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寝起きで書いてるハンサム日記▽・w・▽

「うわぁ~ひどいね~、こんなの見たこと無いよ」

真ん中あたりから折れてめくれあがった足の親指の爪。
包帯とガーゼを取って現われた患部を見た整形外科医の第一声は、半ば笑いを含んだ呆れ声だった。

ひどい、という感想は怪我の状態のことだけではなく、めくれあがったままの爪を切り取りもしないで放置し、そのまま包帯を巻いた三島の医療センターの医師に向けられたもの。

「え~何、じゃあ、何もしてくれなかったんだ、そこの医者」

「はい、これは応急処置だから、後は近所の医者に見てもらえ、ということで」

「近所のってそこはどこの病院なの、あ~三島なんだ。応急処置って、爪くらい切ってくれればいいじゃんね~」

滅菌された鋏でジョキジョキとめくれあがった部分の爪を切り取りながらの会話。

こんなに真ん中からメキッときれいにめくれあがった爪、というのは珍しいようで、

「いや~これも珍しいよね~」

と、整形外科医は笑い、包帯とガーゼを外した瞬間、看護師は顔をそむけた。

あまりにも陽気に珍しがるので、そのうちデジカメで記念写真を1枚、とか言い出すんじゃないか、とか、その写真が学会で報告されたりして、とか、退屈しのぎに色々と考えているうちに爪は切り取られた。

その後消毒されたんだけど、その消毒液がどう見ても三島の医療センターと同じもの。
結局おれの怪我ってイソジンレベルのものなんだと、ちょっとがっかり。

見た目はともかく、爪がはがれただけなので、化膿しないようにしてあとは自然に治るのを待つだけ。
ガーゼと包帯と、包帯の巻き方を教えるからあとはご自分で、と説明を受け、一応念のため、とレントゲン写真を撮って治療は終了。
それが昨日の午前11時半ころ。

…ここからが大変だった。
イソジンレベルの怪我でも痛いことは痛いのでうまく歩けない。
病院までは親の運転する車で送ってきてもらったんだけど、診察を受けるまでに時間もかかるかもしれないので、帰してしまっていた。
病院の目の前から、定期的に市内の一部を循環するバスが出ているものの、1時間に一本。
かなり待たされるので昼飯でも食べに行こう、と歩き始めたら、まあ全っ然前に進めない。

その店、というのが翠明苑。
距離にして多分2、300メートル、その距離が何とも遠く感じられる。

昼間は病院に行くし、相変らずランチ時は暇、ということでレストランの方は夜だけの出勤にしてもらったんだけど、包帯を巻いたままでは革靴も履けないし、こんな風に足を引きずりながらでなければ歩けないんじゃ、仕事がちゃんと出来ないかもしれない。
でも、今夜は確か40名近い宴会が1件入っているはず。
ビュッフェスタイルだけど、N沢さん1人だけ、というのはキツイだろう。

なんてことを考えながらズリズリと歩いていると何とか翠明苑に到着。
今日の定食は麻婆豆腐。

まあ夜のことは夜のこと。
いざとなればゆっくりとでも料理は運べるし、痛いのは我慢すればいい。
ご飯大盛りにした定食を食べながら出勤することに決め、取り合えず1度家に戻って、夕方もう一度バスターミナルまで親に送ってもらってバスに乗ってレストランへ。

N沢さんと挨拶を交わして怪我の状態を説明し、仕事着に着替えて一応革靴を履いてみる。
包帯で膨らんだ親指を無理矢理押しこむと何とか履ける。
ただ、歩けない。
ちょうど爪のはがれた部分が靴の内部に触れてしまうのだ。
痛い。
無理かも。

どうしようか、と足元を見ると、履いて行ったサンダルが偶然にも黒。
黒ズボンに合わせて見る。
いける!

革靴に合わせて靴下の色は黒。
ズボンも黒。
サンダルも黒、なのでパッと見、分からない(かも知れない)。

…その夜、夜景の美しいレストランには、サンダル履きで、足を引きずりながらお客さんの間を華麗に動きまわるウェイターがいた、という…

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