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富士宮焼きそば、3連チャンのハンサム日記▽・w・▽

静岡県の東部、しかも隣接する街に住んでいながら、今まで本格的な『富士宮焼きそば』ってやつを食べたことがなかった。

そこで休みの今日、実際に富士宮まで行って食べ歩きをすることに決めた。
固く心に誓った。
じっちゃんの名にかけてみた。

まあとにかく、出かけたのは、やや涼しくなってきた午後3時すぎから。

JR富士駅で身延線に乗り換える。

この時点で、軽いカルチャーギャップに遭遇する。

身延線って、駅によって車両のドアを開けられたり、開けられなかったりするんだ。

開(ひら)いたり、開(ひら)かなかったり、の間違いなんじゃないか、と思った他都道府県のみなさん、残念。

車両のドアを開けるためのボタンってやつがあるんです。

多分規模の小さな駅は無人駅になっていて、そのために先頭車両(たいていの場合2車両)の一番前で、運転手と車掌を兼ねた乗務員に直接切符を渡したり定期を見せる、という仕組みになっていて、その場合はボタンは使わない。

ちょっと大きめの駅になると、車内アナウンスで

「すべてのドアを開くことが出来ます」

と、お知らせが入る。

しかし、自動的にはドアが開かず、ドア脇に設置されている開閉ボタンを押すことでようやくドアが開いてくれるんですね。

だから、各駅の停車時間も、たとえば東海道線に比べるとびっくりするほど長く、ゆったりとしている。

ボタンシステムに気づかず、しばらく開かないドアの前で立ち尽くしたりしても、余裕を持って降りることが出来るようになっているのです。

ある意味、合理的。
実際の感想はのどかだな~、につきるんだけど。

さて、焼きそば。

出かける前にネットを使って下調べをしておいた。

富士宮焼きそば学会、の運営する公式サイトみたいなものがあるので、そこでチェック。

いくつかの店に目星をつけてから出発してきたので、早速歩いて探し始める。

身延線富士宮駅から西富士宮駅までの間は、浅間神社のための区間、といってよい町の作りになっていて、ちょうど二つの駅の真ん中くらいの場所に浅間神社がある。

西富士宮駅前から続く商店街をまず歩く。

焼きそば学会認定のような店には、オレンジ色をした幟がおいてあるらしいので、まずはそれを探す。

時刻は午後五時前。

中途半端な時間だったので、営業時間外かもしれない、という危惧を抱きつつ歩き始めると、商店街をしばらく東に歩いたわき道にオレンジ色の幟を発見した。

公式サイトにも載っていた店

『杉本』

である。

近づいていくと、店の前にはタバコを吸いながら立っている男性の姿があった。

いやな予感がしつつ確認すると、案の定営業時間は午後5時から。
どうやら男性は開店待ちをしている様子だ。

あと10分ほど待てばいいんだけど、店の雰囲気が焼きそば専門店、というよりは鉄板焼き全般を営業している店のようだ。

ある目的のため、店内に入っても焼きそばの並サイズしか頼まないつもりだったので、なんとなく気後れする。

と、店の前に看板&張り紙があった。

そこには、こちらの店が準備中だった場合はこちらの支店へどうぞ、みたいなことが書いてあって、その支店、浅間神社前の歩いて5,6分の場所にあるようだ。

焼きそばのみ、みたいなことも書いてあるから店舗も小さくて一見(いちげん)さんでも入りやすいだろう、とそちらに向かうことにした。

再び商店街の中を歩いていて、いくつか幟の立っている店を通り過ぎた。

どの店も営業中のようでもあり、でもこちらとしては午後5時前の微妙な時間への気後れがあって店内には踏み込めず、という心理状態もあってスルー。

ようやくたどり着いた神社の参道前には、富士宮名物の食べ物屋さんの出店が並ぶ一角があった。

真ん中のスペースで飲み食いが出来るよう、キャンプ場なんかで見かける木製のテーブルとベンチが置いてある。

「杉本」支店

は、そのやや奥まったスペースにあった。

商店街の道からすぐの場所にある他店の出店前には大勢のお客さんいて、肝心の『杉本』の前は無人。

スペースもごく小さく、中を覗くと、高校生くらいにさえ見える若い女性が退屈そうにうちわで自分をあおいでいた。

やばい、ハズレくさいぞこの出店。

でも、せっかくここまで来たんだし、と思って不安に震える声と膝と指を押さえつつ注文。

品目はイカ入りの一種類のみ。

大、並、小のサイズのみ、持ち帰りか食べていくかだけ選べるシステムだ。

先に会計を済ませると、出来たら呼ぶのでお名前を、と言われる。

たまたまそのときの店番の女の子が愛想の悪いタイプの子だったので、思い切り事務的、かつ流れ作業的な口調。

どの名前にしようか、と瞬間悩んで、無難にハンドルネームを教える。

24個ある名前の中で一番使う頻度の多い名前だ。

「ハンサムです。」

