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2007年7月

2007年7月31日 (火)

池上隆子論争とハンサム日記▽・w・▽

『山田太郎ものがたり』

ようやく第二話、第三話を観ました。

そして、一話目を観てから原作の漫画の方も第六巻まで読んでみて、ドラマと漫画では、元から目指すものがちがっているんだ、ということに気づきました。

ドラマの方は、貧しさに負けないで、けなげに日々を送る主人公一家の感動物語、という雰囲気ですが、原作は、貧しさをネタにしたギャグ漫画。

原作の山田一家は、貧しさをものともしないたくましいキャラクターで、彼らの発想や行動そのものが笑いに結びつくことなります。

太郎の学校のウサギ小屋から餌であるにんじんを拝借したり、赤犬を非常時用の食料として飼っていたり…

とにかく「生きる」ということに対してたくましい一家なんですね。

太郎を筆頭に、自分たちの可愛らしさや魅力も充分に自覚していて、目的を達するためには、それを利用するしたたかさも持っています。

そんな彼らの行動は、時にブラックな方向に走り出したりもして、テレビでは表現しにくいのかもしれません。

対して、ドラマの山田一家は、家族全員がピュアなキャラクターで、動物を見て、おいしそう、と感じる野性味はありません。

ドラマでは、山田一家が、ある意味普通の人格であるために、彼らの行動が笑いに結びつくこともありません。

かわりにその役割を一身に担うことになったのが、多部未華子さん扮する池上隆子という妄想キャラで、実はこの隆子のキャラをめぐってドラマ愛好者の間に論争が起こりつつあるんです。

その論争を簡単にまとめると、これじゃ、 『山田太郎ものがたり』 じゃなくて 『池上隆子ものがたり』 じゃん、といった感じでしょうか。

池上隆子、という太郎の同級生、以前にも少し書きましたが原作の中ではそれほど重要な役割ではありません。

コミックスの第一巻で登場し、かってに太郎を自分の王子様に仕立て上げ、彼と結ばれることによって玉の輿に乗ることをもくろむ、という点ではドラマと一緒。

でも、太郎が貧乏だと知った途端に太郎への想いを振り切り、他のお坊ちゃまに乗り換えてしまい、その後は、漫画の中の時間にして約一年間忘れ去られます。

ドラマの方は、時間配分を大まかに分けると、山田一家のパート、家族のために頑張る太郎のパート、そして池上隆子のパートの三つに分けられています。

一話分のエピソードの内、三分の一近くが隆子のために、というか、隆子の妄想のために費やされているんですね。

これはつまり単独キャラの出演部分として、主人公である山田太郎と同配分、ということになります。

ドラマ版池上隆子がいかに重く扱われているか、がよく分かります。

多部さん目当てでこのドラマを観ている自分のような人も多いでしょうし、実は、毎度おなじみ2ちゃんドラマスレでも、隆子批判をする人の多くが

「中の人 (その役を演じている役者のこと) は、頑張ってると思うんだけど、隆子というキャラクターはでしゃばり過ぎ」

と書き込んでいるんですね。

隆子批判、というのは、ほぼ脚本家や演出、製作者への批判と重なり、それと反比例するように、多部さんに対する評価は高いんです。

女優としての多部未華子、は評価しつつも、隆子の妄想シーンに時間を使いすぎて、原作にある太郎を中心とした面白いエピソードが犠牲になってるんじゃないか、というのが批判の核を成す部分のように感じました。

自分も多部さんがこのドラマに出演する、と知った時には、これほど前面に出てくる役とは予想もしていませんでした。

主人公に想いを寄せるも、恋がかなわないまま終わる影のうすい役柄じゃないか、と勝手に思っていました。

なんたって、ほぼドラマ初出演なんですから。

でも、実際に放映されたドラマを観ると

妄想から、現実に引き戻されたときの表情の切り替え

太郎のそばにいる時の幸せそうな表情

妄想を抑えきれずに走り出す時の切れの良さ

自宅で家族を相手に会話する場面の自然さ

と、アンチ隆子の人たちでさえ認める演技力がさっそく発揮されていて、ファンの一人としてはうれしい限りです。

太郎をほのぼのキャラのままにする限りは、そのイメージを崩す、貧乏を笑い飛ばすような無茶はさせられないでしょうから、このまま隆子の妄想 (三話の時点で太郎の貧乏はバレてしまいましたが) を突っ走らせるのも面白いかな、と思えてきました。

『山田太郎ものがたり』 でも 『池上隆子ものがたり』 でも、多部さんが出るなら見続ける価値はある▽・w・▽!

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2007年7月25日 (水)

花ざかりのイケメンハンサム日記▽・w・▽

録画しておいた

『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』

第4話を観ました。

瑞希の想いに応えようと、人知れず復活の準備を始めていた佐野の姿、思わずジーンと来ちゃいました。

さらに、中津に指差されて後ろを振り返った佐野の視線の先には、ちょこんっと映る涙ぐんだ瑞希の顔。

もう、中津も佐野も押しのけて、走っていって抱きしめたくなりますよね。

今週の堀北真希さん、ヘアメイクもなじんできて、

…………だからヅラだろ?

と、言いたくなる不自然さもなくなり、非常に可愛い女の子になってました。

男に見えない、とか野暮なことを言うのは、もうやめです。

あんだけ可愛ければ、もう、どっちでもイイっす。

シャワー後の濡れた髪のシーンが最高でした。
中津、よく我慢したな。

今週は、演出家佐藤源太さんの好みなのか、小ギャグ連発。

シャワーを浴びている瑞希の裸を見ようとして、一度は思い留まり、しかし、それが男同士なら自然で当たり前のことで、よこしまな欲望を抱いているからでは決してない、と自分を納得させようとする中津。

難波第二寮長が、関目くんに恋のアドバイスをしていると、端で聞いていた寮生全員がメモを取る中に、こりゃいい勉強になる、といった表情でペンを走らせる瑞希(女を口説くテクニックをお前が学んでどうする!)。

部屋を出る佐野を、追いかけようとする瑞希。
その瑞希をを呼び止めた中津に、2人きりだったはずの部屋の中から湧きだし、例えば佐野がこんなことしてたらどうする?、と次々と問いかけてきて、最後は尾崎の歌詞で締める、難波以下の寮生たち。

ストーリーの焦点があたっている部分の背景として、ストーリーと直接の関わりのないギャグを散りばめる、という手法、登場してくるキャストの多いこのドラマにはピッタリなんじゃないでしょうか。

オスカーとひばりのカバディには凍りつきましたけど…

さて、このドラマの原作本を第六巻まで読んでみました。
確かに原作ファンから指摘されていたように、佐野、という男の子のキャラクターはドラマの印象とは随分違いました。

原作での佐野は、1話目から瑞希が女の子だと気づいていて、男ばかりの寮で暮らす瑞希のことが心配でしょうがないんですよね(瑞希は自分の正体が佐野にばれている、とは気づいていません)。

だから、いつの間にか瑞希の保護者みたいになっていくんですけど、ドラマの方でも、今週あたりから佐野と瑞希、2人の間の絆が段々と深まっているような感じでした。

あの、ドラマ版の佐野が、誰にも話したことのないような家族間の問題まで話しをするようになったんですから、瑞希、よく頑張りました。

その瑞希を何かと支える中津も、本当にいい奴です。

今後の展開が楽しみなんですが、来週には、難波先輩の怖いおば様も登場するようですし、海でのアルバイトも始まります。

あれ?
海でのアルバイト、となると、あの事件も…?

