人もいる模様。
みんな、生きているのかね? ▽・w・▽
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おお、気がつけば今日からPerfumeのライブハウストゥワー!!!!が始まりますな。
横浜も行きたかったんですがあえなく落選。
僕の参加は、名古屋となります。
さて、どんなライブになるのでしょうね。
今回のツアーは、GAMEツアーとも⊿ツアーとも違って、FCイベントとしてのライブ、となります。
PerfumeのFCイベント、というのは過去一度しか開催されていないので、前はこうだったから今回もこうだ、とは言えず、予想が難しいところ。
前回のFCイベントは2008年の2月、FC発足を記念して恵比寿リキッドルームで行われました。
普段は抽選運の無い僕が、なぜかその時だけは自力当選。
今から思えばなんという幸運、と思えるのですが、その時にはまさかそれからFCイベントが丸々2年間も行われないなんて分かってませんから、けっこう気楽に、ごく普通のライブのつもりで出かけました。
ごく普通のがっつりとしたライブだ、と。
実際ライブが始まるとオープニング曲が当時の新曲「BcL」、続いて「シティ」と、あ~ちゃん特有の盛り上がり重視のラインナップ、モッシュピットに初めて乗り込んだ僕はペース配分も知らず出だしの2曲で体力をほとんど使い果たしてしまい、3曲目が「ファンデーション」でなかったらおそらくぶっ倒れていたのではなかったか、と思います。
で、この後。
いつもの挨拶が始まって、いつものトークコーナーだと思った時間。
そこからが、普通のライブとは違っておりまして、物販の説明の後にプレゼントコーナー。
メンバーが使用したお手製のTシャツをチケットの番号で抽選して当選した観客にプレゼントする、という今では考えられないようなゴージャスな企画。
続いてが我らがもっさんが司会進行を勤めるクイズコーナー。
全部で9問行われたこのクイズコーナーが長かった。
長く感じました、何しろすでにライブコーナーの時に一度体力を使い果たしていて、MCの後にまたすぐライブとなって身体を動かせればよかったんでしょうけど、ステージをただ立って観てるだけ。
おそらくプレゼントコーナー、クイズコーナーで一時間以上ありましたから、何もせずにただ立っている一時間、しかもHPの残りがわずか、という状態ではけっこう辛かったことを覚えています。
その後またライブコーナーとなって、結局その日のセットリストはアンコールまで含めると全部で10曲ほど。
立ちっぱなしはきつかったけど、会場内でちゃあぽん、掟さん、のっちグランマなどを見かけることが出来たし、大晦日のカウントダウンライブから一ヶ月ちょっとでまたライブに参加出来たし、すごく楽しかったなぁ、と思って帰ると。
そのFCイベントをがっつりライブだと期待して参加した人達の一部から不満の声が上がっていてビックリ。
自分の期待通りのことが行われないと文句ブーブーになる人がいて、いわゆるアイドルファン系の人達は、特にその傾向が強いんだ、ということを実感する体験となりました。
今回のトゥワーがどんな内容になるのかは始まってみなければ分かりません。
分かりませんけど、⊿ツアーのようにゴージャスでスペクタルなステージ演出とか、4部構成のセットリストとか、がっつりとしたライブとはちょっと違った、いかにもPerfumeらしい、ゆるゆるでグダグダとしたものになるのではないか、という気がします。
以前のPerfumeからすると、大会場になって時間的な制約が厳しくなった分、最近のライブはあれでもきっちりとしすぎているような気もしますから、ゆるゆるとしたFCイベントしてのライブトゥワー、何よりも大好きなPerfumeと同じ時間、同じ空間にいる、そのこと自体を楽しむようにしたいものだ、と、思っています。
今日は寒いし雨だし、すでにいるだろう会場前に来てしまった人達、これから出かける人達は大変でしょうね。
雨具や防寒グッズの準備を怠り無きように気をつけてください ▽・w・▽ノ