事務的に動きかけたボールペンの動きがほんの少しの間だけ止まり、やがて何もなかったかのように動き出してハンサム、と書き終えた。

おれの顔に視線を向けることは無かった。

出来上がった焼きそばはおいしかった。

大量のキャベツと万能ネギと、天かすとイカと麺。

トレイを渡されるレジ付近に削り節の入った缶と紅しょうがの入った箱があって、それはかけ放題の使い放題。

ここも無難に削り節少々と紅しょうが少々にして食べ終える。

そしてトレイ、割り箸をそれぞれ専用のゴミ箱に捨てたその足で、同じ区画の中にある別の店へ赴き、焼きそば並を注文する。

好きな食べ物には意地汚いおれが、なぜ最初の店で並サイズしか注文しなかったか、の答えと、負けられない戦いがここにはあったのだ。

短い、限られた時間内で食べ歩きをするつもりだったのである。

だからこその並サイズ連ちゃん。

こちらの店はおばさん、というよりやや御年を召したご婦人二人が店員さん。

一人はレジ&出来上がった焼きそばを運ぶ係りで、もう一人のご婦人は、ただただひたすら鉄板の上でキャベツと麺を炒め、混ぜ合わせ、こねくりまわしていた。

こちらも料金は先払いで、注文と精算を済ませると番号札を渡される。

出来上がるとその番号を呼びながら、店員さんが運んできてくれる。
たいていはテーブルに到着する前に客自身が取りに向かう。

すぐそばには湧水の泉、みたいなものがあって、ひしゃくでそれを紙コップにすくい入れて飲むことが出来る。

この水は、まあなんというかごく普通の水の味だったように思う。思いました。

1

焼きそばの味はこちらのソースの方がややスパイシーな香り。
『杉本』のイカの代わりに、こちらの並には薄い豚の肉片が入っている。
天かすはやや大きめサイズ。

おいしかったっす。

これで2連ちゃん。

並サイズにして正解だった。
すでに結構おなかが膨れてきた。
インターバルを置くことにして、浅間神社を参詣。

夏休み中、ということもあってか、夕方近い時間なのに、参詣客がちらほら見受けられる。

大きく赤い鳥居をいくつか潜り抜けて本殿へたどり着く。

両脇に社務所と御札などを売る場所があって、御札売り場の巫女さんは携帯で誰かとお話中。

社務所の奥からは、越天楽の響きが聴こえてきて、CDかテープでも流しているのか、と社務所の脇の壁伝いに歩くと、そこの窓から聴こえてきた。

どうやらライブだったらしい。

神社で参詣をすませた後、しばらく端を流れる川のそばの公園で座って一休み。

焼きそばで膨れたおなかがこなれるのを待ち、川べりの風を受けて和む。

こういう観光客が頻繁に訪れるような名勝の近所に住む人がうらやましい。
毎日の散歩コースの中にそれはあるのだから。

無駄に歩きつつ、眺めの良い場所に足を運ぶたびに思うことで、こんな風に眺めのよい場所巡りで毎日を過ごせたらどんなに幸せなんだろうか、と思う。

なんて妄想に十分ふけった後、今度は西富士宮駅へは戻らず、富士宮駅まで歩くことに。

当然富士宮駅前にも、焼きそばの名店はあるはず。
大体の見当もつけてある。

そして富士宮駅→と標識が出来ている場所まで歩いて、→とは反対側に登り道を進むと、予想どおり、オレンジ色の幟が見えてきた。

店まで近づくと、佇まいそのものが、いかにも焼きそばがおいしそう、といった感じの店で紺地に赤い文字の入った暖簾もいい味をだしている。

マスコミにも何度も登場している

『大坂屋』

だ。

ガラガラと引き戸を開けて入るとカウンター数席に一人が座るのがやっとくらいの小さなテーブルが三つ。

カウンター席にはお得意さんらしい労務者風の初老の男性チームが三人陣取っていて、すでに顔は赤く、ピラピラとやかましい音をさせながら小型のビンゴマシーンでビンゴゲームを続けている。

なんかよく分からないけど、店主の女性(この人も初老くらいのご婦人)も気にしていないようなので、初心者としてはスルー。

愛想の良い店主に、焼きそばを注文。

イカ入り、肉入り、を食べたので今度は卵入りの玉子そばにした。

使い込まれた鉄板の上には、先客のおばあさんたちの食べるお好み焼きが焼かれていて、その脇で焼きそばを手際よく製作。

Photo

店主、さすがに手慣れていて、コテさばきもお見事。

出来上がったのが、写真の焼きそばで、これで450円。

短時間に食べた三番目の焼きそばだったけど、美味しゅうございました。

食べ終わるとおなかはパンパンに近い。
無理をすれば後一軒くらいは食べることも出来ただろうけど、遊びに来ていて無理をすることもない。

おとなしく帰ることにして、富士宮駅へ。

味の比較は個人の好みになってしまうので書かないけど、どれも甲乙つけがたく、美味しい焼きそばでした。

まだまだ食べていない店もあるし、近いうちに、また食べ歩いてみたいと思います。
思いました。

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