でも、佐野は陸上部の合宿へ行って同行しないみたいだし、それじゃ、一体誰が瑞希のピンチを救うんだろう…

来週も見逃せないな~▽・w・▽

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2007年7月23日 (月)

パパとムスメのハンサム日記~4日目

ありゃりゃ、やっちゃったね、小梅ちゃん。

『パパとムスメの7日間』 の4日目は、大波乱の1日でした。

今回の御前会議での小梅の活躍?は、ほぼ原作通りの展開です。

女子高生としての視点から旧態依然のままで発売が決定しそうだったレインボードリームプロジェクトを批判し、新たな販売展開へと導いていきます。

原作では各部署の社員たちも、会議の様子を画面越しに見て奮い立ち、路線変更をしたプロジェクトチームへの協力を申し出てきたりするんですが、ドラマの方では、まだそこまでは描かれていません。

今回は、会議室内でのシーンがほとんどだったので、主演女優の中身小梅=舘ひろしの愛らしい仕草もほんのわずかだけ。

その代わりに中身パパ=新垣結衣の、両角先生との追いかけっこをはじめとする、校内での挙動不審な1日が多く描かれていました。

冒頭のシーンを見ていて、あらためて思ったんですが、新垣結衣さんってナレーションが上手ですよね。

あまり感情を込めずに淡々とパパとの入れ替わりや、その後の二人の様子を説明する感じが自然で、こういうと失礼にあたるかもしれませんけど、体の動きや顔の表情がともなう通常シーンでの台詞回しよりもよほど上手に思えます。

プロフィールを見ると、アニメの声優としてのレギュラー出演も経験しているようなので (2006年後半から2007年3月まで 『デジモンセイバーズ』 の藤枝淑乃役) 、声の演技が鍛えられたのかもしれません。

透明感のある声なのですっと耳に入り込んでくる感じです。

最近は新垣結衣さんの声を思い浮かべようしても (何のために?)、いつの間にか舘ひろしさんの女子高生しゃべりにすりかわってしまうので、今夜の放送で、やっと本物の声をしっかりとイメージ出来そうです (だから、何のために?)。

さて、部下にも格好のいいところを見せることの出来た中身小梅のパパと較べると、中身パパの小梅の学校での1日は散々なものでした。

テストでは案の定、健太先輩から貰った去年のテスト問題の科目に含まれていなかった化学で撃沈…

地理の8点、という時点であいたたたた~といった感じなのに、化学にいたっては白紙答案。

進級、マジでやばそう…。

親友りっちゃんからは、彼氏との宿泊旅行のアリバイ工作に協力するよう強制され、

「申し訳ない」

の片手拝み、というおっさんジェスチャーでも逃げ切れませんでした。

担任の両角先生からは校内中を追い掛け回されます。

「逃げるなよ~」

と言われた次の瞬間には、その場から逃走している、というお約束の繰り返しを演じる中身パパ=小梅=新垣結衣さんの可愛らしいこと!

何度か繰り返されるこの場面、ガッキーは、両角先生から、逃げるなよ~、と言われるたびに、毎回少しずつ違った表情をしつつ逃走を開始しているんですよね。

惜しむらくは、ガッキー、背が高い。

逃げる相手から、そ~っと少しずつ遠ざかり、相手が 「あ!」 と、気づいた瞬間にダッーーっと逃げ出す、という場面は、コメディーの基本的な動き。

チャップリンがこういう演技を得意としていたように、本来は小柄で動きがチョコマカとした俳優が演じた方が、より面白く見えるはずなんです。

167センチの長身にあわせて手足も長いガッキーがやると、ややバタバタした感じに見えるのが、惜しい。

逃走シーンの相手役が元々お笑いコンビを組んでいたデブキャラ田口浩正さんなので、十分に笑える場面だったんですけどね…大きなお世話でした。

閑話休題。

中身パパ=小梅はバタバタと逃げ回っても結局捕まってしまいます。
挙句の果てには

「お前、人が変わったみたいだ」

とまで怪しまれる始末。

田口浩正さん、デブのくせして案外鋭い、というキャラクターを前期の日9ドラマ 『冗談じゃない!』 に続いて好演です。

両角先生の出現 (ドラマオリジナルのキャラクター) によって、人格が入れ替わってしまっても、何とか周囲にばれずにうまくごまかしてきたパパとムスメ、最大の危機が訪れようとしているのかもしれません。

さらに川原家全体を襲う、ブラック西野のラブトラップ。

今はまだ、パパ恭一郎を想うあまりの軽い暴走、くらいですんでいる西野和香子=佐田真由美の恐ろしい本性は、まだまだこんなものじゃありません。

怖い、とか、うぜー、という風に感じる人も多いでしょうが、このブラック西野、なんとパパとムスメが、無事元通りに戻れるかどうか、の大事なキーパーソンとなるキャラクターなんです。

暖かく (無理か…) 見守ってやってください (無理だな)。

予告編を見ても次回の展開が楽しみで、待ち遠しい限りなんですが、よりによって選挙特番で一回休み、となっていまいます。

今度パパとムスメ、の2人に会えるのは月も替わった8月5日…それまで1話目から4話目までをリピートリピート▽・w・▽

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2007年7月22日 (日)

花君 イケ♂パラ ハンサム日記▽・w・▽

フジテレビ火曜9時からのドラマ

『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』

観てて楽しいですよね。

もちろん目当ては堀北真希さん、なんですが、ジャニーズ事務所の誇る演技派小栗旬くんや、実は初めて見る生田斗真くんも、特撮ヒーロー物出身のイ ケメン組(メインキャラクターでない役にも数人いるらしいです)も、テニスの王子様実写版に出演していた城田優くんも、よくこれだけのメンバーを揃えたな ~、といいたくなるイケメンキャストの花ざかり。

ただ、これまた原作を読んだことの無い、原作付きドラマなので、各キャストのはまりぶり、というのが今いち理解出来ません。

某・動画にコメントをつけられる動画サイト、では、特に佐野泉=小栗旬が原作と異なるイメージのキャラクターになっているようで、賛否両論。

男版ツンデレ、という感じらしいんですね、佐野、というキャラクターは。

でも、芦屋瑞希=堀北真希、の兄芦屋静希=岡田・セクロボよっちゃん・義徳が現れるまでは、ドラマ版佐野くんの瑞希に対する態度、冷たいを通り越してほぼシカト。

こんな奴じゃないぞ、と非難轟々でした。

そんな佐野泉=小栗旬くんに対して、概ね好意を持って迎えられているのが中津秀一=生田斗真くん。

原作では関西弁を話すキャラクターらしくて、初めの頃は、その違いに対する指摘が多く見られたものの、ストーリーが進むうちに

「中津、いい奴じゃん」

といった感じで原作ファンにも受け入れ始められているようです。
瑞希、佐野より中津とくっついちゃえ、みたいな意見も目立ってきました。

さて、肝心の主人公、芦屋瑞希役の堀北真希さん。

『ホタルノヒカリ』の「干物女」雨宮蛍=綾瀬はるかが、全ッ然「干物女」に見えない、という以上に、男の子には見えない男の子役、というお約束をスルーしてしまえば、とにかく可愛いんじゃないか、と。