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2006年の解散危機は何とか回避され、その後Perfumeは2007年の3月、女性アーティスト木村カエラさんがレギュラーラジオ番組の中でPerfumeの「チョコレイト・ディスコ」を取り上げ、それからしばらくの間Perfumeの曲をヘビーローテーションしたことをきっかけにしてブレイク。
カエラさんの番組をたまたま聴いていたCMディレクターがPerfumeを起用したい、と思ったのが、我々にはおなじみの、NHK・AC共同キャンペーン、エコリサイクルの公共広告です。
これは以前にも書いたように公共広告というイメージを裏切って非常に大きな規模で行われるキャンペーン。
このCMに起用されたからといって必ず大きな話題となるわけではなく、起用されたタレントが必ずそれ以前より売り上げを伸ばす、と決まったわけではないのですが、「コンベス」が売れ続け、ライブは盛り上がり、あとは何かきっかけだけあれば、というところまで来ていたPerfumeは、巧みにこの波に乗ります。
これも時系列で考えてみると、まずカエラさんのラジオ番組でのヘビロテが始まったのが2007年の3月。
CMディレクターがそれを聴いてPerfumeを起用したい、と思ったのも同時期でしょう、それから、のっちのブログの中で「何か大きなことが」と明かされたのが5月。
CMが始まったのが7月からであり「ポリリズム」の発売が9月。
2006年の8月からの約一年間。
解散危機からブレイクまではわずかそれだけの時間が過ぎただけでした。
この一年間の間、Perfumeはユニットとしてどんな活動をしていたか、というと。
まず2006年、ラジオ、テレビでレギュラー番組が一つずつ。
ラジオが、SKY PerfecTV! STAR digioで 「Perfumeのマジカル☆シティ」
テレビが、SKY PerfecTV! エンタ!371で 「パッパッパッパッパッパッPerfume」
その他の時間をリリースイベントで忙しく過ごしますが、ライブは8月、9月に一本ずつ、10月には武蔵野美術大学で野外フェスティバルに出演、でもやはりこれ一本。
ここらあたりを見ると、あ、アミューズやる気無くしてやがんな(笑)という感じですね。
この後も基本的にPerfumeの活動は似たり寄ったり。
リリイべと、月に1、2本のライブの繰り返し。
所属事務所とレコード会社。
この時期の活動においてはこの両輪の動きが綺麗に揃っていたわけではなかった、というのは今まで書いてきた通り、アミューズは解散を考え、レコード会社は次作のリリースを計画していた、と。
この二つの部署が負担する役割というのは、僕らがイメージするものとは少し違うようでして。
たとえば、僕らはPerfumeが長い間売れなかったことについてアミューズを責めてみたりします。
何やってんだ、ノーマークにもほどがある、と。
これ、インディーズ時代においては正しいのですが、メジャーデビューしてからはちょっと事情が違います。
Perfumeというのは「歌手」ですから、売り込みは基本的にレコード会社が行うんですね。
僕らのイメージだと、たとえばマネージャーがテレビ局とかラジオ局とかを回ってCDなんか持って、番組の担当ディレクターとかスタッフに渡して「ぜひ聴いてみてくださいよ」なんて言ってる感じに思えるんですが、実際には「CD」の売り込みはレコード会社担当。
歌番組への出演に関しても同様です。
所属事務所は、レコード会社の営業によって決まったスケジュールの調整が主な仕事となります。
ライブやイベントも、あくまで主催するのはプロモーター(ホットスタッフとか、キョードーとか)であり、そちらからのオファーがなければこれも出演はできない。
もちろん、所属事務所からの働きかけ、売り込みというのはあるのでしょうが、どうしても受身にならざるを得ない立場です。
現在のようにツアーを組んで、各地のプロモーターに依頼して会場を抑えてもらって、というのとはわけが違います。
しかもPerfumeは、アミューズ側が、いわば頭をさげるようにしてメジャーデビューを引き受けてもらったわけで、2004年の9月に当時のマネージメントスタッフが篠木さんを訪れてから力関係の上下、強弱、パワーバランスはずっとレコード会社優位だった、と考えられます。
そのパワーバランスがあったからこそ、解散決定が覆されたわけなんですが、立場の弱くなっていたアミューズを一概に責めることは出来ないのかな、という気がします。
