いや~10話目を終わってようやく結末へ向けて物語が進み始めた『プロ大』。
どうなるの?
という人は2ちゃんねるのテレビドラマ板を探して読んでみてください。
おれが読んでいた掲示板では、様々な物語の終わりが予想されていて、何しろ参加者が多いので情報量も半端ではなく、今までのストーリーはほとんどその掲示板での予想のうちのどれか一つが当たっていた。
信憑性の高い予想のニュースソースは、そのほとんどがテレビ情報誌の次回あらすじ紹介や、ロケ現場の目撃情報なので、まあ当たって当たり前。
面白いのは、それ以外の妄想に近いような予想が、ほぼそのまま現実のドラマのストーリーと重なることがある、という点だ。
何しろ、これは物語上の未来に向けての伏線か?と勘違いしてしまうような思わせぶりな台詞やエピソードがちりばめられているドラマなので、様々な予想が飛び交う。
結末予想、として面白いのが、トンデモ系といってよい筋書きで、
☆多田と礼の披露宴は、実は映画監督になっていたミキオの作品の撮影で、最終回、披露宴の最中に健が礼にプロポーズするところで「カーット」の声がかかる…
☆多田と礼の披露宴自体が、いつまでも礼に対してはっきりと気持ちを伝えない健にしかけられたドッキリで、最終回、健が礼にプロポーズするところで、明かされる…
☆実は、タイムスリップしていたのは、健だけではなかった。
多田がタイミングよく(健にとっては常に最悪のタイミングで)礼のそばにいたり、礼に気持ちを伝えられるのは、妖精の力によって過去をやり直しているから…
というのが代表的なもの。
これは、どれも反則でしょ~、と突っ込みが入るレベル。
さらには、1話目で、ウェディング姿の礼が鏡に映っていなかったから、実は礼は死んでいるんだ、とか、いや、健が死んでいて、だから妖精と話が出来るんだ、なんていう意見も出ていた。
さすがにこういった妄想に近い予想はすぐにこっぴどくレスで叩かれてしまうんだけど、この健死亡説は、来週最終回を迎える現在でも形を変えて紹介されている。
☆健は多田と礼の披露宴の直後に交通事故で死んでしまう。妖精はそれを知っているので、健が人生で後悔を残さぬよう、過去に戻してやっている…
まあ、どれも、それやっちゃ駄目でしょ~、という結末なんだけど、もちろんちゃんとした予想も行われていて…
このドラマ、すでにノベライズ本が出版されていて、当然ながら、そちらは物語が完結している。
ノベライズであるからして、ドラマの脚本に沿って物語が描かれている。
ただ、ドラマの公式サイトの中のスタッフブログによると、ドラマ版の脚本がノベライズの出版スケジュールに間に合わなかったので、9話目までは同じ内容だけど、結末は違うものになっている、ということらしい。
そのノベライズの結末、ネタバレで書いてしまうが、過去に戻ったことで成長した健の心境が変化し、多田と礼の二人の幸福を心から祝えるようになり、二人を祝福して終わる、というものらしい。
これは、このドラマにはまっている者、全員がもっとも恐れるバッドエンディング。
もしそうなったら、自分の三ヶ月は何だったんだ!?と大勢の人間が頭を抱えることになってしまう。
ただでさえ、6話目、礼が健への想いを綴った手紙を渡せずに、20歳の誕生日とともに健への想いを断ち切るエピソード以降、2ちゃんの住人が言うところの『鬱展開』が続いているのだ。
このドラマ、当たり前だけど、主人公の岩瀬健に感情移入しながら観るような構造になっていて、『健目線』で観ていると、6話目以降のエピソードは、ただ絶望感がつのるだけで辛い。
毎回、来週こそは、高校時代のような健と礼の関係が描かれるんじゃないか、と淡い希望を抱き、月曜日が来るたびにその希望が木っ端微塵に打ち砕かれて、掲示板は愚痴や不平不満で満たされる。
さらに、先週9話目の、健のプロポーズを礼が拒否して、健と別れたその足で多田のプロポーズを受けたエピソードが、掲示板にブーイングの嵐を巻き起こした。
『分かってないって何がだよ~』祭りだ。
まあ、確かに、一年半付き合った相手からのプロポーズを、これから承諾しようとデートの場所に向かう女性に、自分の気持ちを伝える前にいきなりプロポーズって、健、やっちゃったね~、あ痛たたたあ~、という感は免れないんだけど、でも。
それにしても、じゃあ、なんで泣いたの礼は?
とか、
明らかに心が揺れたはずなのに、プロポーズの返事をそんなに急いでしなくてもよかったんじゃ?
とか、何故?はて?(・・?
といった意見が続出。
ただでさえ、6話目以降の礼が何を考えているのか、は分かりにくい物語になっていたのだ(もちろん、健目線で描かれるドラマの構造上、当たり前の演出なんだけど)。
健への想いにけじめをつけて多田先生と付き合っているってことは、つまり健はただの幼馴染でしかないってことで、望み無しってことで、それなら、このドラマすでに終わってんじゃん。
まさか、ここからの逆転ってあり?と健目線の人間からも疑問は提示されているのだ。
そして、物語はどんどん多田と礼の結婚式当日に向かって進んでいて、スライド写真を反則技で一枚増やしたところでどうなるの?というところまで来てしまった。
今週は久しぶりに五人組の弾ける姿が見られて心和む場面も多かったものの、あと一回のエピソードで、心理描写に矛盾の多い、今までのストーリーの辻褄を合わせることが出来るのか、そして、ちょい役かと思いきや、ここへ来て、さすがの熱演を見せる妖精三上の正体とは何か?
まだまだ掲示板の話題はつきない深夜なのであった…
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