今の彼女の年齢層U-19で、ボーイッシュなイメージの女優さん、というと他に思い浮かぶのは何といっても多部未華子さん。

男の子役、映画『HINOKIO』で経験済みですし。

しかも多部さんの声は中性的な感じなので、多部さん版も見てみたかったな~、という、これは余計な感想。

堀北真希さん、という人は、髪型やメイク、あるいはカメラの写すアングル等によって表情、どころか、顔の造作そのものに対する印象が大きく変わる不思議な顔をしています。

小柄で、動きは俊敏、実年齢より低く見られがちな童顔で、でもよく見れば整った顔立ちの美少年。

現実にもよくいる、こういう男の子を演じるには、適役だとは思うんですが、役作りなんでしょうか、このドラマの堀北さんは、頬がこけて見えて、そのせいでエラの張った顔の輪郭が目立ってしまっています。

髪型も時々

「…………………、ヅラ?」

と呟きたくなるような微妙な時があるし。

男の子の扮装をしているために、ある意味、女の子の姿の時よりも色気を感じる場合がある、というキャラクターでなければ成立しない役柄なんですから、あまり外見に関してはいじらない方がいいんじゃないか、という気がします。

普通に短めの髪、というだけで十分ボーイッシュに見える女優さんなんですから。

ドラマ全体の印象としては、とにかく出演者全員の、何かの壁(恥ずかしい、とか、やり過ぎかな、おれ…といった衒いや迷い)を突き抜けた弾けっぷりが楽しい、まさにパラダイス。

3話目、瑞希を妙に意識するようになってしまい、自分の性的な嗜好に疑問を抱くようになった中津が、寮のロビーに落ちていた女性物の下着にときめき、自分は女好きなんだ、と安心したあまりに、頭にかぶって

「おれは、女好き~♪」

と踊り狂う場面は、おそらくストーリー全体を通した笑いのクライマックスシーンだったんじゃないか、と思います。

かぶっただけです、じゃないってユー、ジャニーズなんだから、と全国各地でツッコミが入ったことでしょう。

今後のストーリー、佐野は瑞希が女の子だと知ってからはキャラがちがくなるんじゃないか、とか、中津、もしかして瑞希が女の子だと知ったらときめ かなくなるんじゃないか、とか、第二寮の寮長(難波南=水嶋ヒロくん)、いい声してるじゃん、とか、楽しみがいっぱいありそうです。

ハンサム▽・w・▽がおすすめする『花君~イケメン♂パラダイス』…原作が気になる…

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2007年7月20日 (金)

ホタルノヒカリとハンサム日記▽・w・▽

綾瀬はるかさん主演のドラマ

『ホタルノヒカリ』

観たんですけど…

なんか期待はずれでした。

この『ホタルノヒカリ』というドラマのテーマの一つ、でもある 『干物女』 というのは、社会的な立場でのイメージと、私生活上の実態のギャップを指して言う言葉のようなんですが、まずこのドラマ、そのギャップをあまり感じられないんですよね。

髪の毛を輪ゴムで止めてちょんまげみたいな形にしても、学生時代から愛用しているような着古したジャージを履いて、缶ビールをそのまま飲んで 「ぷは~」 と言っても、綾瀬はるかは綾瀬はるかで、可愛くしか見えない。

家にいる時にはスッピン、という設定のはずで、会社向けのメイクバッチりの顔とはギャップがあるはずなのにそれもほとんど感じない。

彼女の姿を見て『干物』のイメージを思い浮かべることって困難でした。

ホタルの私生活の印象が弱いと、その後の高野部長=藤木直人による、『干物』 ぶりの指摘、漫才でいえば突っ込みの部分が生きてこないんです。

しかも、突っ込み役の高野部長、というキャラクター自体がなんか印象が薄いし。

暮らしている部屋が汚くて、私生活がだらしない。

そんな女性のすぐそばに偶然、才能に溢れ、優雅な生活を送る男性が現れ、女性のだらしない生活や散らかった部屋の様子に厳しい突っ込みを入れる。

こんなストーリーですぐに頭に浮かぶのっておれの場合

『のだめカンタービレ』

でした。

のだめで玉木宏さん扮する千秋真一ののだめに対するツッコミ方に比べると、藤木直人さん扮する高野部長のホタルに対するツッコミは中途半端、の感を免れません。

この二つの作品、ドラマの基本的な設定には、さほど重なる部分はありません。

ヒロインのキャラクターも、けっこう違います。

私生活どころか、学生生活にも問題の多かったのだめにくらべ、雨宮蛍=綾瀬はるかは、職場ではテキパキと働く社会人です。

初めから生活能力自体が無いのだめに対して、部屋が汚いとはいえ、ホタルの方は、自分が快適だと思う生活に必要最小限なレベルでは家事をこなしているんです。

当たり前のことですけど、ちゃんと洗濯もしてますし。

でも、世間的にみたらやっぱりだらしないわけで、そこでツッコミ役が必要となってくるわけです。

だらしない生活の女( ボケ役)

に対する

その暮らしぶりに、まずは驚き、呆れ、やがてなぜか怒り出し、改善を要求する男 (ツッコミ役)

というパターンです。

この突っ込み役の人物をどう描くかって、すごく大事だと思うんです。

『のだめ~』 の方では、のだめに出会うまでに、ツッコミ役を演じる千秋のお坊ちゃまっぷりが、そして、一人暮らしをしても優雅なままの生活を営む様子が、丁寧に描かれていました。

のだめの部屋の初登場の場面が強く印象に残っているのも、千秋真一の目を通して描かれていたからで、彼がのだめの部屋を見た時に起こすパニックに、観るものの感情も引きずられているんですよね。

だからこそ、その後ののだめに対するツッコミとさえ言える過剰な世話焼き (シャンプーまでしてくれるんですから) や餌付け、が笑えてくるんですが、 『ホタルノヒカリ』 にはその部分に説得力がないように感じました。

『干物女』 としてのイメージが弱くて、しかも、高野、という人物の印象が薄いと。

30代で部長になるほど有能な人物に気づいてもらえないほど職場とのギャップが激しい部下、という設定でさえ、伝わらない、というか、面白く感じなくなってしまうんですよね。

まあ、まだ一回目で、しかも本筋となるであろう、恋愛話も始まったばかりなので、結論を出すのも早いかなーとは思うんですが。

たくさんのドラマの中には自分と合わないものもあるってことで一つ▽・w・▽)

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2007年7月19日 (木)

『青空のゆくえ』とハンサム日記▽・w・▽

DVDで映画 『青空のゆくえ』

を観ました。

多部未華子さんの出演作品を探しているうちに探し当てた映画のDVD。

主演、というわけではないのであまり期待もせずに観始めたんですが、これが面白くて。

思春期から青春時代へ成長しつつある少年少女たち (中学三年生) を描いた傑作です。

2005年9月公開の映画で、監督はこの作品の後に 『夜のピクニック』 を手がけることになる長澤雅彦さん。
脚本が山村裕二・日向朝子両氏で、原作のないオリジナル作品です。

この作品については

『海からはじまる!?』

というタイトルのブログ内の

「名シーンがいっぱい!『青空のゆくえ』」

という記事http://umikarahajimaru.at.webry.info/200603/article_10.html

が、詳しく、また愛情いっぱいに紹介してくれています。

さて、主演が多部さんではない、と書きましたが、では、誰か、というと一応ロールのトップはオスカー所属で、上戸彩さんとの共演も多かった森田彩華さん。

群像ドラマなので、主要登場人物だけでも7~8人いて、それぞれにスポットライトが当てられる構成になっていて、実際には森田さんもその中の一人、という感じ。

むしろストーリーは中山直也くん演じる高橋正樹、という男子生徒を中心にして語られていきます。

この中山くん、という若い俳優さんがいいんですよね。

中学三年生のパスケットボール部の男子チームキャプテン、という設定なんですが、背が高く、体格もガッチリしていて役柄にピッタリの雰囲気です。

彼を中心にして、

友達として接しながら実は彼のことが好きな女の子が二人
(高橋亜里沙=黒川芽以、鈴木貴子=悠城早矢)