解散危機、に関しても、逆によくそこまで面倒を見ていたな、とも言えますし。
Perfumeというユニットは、僕らのイメージ、現在の活躍を考えると、以前の活動がなんとも地味でセコくてミジメで、と捉えてしまいがちです。
でも、実際にはガールズユニットとして、そして売れないアイドルとしてはけっこう恵まれていた方だったんじゃないか、という気がします。
最近はアメブロにも、Perfumeのファンになったことをきっかけに、色々なガールズユニット、アイドルグループ、新人アーティストの「現場」に足を運ぶようになった方が増えたようですのでご存知でしょうが、売れてないって本当に悲惨ですよね。
今をときめくJulietさんたちも、初期のイベントには観客がパラパラと20人くらいしか集まらず、僕がこの間参加したaddyのライブ会場でもaddyが出てくるまでは観客の数が30人くらいで、ステージで熱唱するバンドの人達を観ていることが辛いくらいでした。
Perfumeは、インディーズ時代に活動を始めてすぐに、サンリオピューロランドに定期的に出演したり、もちろんBEE-HIVEの活動もあり、8月にはCDデビュー、夏にはフジテレビ主催のガールポップイベントにも出演(本人たちの意識ではやり逃げ、誰だこんな言葉を教えたのは!)、秋からは亀戸でライブ経験を積ませてもらい、第2弾シングル「モノクロームエフェクト」からはカップリング「おいしいレシピ」がテレビ東京の番組のエンディングテーマとしてタイアップがつき、日本テレビ系深夜の音楽番組へも出演。
第3弾「ビタミンドロップ」にも、みなさんご存知ですよね、ゲームボーイアドバンス「伝説のスタフィー」のCMソングというタイアップがついています。
楽曲の制作も途切れることが無く、インディーズデビューから一年半を経た2004年12月の時点で、カバー曲も含めれば持ち歌は20曲近く。
自分たちが曲を作るわけでは無いので、事務所から制作チームへ依頼が続いていた、ということになります。
アミューズは、100点でも80点でも、もしかしたら及第点にも及ばなかったかもしれないけど、決してPerfumeをネグレクトしていたわけではないし、やることはやってたんです。
特に、現場のスタッフは。
上位部署は途中からノーマークになってしまったみたいですけどね。
また問題になるといけませんから詳しくは書きませんけど、ブレイクした直後に、あるメンバーが公開の場で久々にライブ会場に現れた事務所のお偉方に対して「4年もほっときやがってあのヤロー」と、言い放ったことを鮮明に覚えています。
あれは、彼女の気持ち、というだけではなく、現場スタッフ全員が普段から思っていた鬱憤なのだろう、と。
で、僕たちファンも、なんとなく、この「事務所が…」みたいな雰囲気を自分の感情に投影してしまって何かと言うとアミューズに不満を感じたりする。
しかし、Perfumeが売れないままで3年間活動出来たのも、CDのリリースが途切れなかったのも、メジャーデビューまでこぎつけたのも、そして何より最初で最後のチャンスであったであろうACキャンペーンへの起用を逃さなかったのも、アミューズという体力のある、大きな芸能事務所にいたからこそ、であることも確かなことだろう、と思います。
Perfumeのプロモーションに関しては、僕は個人的に、2007年のブレイクから翌2008年のアルバム「GAME」発売→ツアー「GAME」→シングル「love the world」発売→武道館ライブ、までのこまめな情報投下や仕掛けの鮮やかさと、以降のやや鈍重にも感じられる慎重さのギャップは、おそらく、事務所+レコード会社の現場スタッフ中心のチームPerfumeから、双方のさらなる上位部署へユニットのコントロールが移ったことが原因で起こっていることなのだろう、と考えています。
え~と、長くなっちゃいますね、分割します ▽・w・▽
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さて、Perfumeの公式サイト、いきなりの不具合からURLまで変更してのリニューアルとなってしばらくとなりますが、みなさんは新サイトにもう慣れましたか?
