« 君と僕の壊れたハンサム▽・w・▽ | トップページ | 思い出せないハンサム日記▽・w・▽ »

見知らぬ猫とハンサム日記▽・w・▽

ただいま深夜も過ぎて早朝も近い午前四時。

週休二日のうち、おとといが定休日、今日一日仕事をして明日また休み、というこの夜、レンタルしてきたビデオを堪能して、さあ寝ようか、と思っていると猫の鳴き声が聞こえた。

現在親と同居している家には、猫が多数暮らしている。

昨年の今頃に、一人暮らしをしている頃からの愛猫ナアを亡くし、今は階下で親が面倒を見ている猫と時々遊んで寂しさを紛らわせているのだけれど、さっき聞こえた猫の鳴き声は、そのどの猫の声とも違う。

動物と一緒に暮らしている人は分かるだろうけど、やはりそれぞれの声、というものはあって、長い間一緒に暮らしていると、姿を見なくとも声でどの猫か、は分かるようになる。

その声がどの猫とも違う。

はて?と思って部屋のドアを開けると、パタパタ、と階段を降りる猫の尻尾が少し見えた。

あれ、やっぱり階下の猫かな、と思って一度部屋に戻り、そうだ寝る前にトイレに行くんだった、ともう一度ドアを開けると。

フェイントをかけられた形で不意をつかれたのか、明らかにハッとした表情で振り向いた猫がいる。

…誰だ、こいつ。

やはり、階下のどの猫でもなかった。

全身をうす茶色、やや長めの毛で覆われたその猫は、うちの猫ではなかった。
そういえばここ二、三日というもの、家の中がいやに猫のスプレー臭かった。

猫のスプレーとは、発情期なんかに雄猫が縄張りを主張するために匂い付けのために巻き散らかす、おしっことはまた別の分泌物で、これが滅法臭い。
避妊手術をしておかないとこれをやられて、家中に匂いが染み付いてしまう。

家の猫は雄雌いずれも避妊手術をしてあるのでおかしいな、とは思ったんだけれど、あまり気にもしないでいた。
しかし、これで犯人が分かった。

分かったのはいいんだけど、スプレー臭く感じたのは二、三日前からのこと。
とすると、この猫数日間もこの家のどこかでひそんでいたんだろうか?

二階のベランダに通じた部屋は、猫を日に当てるために部屋のドアと窓を開けたままにしていることが多い。

それでも何匹かの猫のいるこの家に忍び込もうとする猫って今までほとんどいなかったんだけど。

とすると、少しかわいそうになった。
忍び込んだ、はいいものの、ドアと窓を閉められて逃げ場を失い、見知らぬ他人の家の中でひっそりと身を潜めていたんだろう。

現在二階は三部屋あるうち、おれが使っている一部屋しか使われていない。
空いている部屋は物置代わりに使われてドアも開けっ放し。

その部屋に入れって隠れてしまえば、普段は誰も入ることの無い部屋で、しかも二階自体、夜遅くにならないと俺自身が仕事から帰ってこない無人の状態。

まあ、忍び込んだままも不可能じゃないのかも。
実際猫はそこにいるし。

というわけで、今現在見知らぬ猫がこの家の中にいる。
ベランダに通じた部屋のドアを開けっ放しにしたので、出て行くことは可能なんだけど…猫ってパニックを起こすと前後の見境をなくすほど慌てまくるから、そのドアの向こうに住み慣れた外の世界がある、とは気がつかないままかもしれない。

名づけて忍者猫の運命や如何に。

…もう一度見て来よう▽・w・▽

|

« 君と僕の壊れたハンサム▽・w・▽ | トップページ | 思い出せないハンサム日記▽・w・▽ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 君と僕の壊れたハンサム▽・w・▽ | トップページ | 思い出せないハンサム日記▽・w・▽ »