15年間を幼馴染としてともに過ごしながら恋愛対象としては微妙な距離感のある女の子が一人 (河原春菜、これが多部未華子さんです)

帰国子女で彼以外には友人ができない女の子が一人 (市田直子=西原亜希)

彼が好きな女の子が一人 (バスケ部女子チームキャプテン速見有美=森田彩華)

が彼を取り巻きます。

こういうとモテモテのイケメンを想像する人もいるかもしれませんけど、そういうタイプでもなく、でもなんかいい感じなんですね。
もっさりとしているところとか、屈託なく誰にでも接するところとか。

ジャニーズ事務所所属のタレントさんにはいないタイプで、ジャニーズ事務所には何の含みもないんですけど、もっとこういった非・ジャニーズ系の若手俳優さんがテレビドラマなんかでも活躍してくれないかな~、と思ったりもします。

さて、多部さんはこの映画の撮影時にはリアルに中学三年生だったようです。

主人公高橋正樹の幼馴染河原春菜役。

酒屋の娘さんで、春菜が店番をしているところに正樹がやってきてサイダーを買って飲んだりして、その時にかわす会話の雰囲気が、適当で、無愛想で、でもお互いの間にはしっかりと絆が結ばれている、という感じでいいんですよね。

春菜以外の女の子たちもみんなそれぞれに個性的なキャラクターで、特に女の子ながら親友として接していて、でも実は正樹のことが好きな貴子なんかはとても潔くて可愛らしい女の子です。

それぞれの役が、それぞれの事情を抱えながら、でもとても真っ直ぐで魅力的に描かれているのが、この映画を傑作にした一番の理由なんじゃないか、と思います。

多部さん目当てで見つけたDVDが予想をはるかに超えた感動を与えてくれました。

女優さんて、いい作品との出会いが何よりも大切なんだ、とあらためて思い知った次第であります。

どういう経緯にしろ、この日記を読んでくれた人 (特に若い方)、みなさんに自信を持ってすすめられる映画 『青空のゆくえ』。

ぜひ、ご覧ください▽・w・▽ノ

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2007年7月17日 (火)

パパとムスメのハンサム日記‐3日目▽・w・▽

いや~3話目の『パパとムスメの7日間』、面白かったなー。

健太先輩に抱きつくガッキー=小梅=中身パパの姿を見てジェラシーにかられて階段を駆け下りながら、舘ひろし=パパ=中身小梅が叫ぶシーン、今回のハイライトでしたね。

その直前までは中身小梅の心の声だったのでガッキーのかわいらしい声。

でも、現実に声を出してみると舘ひろし=パパのおっさん声で

『だめ~~(軽くエコー)』

風呂上りの小梅の同級生二人に

『久しぶり~』

と、軽く上体をそらせながら胸元でチョロチョロと手を振る場面とか、今回も舘・今夜は踊ろう・ひろしさんの名演技炸裂。

あくまで、新垣結衣さん目当てで見始めたこのドラマ、今や自分自身でさえ、どちらを楽しみにしているのか分からなくなるほど、舘ひろし=中身小梅、に心を奪われつつあります。

3話目では、社員として優秀な上に性格も良い、と思われている佐田真由美=西野和香子がなぜ失敗確実のプロジェクトチームに加わることになったのか、について、段々と明らかになってきました(ここら辺、細かい描写を除けばほぼ原作どおり)。

舘ひろし=パパ=中身小梅が、ヤッシー=中島に父親を見舞いに行かせるエピソードを通して、プロジェクトチームの結束が強まったり、健太先輩が小梅に対してどんどん積極的になってきたり、と今後のストーリー展開への布石が打たれた回、という感じでした。

原作のストーリーに、うまいことオリジナルのエピソードをつなげ、毎回ごとに笑いと感動のシーンをバランス良く配置したこのドラマ、回を増すごとに面白くなってきている気がします。

原作にはない、追加されたエピソード、キャラクターというのは例えば

入れ替わりの重要アイテムとしての桃
(原作では、単純に電車事故で入れ替わる)

小梅が食事の時に飲むドリンクがバッチリ三ツ矢サイダーになっている
(これはもちろんガッキーのCMがらみアイテム。原作では、たしか普通に炭酸飲料の代表としてのコーラだったはず)

お嬢様社員(今井りか)の存在
(これは、ガッキー所属事務所のバーター枠による配役のようです)

女子高生アンケートのエピソード
(確か、なかったはず…)

中島の父親の見舞いエピソード

川原家でのプロジェクトチームの残業エピソード
(原作での小梅は、西野和香子の相談に同じ女性の立場から上手に回答したりはしますが、パパの仕事面では、子供らしい素朴な疑問を呈するほかには、あまり役にたちません…御前会議までは。)

ブラック西野とママの直接対決

などが挙げられます。

ただ、基本的なストーリーについては、ほぼ原作どおり。

むしろ、原作ではパパに対して情け容赦なく接する娘小梅が、ずいぶん素直で優しいキャラクターになっていて、その部分についてはドラマ版の方が全然いいな、と思えるくらいです。

ドラマ化、の記事を読んで小梅役が新垣結衣さん、と知った時には、CMでの元気で素直そうなイメージしかありませんでしたから、あんなに怖いムスメ役を出来るのか、ミスキャストなんじゃないか、と正直思ったものです。

でも、パパの中身の声だけの出演の時も、中身パパの小梅役の時も、素晴らしく可愛らしくて、この脚色、設定によって最大限に新垣結衣さんの魅力が描かれているんじゃないか、と今では思っています。

というか、もうおっさんメロメロです。

以前にも書きましたけど、声で惚れるタイプなもんですから、ガッキーの声がもう………(妄想中)

……は!?

あれ!?

ガッキーの声を思い浮かべたはずなのに、この声は…

ひろしの声だ……▽-w-▽

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2007年7月15日 (日)

池上隆子とハンサム日記▽・w・▽

TBSの金10ドラマ

『山田太郎ものがたり』

面白いですね。

昨夜仕事から帰ってようやく第一回目を観ました。

個人的に多部未華子さんを見るのが楽しみで録画しておいたんですが、池上隆子役、妄想キャラ爆発ではまってます。

これほど底抜けに明るい役、というのも多部さんにしては珍しくて新鮮。

またまた2ちゃん情報なんですけど、フジテレビドラマ『ライフ』主演での出演依頼を断って『山田~』隆子役を引き受けたそうで、これは所属事務所ヒラタオフィスのファインプレイでしょう。

セレブな同級生たちに混じって一人庶民役、というのも多部さんにはよく合っているような気がします。

多部さん自身には、高級官僚の娘さん、という噂(毎度おなじみ2ちゃん情報)もあるんですけど。

ところで、ドラマの話。

原作付きの作品について語る時には、原作をまるで読んだことがない、というのはおおきなハンディキャップになります。

たとえばキャスティングが原作のイメージをきちんと反映しているか、とか、どのエピソードが取り上げられ、どのエピソードがカットされたか、というのは原作を読んでいないと理解出来ないわけです。