僕はどうも、新サイトのデザイン、スカスカっと感じられて慣れないというか落ち着かないというか。
旧サイトは色々と手が込んだデザインで、その分やや重かったりしたんですけど、たとえば項目をドラッグするとキャラクターというかマークというか、そういうものがスーッと現れたりする(スタッフブログだとガンダムっぽいロボットだったり)のを、とても個人的に、ささやかに気に入っていて、新サイトのシンプルさに戸惑っています。
まあ、僕の個人的な評価なんかよりも、見やすいことが第一でしょうから新サイトの良さにもいずれ慣れていくんでしょう。
あ、あと右クリックしても画像をコピー出来なくなりましたね。
これはちょっと残念。
コピーした画像はもちろんごく個人的に保存しているだけで、極力ブログの記事などには使わないように(プロフィール画像で使ったことがあったかも)していたんですが、まあ、色々とあちらこちらで見かけますからね。
致し方のないことなのか、と。
そして、かしゆか嬢。
今やのっちから世界のブロガーの称号を奪わんばかりの大更新。
更新が途切れないということも凄い、しかし、内容はもっと凄い。
21歳になって「自分から積極的に動く」と、宣言したとおりの活動っぷり。
やる時はやる、さすがは生真面目一代女。
数をこなしていることで、自分撮りが巧みになっていることにも注目したいですね。
2月22日付の自分撮り画像、見事なアイドルっぷり。
あれっすね、三人ともすっかり綺麗になっちまいましたね。
最後にあ~ちゃんのメイド服。
あれを身につけながら(ファンの目線を意識しながら)、顔はスッピンというあたりがあ~ちゃんの天然っぷり。
せっかくメイド服着たんだから、メイクもそれっぽくしようよ、と誰も突っ込まない西脇家に幸あれ。
▽・w・▽
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「Perfumeは一度解散が決まった。解散の決定をしたのはアミューズである。アミューズから解散決定の旨をTJCへ伝えたところ、『すでにリリースが決まったCDもあるのに解散決定はいかがなものか』というクレームがつき、解散は取りやめになった」
これは、僕がある方から教えていただいた、2006年「コンベス」発売当時にあったとされる、Perfumeの解散危機の真相、に関する情報です。
ある方がどこからこの情報を取得したか、というと、Perfumeと直接の接触もあったある業界関係者。
Perfumeファンにとっては有力情報筋、と言える人達です。
ただ、さらにその有力情報筋の人達がどこからその情報を取得したのか、というところまでは判明していないので、資料としては伝聞のまた伝聞。
この記事を読む方にとっては、さらに伝聞となってしまいますので情報の確度からするとかなり弱いのですが、僕自身は充分にありうる話だ、と思っています。
この情報の中にある「解散決定」がいつ頃の時期か、というと「リリースが決まったCD」が「sweet」らしいので「コンベス」発売後(2006年8月)から「sweet」の発売が発表された時期(2006年12月?)の間のいつか、ということになりそうです。
ただ、決定に至る道筋、みたいなものはもっと前「コンベス」制作の時期には始まっていたのではないか、と思われます。
それがいつか、というと「エレワー」「PSPS」が制作されただろう時期。
サウンドプロデューサー中田さんから、解散の噂のあったPerfumeへ贈った惜別の歌ではないか、と言われている「PSPS」と、仮想空間世界の「終末」を歌った「エレワー」は、発売時期を考えると、ほぼ同時期に制作された、と考える事が出来る2曲です。
発売時期が一ヶ月ほどズレてはいますが、リリースのタイミングを考えるなら「エレワー」と「コンベス」の制作は同時進行だったろう、と。
Perfumeの解散フラグを補強する作品として知られている「PSPS」だけでなく、実は「三部作」の掉尾を飾る傑作「エレワー」も、もしかしたらPerfumeの当時の状況が反映された作品なのかもしれません。
Perfumeの音楽制作は、ヤマハディレクターチームの中脇さんのインタビューによって「企画・制作=アミューズ+ヤマハ」「営業・販売=TJC」という分業体制にあることが明らかになっています。
「エレワー」「PSPS」が、もし噂されているようにPerfumeの解散を示唆する「終末」と「惜別」を歌った歌ならば、それはアミューズとヤマハの制作現場チームによる「演出」である可能性が大きいと言えるのではないか、と思います。
Perfumeというユニットはいつでも現場スタッフの熱意と献身によって支えられてきました。
現在もそうです。
ただ、「事件は現場で起こっている」のかもしれませんが、現場だけで事件に関する何もかもを処理出来るわけでもありません。
2006年6月、Buzyの解散によって事実上崩壊してしまったBEE-HIVEプロジェクトは、事態の収拾を迫られていて、Perfumeの解散が一時にせよ決定した背景には、そのことが大きく影響していたのだろう、と思います。
BEE-HIVEプロジェクトの流れの中で生まれた(ぱふゅーむではなく)「Perfume」は、プロジェクトの終末という嵐に飲み込まれてしまってもおかしくない状態にありました。