以前『アンティーク 西洋骨董菓子店』という漫画が滝沢秀明、藤木直人主演でドラマ化され、放映されていました。

これはたまたま原作を読んでいたので、ドラマ化と聞いて驚きました。

魔性のゲイが登場する漫画だったからです。

藤木直人が演じることになっていたケーキ職人は、腕は抜群に良いのに、行く先々で彼が原因となる男性関係のトラブルを引き起こす、という設定でした。

そっち系の漫画ゆえの結構ハードなゲイのラブシーンもあったりして、この設定、エピソードをどうするつもりなんだろう、と思ったことを覚えています。

結局このドラマは、そこらの設定をぼやかしたままのストーリーにしたので、わけの分からない最終話になってしまいました。

なぜ、こんな昔のドラマの話を引っ張ってきたか、というとこの『山田~』にも、原作ではホモキャラが登場しているらしいからで、ドラマで言うと忍成修吾くん扮する杉浦圭一役がそれらしいんです。

しかも、ある意味このキャラあっての『山田太郎~』ワールドになっている、という重要なホモキャラ。

あまり生々しいエピソードはないようで、あくまでもコメディリリーフ、としてのホモキャラ設定なんでしょうけど、少なくとも多部さん扮する池上隆子よりは、よほど重要な役柄、ということのようで、そんなことも原作を読んでいないとまったく分かりませんからね。

主演の二人に関しても評価は様々。

どちらも原作のイメージとかなり違う、というのは確かなようで、だからといって、そのことがドラマとしての評価にどう結びつくか、はまた別の話。

『セクロボ』のように原作とはかなり異なった雰囲気、エピソードになっても、熱狂的な愛好者を生み出す例もあることですし。

『山田太郎ものがたり』は、今のところ主役の山田太郎、御村詫也の友情と、山田太郎に恋する池上隆子の妄想を中心に物語が進行するようです。

2ちゃん情報では、少なくとも4話までの脚本では池上隆子視点で物語が進むようなので、多部さんファンとしては毎週の放映が楽しみ。

それにしても、菊池桃子さんが高校生の母親役をやる時代になっちまったんだな~、とまったく今までの話と無関係の感慨に浸りながら、今日の日記はここまでで▽・w・▽ノ

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2007年7月14日 (土)

パパとムスメのハンサム日記▽・w・▽

ようやく観ました、TBSの日9ドラマ

『パパとムスメの7日間』

面白いじゃないですか。

このドラマの原作小説(五十嵐貴久著)、前に読んでいたんですね、しかも、このドラマの制作が発表される直前、という奇跡のようなタイミングで。

原作どおりのイメージでいくと、川原恭一郎役の舘・泣かないで・ひろしさんはかっこよすぎるし、川原小梅役の新垣・ポッキー・結衣ちゃんはやや大人っぽいかも。

さらに原作では、ムスメ小梅の父親恭一郎に対する気持ちには情け容赦がない感じです。
ドラマほど簡単に、パパありがとう、とは言わない小梅ちゃんなんです。

でも、このドラマの雰囲気は、W主演の二人のイメージをうまく使ってほのぼのとした感じが出ていて、いいですよね。

シリアスなドラマもたまにはいいですけど、基本的にはこういったほのぼのとした気持ちになるドラマを観たいもんです、テレビでは。

さて、主演の二人。

今の若い人の舘ひろしに対するイメージがどんなものなのか、ちょっと想像がつかないんですけど、昔は強面の刑事役で鳴らした俳優さんですし、さらに昔にはすさんだ感じの不良役を得意とする人でした。

だからこそ、心が女子高生と入れ替わってしまった、という設定が生きてくるんですけど、それにしても、舘ひろし、ある意味一世一代の名演技だと思います。
あのダンス姿、思い切ったもんです。

2ちゃんのドラマ版の情報によると、心が入れ替わった後の舘ひろしが、腕を背中に回して身体をひねりながら話をする仕草、というのは、新垣結衣さん自身の癖、らしくて、それを演技にうまく取り入れているんだとか。

ムスメ役の新垣結衣さん、元々可愛いうえに心が父親と入れ替わってからのおっさんくさい仕草や、まだ子供っぽい声のまま喋る男言葉が、より一層彼女を魅力的に見せています。

ドラゴン桜の時のまるで似合わないヤンキーメイクに較べると雲泥の差。

このドラマで新垣結衣さんを見る、というだけでも、毎週日曜日の楽しみが増えました。

さて、ドラマの筋書きは、原作どおりなら、心が入れ替わった二人が、大人が高校生に、高校生が大人になったことをうまく活用していくことになります。

二人が元通りに戻れるのか、という点は、ネタバレにもならないでしょうから書いてしまいますけど、無事に戻ります。

この物語は基本的にはファンタジーですので、日常から、非日常へなんらかのシフト変更が起きることをきっかけにドラマが始まり、やがてまた日常に戻ることでドラマを終えるわけです。

これは、前期のファンタジー系ドラマ『セクシーボイスアンドロボ』でもそうでしたし、『プロポーズ大作戦』でもそうでした。

『セクロボ』では、ヒロインのニコが、ロボや地蔵堂の二人組、といった非日常的な存在と出会うことでストーリが始まりました。
彼らと交流するうちに人生の色々な側面を学んだニコは少しだけ成長し、やがて彼らと別れて元の日常生活に戻ります。

『プロ大』の健もそうでした。
もろファンタジーキャラクターの妖精に導かれて過去の時間をやり直す、という非日常的体験を通して人間として成長し、現実の世界、誰にとっても現在である披露宴に戻ってきました。

日常→非日常世界への移行(もしくは非日常的体験)→その過程での成長(あるいは変化)→成長した姿(あるいは変化した姿)での日常への復帰

というファンタジーの構図は、ある意味ドラマの基本的な構成にもなるので、色々なストーリー(恋愛ドラマにしろ、ミステリーにしろ、ある意味ホラーにしても)にあてはめることが出来るきわめて優れた設定です。

さらにこの『パパとムスメの7日間』は、シチュエーションコメディでもあります。

シチュエーションコメディ、というのは、ストーリーに出てくる当事者はみんなまじめに行動しているのに、状況(シチュエーション)の方が異常なために、まじめな行動が笑えてしまう、というものです。

このドラマでいえば、1話目、ほろ酔い姿で夫、恭一郎に迫る妻、理恵子(麻生佑未)の行動は、夫婦なんですから当たり前のことなんですけど、その時にはすでに心がムスメの小梅に入れ替わっているのでおかしくなってくるわけですよね。

あと、心が恭一郎の小梅が健太先輩とデートする場面とか、同級生の女子生徒に抱きつかれて慌てる場面とか。

父親と娘の心が入れ替わる、という異常な状況に陥っているので、本人たちがまじめにやろうとすればするほど、周囲とずれていってしまう、そのおかしさ。

主演の二人がお互いの役柄を楽しみながら演じているのが伝わってくるようです。

原作とは違うイメージの舘ひろしさんも新垣結衣さんも、今ではこの二人ならでは、の『パパとムスメの7日間』と思えるようになりました。

残念ながら1話目と較べて2話目では視聴率が落ち込んでしまったそうなんですけど、この『パパとムスメの7日間』は、独り者でも家族一緒でも、もちろんカッポーでも安心して楽しめるコメディとしておすすめです▽・w・▽ノ

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2007年7月12日 (木)