メジャーデビューしたことでインディーズ時代よりもシビアなビジネス環境におかれるようになり、さらに母体となるプロジェクトが事実上うしなわれてしまったことで、採算の取れないユニットを抱える事務所としては運営管理にかかる経費を見直さざるを得なかったのではないか、と思います。
それがPerfumeの解散決定という方向へ向かったのは、当時の状況を考えればむしろ自然な流れだったのかもしれません。
しかし、その流れにPerfumeが巻き込まれることを防いだのもまたメジャーデビューしたことによる「CDのリリース」というビジネス上のスケジュール、ということが、何とも不思議に感じられます。
事務所の意向による既定路線としてのメジャーデビューという流れがまずあり、メジャーデビューが危ぶまれた時に熱意によってメジャーデビューにこぎつけた当時のマネージメントスタッフの努力があった。
結果として、Perfumeの解散を防いだのは、彼らです。
Perfumeが、事務所レーベルのインディーズユニットのままなら、簡単に解散させられていたことでしょうから。
ただ、レコード会社側からのクレームによって回避されたかに見える「解散決定」。
回避されたのは一時的なものだったのではないか、と思います。
リリースが決定していた「ファンサービス」シリーズを出した後、エコリサイクルキャンペーンへの参加が決まっていなかったら。
Perfumeは、やはり解散させられていたかもしれません ▽・w・▽
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僕はかつてBEE-HIVEという、アミューズが主催していた若手女性アーティスト養成プロジェクト、について書いたことがあって、それをきっかけにしてそのプロジェクトに参加していたそれぞれの女性アーティストに深い関心を抱くようになった。
動画で観る彼女たちは、まだ少女、あるいは子供といっていい年代であり、動画の中の時間を少し先に進めた未来(観ている僕たちにとっては過去)には、そのほとんどがプロの歌手としての表だった活動を止めてしまう。
あるグループは解散と同時に事務所からさえ全員が離れてしまい、あるグループは実際に活動を止めてからなお2年近くの間名前を残し続け、Perfumeがブレイクが始まった2007年の7月に正式に解散が発表された。
Perfumeと同時期に上京してきた地方のタレント養成スクール出身の少女たち4人の内、一人は早い時期に地元に戻り、一人は女優やモデルの道を進み、一人はロックバンドのボーカルとして活動を始め、一人はソロ歌手としての道を模索し始めていて、そのいずれもが、一枚のCDも出すことが出来ないまま、プロジェクトでの活動を終えていた。
僕はその様子を「夢が砕け散って欠片になった」という文脈で書いた。
かつて存在した夢はくだけてしまって欠片となり、かつてのキラメキだけを動画や、リリースする幸運に恵まれた者たちはCDの中に残した、と。
今、彼女たちのほぼ全員が、まだ活動を続け、続けようと戦い続けている。
そして、戦いの結果を残しつつある。
ビジネスの規模という点では大小があるし、メジャーなステージもあればごくマイナーなステージもある。
一人でスポットライトの中心に立てる者もいれば、スポットライトから外れた場所で歌い、踊る者もいる。
でも、それぞれが立つ場所は、戦い、勝ち取った居場所である、という点でまったく公正であり、公正さの下で平等である。
彼女たちの活動を、戦いを、まだその道程が半ばに過ぎないことも知らずに「夢」と書き、あまつさえその「夢」が砕けて、欠片しか残さなかった、と書いたことを僕は反省しなければいけない。
自分の尻を、フルスイングで蹴り飛ばさなければならないのだ。
反省して、お尻をさすった上で、僕はまた彼女たちの現在について、書きたい、と思う。
彼女たちが獲得すべきなのは、常に「現在」であり、過去に囚われることも、未来でさえも「現在」に比べたらさして重要ではないのだ、ということを。
ごくわずかな機会ではあるけれども、僕は彼女たちの「現在」を視ている。
その圧倒的な力量を、可能性を、磨き上げられた技術を、なお鍛え上げられようとしている実力を知っている。
二度と「遅すぎた」と、悔やまないように。
遅れて参加した者の、罪悪感や後悔や無力感にとらわれないように。
豊かな才能が、長い歳月をかけて練り上げられていく様を、見届けたい、と思う。
豊かな才能が、我々の未だ知らない領域に深く踏み込み、新しい一歩を記す様を、すでに成熟した分野の王道を歩む様を、脇道でしたたかに生き残る様を、見届けたい、と思う。
愛すべきなのは、才能であり、才能の器としての人物であり、それらが成し遂げようとする、かつてその形では存在しなかった、どこか新しい表現形式だ。
それが感じられないものに、僕は関心を抱かない。
似て非なるもの、に時間を費やすことも無い。
「才能」を見届けるには、僕の残り時間はあまりにも少ないのだから。
あと10歳。
それだけでも若かったら。
自分の年のとり方を悔やむ日が来るなんて思わなかった。
これをまだ成長と呼べるといいのだけれど ▽・w・▽
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