YUIが頼りのハンサム日記▽・w・▽

相変わらずひまさえあれば歩き回っている。

歩く時のかけがえのない相棒i-Podには自分の好きな曲だけがぎっしりつめこんである。

最近エンドレスで聴いているアーティストがYUI。

i-Podの中に

『FROM ME TO YOU』

『CAN’T BUY MY LOVE』

2枚のアルバムの曲全部を入れ、「YUI」のプレイリストにまとめ、シャッフル&リピート、にしてず~っと聴いてる。

デビュー曲の

『feel my soul』

を聴いて、当時はMDの中に入れたりしたけど、その時には、ああ、また日本語の歌詞を洋楽っぽく歌う人が出てきたんだ、くらいの感想だった。

その後も気まぐれにMDの中にシングル曲を入れたりしていて、でも、その他大勢いるほかのアーティストの中の一人でしかなかった。

それが映画『タイヨウのうた』の主題歌

『Good-bye days』

を、聴いてまた注目するようになり

『Rolling star』

で、完全にやられた。

なんだ、最近の、売れた曲しか聴いてないんじゃん、と言われたらそのとおり。

アルバム全曲を通して聴いたのもつい最近のにわかファンです、はい。

でも、この人の歌う声が好きだ。

以前、NHKの「トップランナー」というインタビュー番組に出ていた時には、低くかすれた声でぼそぼそ、と話していた。

インタビュー自体に慣れていないのか、表情も、椅子に座っている上半身もガチガチ、いや、ガッチガチ。

でも、とにかく聞かれたことに対して懸命に答えよう、とする様子がけなげで印象に残った。

話している時のかすれた声は、聞き取りにくくすらあって、美声、とはとても言えない。

それが、歌になるとなんでこんな声になるんだろう。

歌っているときでも、この人の声はハスキーであって、美しくはない。

たとえば、夏川りみやaikoのような生まれついての歌手の声ではないし、吉田美和やMISIAのように鍛え抜かれた声とも違う。

目の前に気持ちを伝えたい相手がいて、その人だけに向けて歌っているような、心に届く声。

『Swing of lie』

『Life』

のような歌になると、耳から入ってきた声が、心さえ突き破って、身体中に散らばって痛い。

この歳で(42歳)でよかったな、と思う。
思春期あたりにこの人の歌声を聴いたら、切実過ぎて辛かっただろうから。

仕事終わりに歩いて帰るころには時間は午後の10時過ぎ。

もちろんあたりは暗くなっていて、たまに街灯や民家からの明かりが道を照らすくらいで、闇から闇を渡り歩く感じの場所もある。

田舎道で民家のすぐ近くにいきなり墓地が出現したりもして、よく考えてみれば不気味なルートも多いんだけど、好きな歌手の歌声に心を奪われながら歩いているので、恐怖心もなく、のっしのっしと歩いて家路につくことが出来る。

時間なんてあっという間に過ぎて、どれだけ歩いても、何回繰り返し曲を聴いても飽きることがない。

今は、YUIの歌声をたよりに、暗闇とぼんやりとした明かりの間を渡り歩いている。

怖いものがあるとしたら、警官の職務質問くらいだな▽・w・▽

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2007年7月11日 (水)

ドラマ『のだめ』復活とハンサム日記▽・w・▽

去年の10月から年末まで放映されたフジテレビの人気ドラマ『のだめカンタービレ』が、来年新春に二夜連続のスペシャルドラマとして復活することが発表されました!

午前中に配信されたサンケイスポーツの記事で知りました。

続編を見たかったドラマでしたが、何しろ舞台がパリに移ってしまったので難しいだろうな、と思ってなかば諦めていたのでうれしいニュースです。

主演コンビの玉木宏さん、上野樹里さんもやる気マンマンの様子。

理想を言えば、スペシャルの後、以前と同じ放送枠での放映をしてほしいところなんですけど、さすがにそれは難しそう。

でも、このスペシャルドラマの制作が決定したのも、公式HPに続編を望むファンの書き込みが絶えなかったから。

舞台がパリ、というのが大きな障害になりそうなものの、なに、千秋の師匠シュトレーゼマン役を日本人丸出しの竹中直人さんが演じて、違和感なく成立したドラマ版『のだめ』ワールドなんですから、ロケ地が都内の「なんちゃってパリ」だろうと、ファンなら気にしないはず。

アパルトマンの同居人たちだって日本人キャストにヅラでもかぶらせて…

と、勝手な妄想が膨らみます。

原作では、パリに拠点を移してからの二人の関係は、日本にいた時とくらべ、微妙に変化してします。

のだめはあまり「ぎゃぼー」とか「むきゃー」とか言わなくなってますし、ピアノに対してのだめなりに正面から向き合って、その分千秋と過ごす時間が少なくなったり、とややシリアスな展開も増えました。

そこらへんも含めて『パリ編』がどのように描かれるのか、今から楽しみです▽・w・▽ノ

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2007年7月 8日 (日)

奥の深い奥二重とハンサム日記▽・w・▽

多部未華子さん、という女優さんがいます。

1989年生まれの18歳。
現在都内の大学一年生(東女という噂がある)

『山田太郎ものがたり』

に出演が決まっているので、これから多くの人に知られることになるでしょうし、テレビCM『南アルプス天然水』では、バス停で一人ダンスの練習をしていました。

今まではどちらか、というと映画を中心に活動していた女優さんで、

『HINOKIO』(主演)
『青空のゆくえ』
『ルート225』(主演)
『夜のピクニック』(主演)
『ピクニックの準備』(夜ピクの前日談の短編映画集)
『ゴーヤちゃんぷるー』(主演)
『俺は、君のためにこそ死ににいく』
『西遊記』

が出演作。

このうち、『ルート225』と『夜ピク』『ピクの準備』をDVDで観ました。

外見でいうと、賛否両論真っ二つに分かれる顔立ちにまず惹きつけられるでしょう。

近頃なかなかお目にかかれないような奥二重。

ファンの間では

『一重じゃなくて、もんんのすごーく奥の深い奥二重』

と言われているようです(ファンの言うことか、これ)。

『山田太郎~』

の宣伝のため、情報バラエティ番組に何本か出演しているのを見ると、メイクもばっちりで目もパッチリしていてやや驚きました。

映画の中では等身大の多部さんを思わせる同世代の少女を演じることが多く、ノーメイクに近いメイクがほとんどだったので、奥二重全開で独特の表情を作り出しています。

重たげに目にかぶさる目蓋、というのもこの女優さんの魅力の一つ、だと思っていたので別の人みたいで印象が変わりました。

多部さんの魅力、もちろんかわいらしい外見もそうなんですけど、声がきれいなんですね。

やや細くて、澄んだ声。

観たDVDの中では、多部さんのモノローグでの台詞が多かったのですが、その部分で映画の世界に引きこまれてしまいます。

現在任天堂DSのゲームソフト『ゼルダの冒険』のテレビCMにも出演していて、このゲームで遊びながら時々一人言をつぶやいている声を聞かれたことのある人もいるんじゃないでしょうか。

女優の声、というのはその人の魅力を伝える大事な大事な要素。

いつも明確なメッセージを伝える蒼井優の声

舌足らずで甘えているように聞こえるのに、同時に意志の強さも感じさせる長澤まさみの声

不安を抱えながら、懸命に生きようとするかのような宮崎あおいの声

低く、こもってさえいるのに、感情がはっきりと伝わってくる上野樹里の声

すぐそばにいて話しかけてくるかのような沢尻エリカの声

と、活躍している若手女優の人たちそれぞれが、その人にしか出せない「自分だけの声」の声を持っています。

逆に、外見が魅力的でも声が残念な女優さんってのも多いんです、けっこう…名前はあげませんけど。

さて、上にあげた五人の女優さんはついこの間までU-21世代と呼ばれ将来の活躍を期待されていました。

今では将来を期待、どころか映画、テレビがこの人たちの世代を中心に(他には上戸彩、綾瀬はるかさん等)回っている印象さえあるほどの大活躍を見せています。

ある意味大物化した彼女たちの次の世代が注目されはじめていて、戸田恵梨香さん、新垣結衣さん、と並ぶ存在になりつつあるのがこの多部未華子さん。

さらに若いU-17世代に志田未来さん、大後寿々花さん、北乃きいさんらが追い上げてきている激戦区に躍りこんできました。

素人判断ながら、演技力に関しては間違いなく世代のトップをぶっちぎりよろしく、レベル。

観たことのある『ルート225』『夜のピクニック』『ピクニックの準備』は、それぞれ大のおすすめDVDです。

思春期や青春の中を生きる少女の不安や、もろさ、そして時には強さを繊細に演じる多部さんの姿をぜひご覧ください▽・w・▽ノ

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2007年7月 7日 (土)

虹の女神とハンサム日記▽・w・▽

市原隼人・上野樹里 主演

『虹の女神』

をDVDで観ました。

映画は、映像製作会社に勤め、現場で苦闘する岸田智也 (市原隼人) の携帯に、佐藤あおい (上野樹里) が飛行機事故で亡くなったことを知らせる連絡が入るところから始まります。

智也とあおいは、学生時代からの友人で、智也の就職先である映像製作会社で一緒に働いていたこともある、という関係です。

上司とともに通夜に赴き、あおいの遺族を空港まで車で送る智也の姿を描いた後、物語は智也とあおい、二人が出会う過去へ戻ります。

市原隼人演じる智也は、なんとなく落ち着きが無く、挙動不審でさえあるのについ惹きこまれてしまう不思議な魅力を持った若者です。

上野樹里演じるあおいは、映画制作サークルに所属して、将来は映画監督を目指す大学生で、気が強く、思ったことをすぐ口に出してしまうようなまっすぐな性格。
なんとなく生きることには苦労しそうなキャラクターです。

はじめはあおいの友人であるビデオショップの店員 (鈴木亜美) のストーカーとして現れた智也。

出会いとしては最悪。

でも、智也があおいの友人にはっきり振られてしまった後でもなぜか二人は会い続け、いつのまにか友人として、多くの時間をともに過ごすようになり…

この映画、市原隼人・上野樹里、という演技派若手俳優の共演に加えて、あおいの妹役として蒼井優、父親として小日向文世、上司役で佐々木蔵之助、同級生に酒井若菜と田中圭という豪華なキャスティング。

『亀は意外と速く泳ぐ』 に続く、主演上野樹里、助演蒼井優が一番の贅沢ですね。

盲目という難しい設定、そして切ない物語に、ある結末を、そして救いをもたらす重要な役柄を演じる蒼井優、今回もため息が出るほどの名演です。

そして上野樹里。
口が悪くて、智也からは女として見てもらえないくらいだったあおいが、映画を観終わるころには、いじらくて可愛くて仕方が無いくらいに見えてきます。

智也とともに、また生きているあおいに会いたい、と感じるのも、上野樹里だからこそ。

『偶然にも最悪な少年』 以来、世間の常識とは少し外れたところで生きる、そんな感じの若者を演じさせたらピカイチの市原くんも、大切な時間を共に過ごした誰かを失う辛さ、切なさをまっすぐに演じて、胸を痛くさせてくれました 。

ただいま絶賛レンタル中。
そろそろ一週間レンタルも出来る頃。
観てください、借りてください▽・w・▽

(管理者が基本的に貧しく、DVDを買う、という発想がないことを深く反省し、お詫びいたします。)

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2007年7月 5日 (木)

牛に願うハンサム▽・w・▽

7月3日に始まったフジテレビのドラマ

『牛に願いを』

ビデオに録画しておいた第一回目を観終わりました。

視聴率は10%くらいだったそうですが、面白いです。

主演グループが

玉山鉄二
小出恵介
香里奈
相武紗希
戸田恵梨香
オリラジ中田

の6人。

都会からやってきた大学生が北海道の酪農農家で農業実習を行い、そこでの経験を通じてそれぞれに何かを得る、という筋書き(+玉山くんと家族との、諍いと和解、も描かれることになりそう)……なんだと思います。

男女一人ずつに優等生タイプのキャラクターがいて(小出くんと戸田さん)、女子チームの残り二人は単位目的での参加でまったくやる気ゼロ。
中田くんはスケッチブック片手ののんびりしたタイプの学生で、そこそこやる気はある感じ。

主演グループの中でもさらに中心的な存在の玉山くんは実習先の一つでもある農場の跡取り息子。

都会の大学に進学し、専門的な勉強をして、いずれは農場を継ぐために町へ戻ってくることを期待されているんだけど、本人は酪農農家の厳しい現状に嫌気がさしていて、今回の実習も、単位を落とすと卒業が危ういために嫌々参加したほど。

第一回目では、それぞれが実習に参加する事情が説明され、実習先の町へやってきてから各農場で働き始め、ある事情のために、自分たちだけで牛の出産に立ち会う場面までが描かれます。

もちろんやる気ゼロの香里奈、相武の二人はまったく役にたたない。

優等生タイプの小出くんにしても、実習に参加することが就職活動に有利に働くんじゃないか、という計算があります。

純粋に将来的に農業を志しているのは戸田さんのみで、中田くんにも何か事情がありそうな感じです。

玉山くんは、故郷である町にいた時にはあまりパッとしない男の子だったようで、妹でさえも厳しい評価を下しているんですが、現在はバイトをしているお洒落なカフェの店長になっていて、すっかり垢抜け、かっこ良くなっていて、女性関係もなかなか派手な様子。

主演グループの関係、今は始まったばかりでまだはっきりしない感じですが、早くも相武さんが玉山くんに興味を示しています。

さらに次週予告では、香里奈さんと玉山くんのキスシーンがあるようです。
遊んでるもん同士は、勝負がはえ~よな~。

しばらくは玉山くんをめぐって香里奈×相武の構図が見られそう。

ただ、予想としては優等生の小出くんと、やる気ゼロの問題児みたいな感じでウマが合わないように見える香里奈さんが、いずれお互いに気になる相手になるんじゃないか、と。

小出ー香里奈

の本命に、対抗として

戸田ー中田
玉山ー香里奈

穴で

玉山ー戸田
相武ー中田

といった恋愛予想も出来そうです。

大好きでいとおしかった『セクロボ』も、主役二人がどうなるか、でハマった『プロ大』も終わってしまいまして、新しいドラマにはさほど期待していなかったんですが、これからの三ヶ月、また来週が待ち遠しくなるドラマになってくれるんでしょうか

『牛に願いを』

ところで、これ、略して呼んだり書いたりする時にはどうすれば…

…牛ねが?▽・w・▽?

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2007年7月 2日 (月)

蒼井優とハンサム日記▽・w・▽

以前にもその魅力について日記で書いた3人の女優

蒼井 優

上野樹里

長澤まさみ

職場近くの安いレンタルショップから、DVDをたくさん借りるようになって、それぞれの出演作品をかなり観てきた。

蒼井優が

『偶然にも最悪な少年』(助演、出演シーンはわずか)
『亀は意外と速く泳ぐ』(助演、主演は上野樹里exclamation
『花とアリス』(鈴木杏とW主演)
『ハチミツとクローバー』(主演の一人)
『変身』(助演)
『フラガール』(なぜか助演扱い、主演が松雪泰子って…)
『蟲師』(助演)

上野樹里が

『亀は意外と速く泳ぐ』(主演)
『サマータイムマシーンブルース』(主演グループの一人)
『笑う大天使』(主演)
『幸福のスイッチ』(主演)

長澤まさみが

『なごり雪』(デビュー直後の脇役)
『ロボコン』(初主演)
『世界の中心で、愛をさけぶ』(これもなぜか助演扱い…)
『深呼吸の必要』(助演)
『タッチ』(主演)
『ラフ』(主演)
『涙そうそう』(助演)

もちろん、まだまだ観ていない作品もある。

特に蒼井優は、助演として出演している作品が数多く、コアなファンの人なら必ず観ているだろう物(リリィ・シュシュ…とか、ニライカナイからの…とか)もフォロー出来ないでいる。

でも、観た作品からだけでも分かることがある。

天才なんだな、蒼井優って。

他の誰にも真似の出来ない 『何か』 を持っている人なんだけど、それを説明するのって難しい…

ただ、 『何か』 の中に間違いなく含まれるのが『身体の動きの美しさ』。

なんでも2歳からクラッシックバレエを続けているそうで (現在も継続中)、自分の身体をコントロールする術を身につけている人の動きってやっぱりだれたところがない。

『花とアリス』 『フラガール』 のダンスシーンはもちろんのこと、それ以外の、ただスッと立っているだけの、その姿が凄く綺麗で、これは同世代のほかの女優さんの中でも際立った美点になる、と思う。

あと、どんな表情をしていても、演技している、というより、本当にそういう感情になっているとしか見えない演技力とか、壊れた役柄の時の自然さ (怖い…)、とか、声が可憐、とか言葉にしてしまうとそれだけで陳腐になってしまうのが悔しい。

上に挙げた女優さんそれぞれに魅力があって、較べたりすること自体無意味で馬鹿らしいことなんだけど、蒼井優さんはまさに 『天性の女優』 という意味で頭一つ抜けた存在なんじゃないか、と思う。

『天才』 という言葉は、プロとしての努力を否定するものではなく、実績を裏付けるもの。

ただ、そこにいるだけで魅入られてしまう存在。

少ないとは思うけど、まだその魅力に触れたことの無い人にぜひ知っておいてほしい。

蒼井 優という名を持つ天才を▽・w・▽

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2007年7月 1日 (日)

セクシーボイス アンド ハンサム▽・w・▽

最後の最後まで低視聴率にあえぎながらも、熱烈な愛好者を生み出した『セクシーボイスアンドロボ』。

4月からついこの間まで、日本テレビの火曜夜10:00から放映されていたドラマです。

主役の一人、ロボ役を演じるのは、映画『デスノート』で名探偵Lを演じ、観た者に鮮烈な印象を残した松山ケンイチ。

もう一人の主役ニコを演じるのが、ハリウッド映画『SAYURI』にも出演した子役出身の若手女優(といっても、13~4歳)の大後寿々花。

ロボはロボットオタクの26歳の会社員。女好き。
だけど、もちろんもてない設定。

ニコは、自分の声を変幻自在にあやつることが出来、それだけでなく、大勢の人の中から特定の人物の声を識別出来たり、一度聞いただけの声を物まね出来る、という特殊能力の持つ中学生。

この二人がテレクラを通じて出会い、トラブルシューティング屋の「地蔵堂」を介して様々な事件を経験し、様々な人生に関わりつつ、対等な相棒としてお互いの信頼を深めていく、というのがおおまかなストーリーです。

最近の連続ドラマとしては珍しいことに、ジャニーズ事務所所属のタレントが一人も出ていません。

ですので、「あの」『デスノート』で『L』を演じてブレイクした松山ケンイチが、ドラマで初主演をし、毎回豪華ゲストと共演する、というのが対外的な売り、になっていました。

初回、そして最終回のゲストとして中村獅童、二話目が村上淳、女優としては香椎由宇や市川実日子、小林聡美+もたいまさこ+ともさかりえ、と豪華、というより渋いキャスティング。

各エピソードごとに感動があり、物語を締めくくるニコのモノローグが観ているものの心に痛く突き刺さる、大変にすぐれた脚本、演出で、自分自身にとっても忘れられないドラマ、となりました。

ただ、このドラマ、観る人を選びます。

まず、ロボを演じる松山ケンイチくんのオーバーアクトすれすれの演技(慣れればロボ以外には見えないほどの熱演なんですけど)で、好き嫌いがはっきりと別れてしまうんじゃないか、と思います。

『デスノート』の時にはあれほどシャープな役柄だったのに、このドラマの中では、映る角度によっては、なんというか、え~っとですね、ファンの人には申し訳ないんですけど、吉本興業の藤井隆そっくりに見えたりします。

ロボットオタクで、一人暮らしのアパートの中にはフィギュアがぎっしり。
服装ももっさりとしていて、それでいて女好き。

スイッチが入ると、周囲の視線も気にせずに躁状態になり、大きな声で好きなロボットキャラのキメ台詞をアクション付きで叫んだりする『ロボ』を、なぜ松ケンが、なぜ『L』が、演じなければならないのか。

この部分さえ飛び越えてしまえば、あとはもう松山くんが『ロボ』にしか見えなくなり、なんとも愛しく見えるようになるんですが、結構高いハードルになるかもしれません。

そしてニコ。

13歳で登場した彼女は、非常に冷めた視線で世の中を見る女の子でした。

自分のそういう部分が世間的には「異端」であることを理解するほどにクールなニコは、「普通」の女の子として周囲に合わせることさえ出来てしまいます。

そんなニコが、ある事件を目撃し、そのことを誰かに話したくてたまらなくてテレクラに電話をし、たまたまその電話を受けたロボと出会います。

ちなみにその時ニコは、声を大人の女性のものに変えて、ロボには姉である「カズミ」の名を名乗ります。

オタクで女好きだけど、ロリコンではない、というロボのキャラクター設定が、26歳の男と13歳の女の子のコンビを微笑ましいものにしているので、ここ、大事なとこです。

ニコ役を演じる大後寿々花さんはかわいらしくはあるけれども、決して美少女、というわけではありません。

でも、ロボと同じように、ドラマを観るにつれて、このニコという女の子がなんとも愛しくてたまらなくなるのがすごい。

周囲と摩擦を起こしたくはないゆえに、自分の中にある「純粋さ」みたいなものを覆い隠していたニコは、様々な事件を経験することで、人生の様々な側面を学びます。

時に大切なものを護るために、覆い隠していた「純粋さ」をむき出しにして叫ぶニコというキャラクターは、大後さんの演技力が無ければありえなかった、と思えるほど。

「野ブタをプロデュース」「すいか」を書いた木皿泉さん、というメイン脚本家と、番組HPのプロデューサー日記で、このドラマを「大好きでいとおしい」と公言した河野英裕プロデューサー、そして演出の佐藤東弥さんという優れた演出スタッフと、この主演二人の熱演を加えても、今期の連続ドラマの中で最下位から一番だけ上、という低視聴率だった、というのも、痛く、悲しいリアル。

いつまでも観ていたかったロボとニコのコンビは、ラストエピソードでなんと…

大きな声では言えませんけど、ニ○○コで観ることが出来ます。

強く強くお奨めします。
ぜひ、ぜひ、ぜ~ひ~ご覧ください▽・w・▽ノ

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